みなさんこんにちは。LIXIL窓マイスター、東京の窓リフォーム専門店「エコマド工房」の塩田です。
本日は、元LIXIL営業所長をしていた知識と経験から、東京の窓リフォームにも関係する「散歩の時間が短くなる残暑|犬と家で快適に過ごすための工夫」について、詳しく細部まで解説をさせていただきます。
最近ではLIXILの全国大会でセミナーもさせていただいています。是非最後までご覧いただければ幸いです。
8月下旬になっても暑さが残る東京。愛犬と暮らしているご家庭では、「日中は暑くて散歩に出にくい」「朝晩を選んでも、思ったほど長く歩けない」と感じる日もあるのではないでしょうか。
散歩の時間が短くなる時期だからこそ、考えていただきたいのが犬が家の中で過ごす時間の快適性です。
もちろん、室内環境を整えるだけで散歩の代わりになるわけではありません。しかし、暑い時間帯に無理をして外へ出るのではなく、散歩の時間帯や長さを工夫しながら、家の中を過ごしやすくすることも大切です。
特に見落とされやすいのが「窓」です。冷房を使っていても窓際だけ暑い、カーテンを閉めても熱気を感じるという場合、窓から入る日射や屋外の熱の影響を受けている可能性があります。
残暑は、犬の「家で過ごす時間」が長くなりやすい季節
東京ではマンションや住宅が密集した地域も多く、夏は建物や道路が熱を持ち、夕方になっても暑さが残っていることがあります。
人の場合は靴を履いて歩きますが、犬は地面に近い位置で過ごします。そのため、散歩をする際には気温だけを見るのではなく、路面の熱さや湿度などにも配慮したいところです。
結果として、真夏から残暑の時期には散歩の時間を早朝や夜に変更したり、普段より短くしたりするご家庭もあると思います。
そこで重要になるのが、散歩以外の時間をどのような室内環境で過ごすかです。
犬がいつも休んでいる場所を一度確認してみてください。
- 大きな掃き出し窓のすぐ近くで寝ている
- 午後になると西日が入る部屋で過ごしている
- 留守番中はリビングで長時間過ごしている
- 冷房は動いているのに窓際だけ暑く感じる
- 日差しを避けるため、一日中厚いカーテンを閉めている
こうした場合は、エアコンの設定温度だけではなく、窓から入ってくる熱についても考えてみる価値があります。
冷房をつけているのに、なぜ窓際は暑いのか
夏の室内を快適にするうえで、窓は非常に重要な場所です。
窓は壁と比較して熱の影響を受けやすく、さらに方角や時間帯によっては強い日射が入ります。特に西向きの窓では、午後から夕方にかけて日差しの影響を感じることがあります。
「エアコンをつけているから室内は大丈夫」と思っていても、部屋の中央と窓際では体感が違うことがあります。
これは犬との暮らしを考えるうえでも見逃したくないポイントです。犬は床に近い場所で寝たり、窓際がお気に入りの場所になっていたりすることもあります。
私たちエコマド工房が窓断熱をご提案するときに大切にしているのは、単に「性能の高い窓にしましょう」という話ではありません。
その窓を改善することで、ご家族の毎日のどの時間が過ごしやすくなるのか。
愛犬と暮らしているご家庭であれば、「散歩に出られない暑い時間帯でも、一緒にリビングで過ごしやすい環境をつくる」ということも、窓断熱を考える一つの理由になると思います。
犬と過ごす残暑対策|まずできる5つの工夫
窓リフォームを考える前に、まずは今の住まいでできる対策があります。すべてのご家庭に工事が必要なわけではありません。
1.散歩の時間帯を工夫する
暑い日は日中を避け、比較的気温や路面温度が下がった時間帯を選ぶことが基本です。ただし、夜になっても路面に熱が残っている場合がありますので、実際の状況を確認してください。
犬種、年齢、体格、体調によって暑さへの対応は異なります。散歩時間や運動量について心配がある場合は、獣医師に相談することも大切です。
2.窓から入る直射日光を抑える
強い日差しが入る窓では、カーテン、ブラインド、シェードなどを活用する方法があります。
特に日射対策では、窓の内側だけでなく外側で日差しを遮る方法も有効です。ただしマンションの場合、外側への設備設置については管理規約や管理組合への確認が必要になることがあります。
3.愛犬が休む場所を見直す
いつものベッドやケージが窓際にある場合は、時間帯によって日差しが入っていないか確認してみてください。
午前中は快適でも、午後になると強い西日が入ることがあります。犬が自分で涼しい場所へ移動できる環境をつくることも大切です。
4.エアコンだけに頼らず室内の温度ムラを見る
エアコンの設定温度と、犬が実際に過ごしている場所の環境は同じとは限りません。
室温計などを使い、リビング中央だけでなく、窓際や愛犬が普段休んでいる場所も確認してみると、室内の温度ムラに気づきやすくなります。
5.室内でも退屈しにくい時間をつくる
散歩時間が短くなった日は、無理のない範囲で室内遊びやコミュニケーションの時間を取り入れる方法もあります。
窓断熱は散歩や運動の代わりではありません。あくまで、家で過ごす時間の環境を整える方法の一つとして考えてください。
それでも窓際が暑いなら「内窓」という選択肢
カーテンや日射対策をしても窓際の暑さが気になる場合は、窓そのものの断熱性能を見直す方法があります。
代表的な方法の一つが、既存の窓の室内側にもう一つ窓を設置する「内窓(二重窓)」です。
LIXILでは「インプラス」という内窓があります。既存窓との間に空気層ができることで、外から室内への熱の伝わりを抑えやすくなります。
窓の条件にもよりますが、内窓工事は比較的短時間で施工できることが特徴で、マンションでも検討しやすい窓断熱方法の一つです。
特に東京都内のマンションでは、既存の外窓が共用部分として扱われ、自由に交換できないケースがあります。一方、室内側に設置する内窓は採用できる場合があります。
ただし、マンションごとに管理規約が異なるため、「内窓なら確認なしで必ず工事できる」とは考えず、事前に管理規約や管理組合への確認をおすすめします。
内窓は夏だけではない|冬・防音にもメリットが期待できます
内窓のメリットは、残暑対策だけではありません。
窓の断熱性能を高めることで、冬は窓から伝わる冷気を抑えやすくなり、冷暖房効率の改善も期待できます。
さらに既存窓と内窓の二重構造になるため、条件によっては外から入ってくる騒音や、室内から外へ漏れる音の軽減にもつながります。
犬と暮らすご家庭では、車や電車など外の音に愛犬が反応するケースや、反対に鳴き声が外へどの程度聞こえているのか気になるケースもあるでしょう。
内窓は、こうした窓を経由する音への対策としても選択肢になります。
ただし、音は壁、換気口、玄関など窓以外からも伝わります。騒音の種類や建物の構造によって効果の感じ方も異なるため、「内窓を付ければ音が完全になくなる」とは言えません。
ここはメリットだけでなく、事前に知っていただきたい大切なポイントです。
内窓のデメリットも知ってから検討してください
私は窓・建材・建物断熱の分野に24年以上携わってきましたが、どの住宅にも無条件で内窓をおすすめするわけではありません。
内窓には、次のような注意点があります。
- 窓を開けるときに既存窓と内窓の2回の開閉が必要になる
- 掃除する窓面が増える
- 内窓を設置するためのスペースが必要
- 窓の形状によって施工方法の検討が必要になる
- マンションでは管理規約等の確認が必要になる場合がある
- 夏の日射対策は、窓の方角やガラス仕様も含めて考える必要がある
例えば、愛犬のために頻繁に窓を開けて庭やバルコニーへ出入りする場所では、二重の開閉を面倒に感じる可能性があります。
反対に、普段ほとんど開けず、午後の日差しや暑さが大きな悩みになっている窓であれば、内窓を検討する価値が高くなることがあります。
「内窓が良いか」ではなく、「その窓をどう使っているか」まで考えることが大切です。
全部の窓を一度に工事する必要はありません
窓断熱というと、「家中の窓を全部リフォームしなければ意味がないのでは?」と質問されることがあります。
もちろん住宅全体の断熱性能を考えれば、複数の窓を改善するメリットはあります。
しかし、ご予算や暮らし方によっては、悩みの大きい場所から優先順位をつける方法もあります。
犬と暮らしているご家庭であれば、例えば次のように考えます。
- 愛犬が日中もっとも長く過ごす部屋
- 西日や強い日差しが入りやすい窓
- 冷房を使っても窓際の暑さを感じる場所
- 外の騒音や鳴き声の音漏れも気になる窓
- 冬になると冷気や結露も気になる窓
このように整理すると、「補助金が出るから全部工事する」のではなく、暮らしの困りごとを解決するために必要な窓を選び、その負担を軽くするために補助金を使うという順番になります。
エコマド工房では、この考え方を大切にしています。
2026年の東京は窓断熱に補助制度を使える可能性があります
2026年度も、国の「先進的窓リノベ2026事業」が実施されています。対象となる高断熱窓へのリフォームでは、一定の条件を満たすことで補助を受けられる可能性があります。
国の制度では、住宅の高断熱窓への改修について1戸あたり最大100万円が補助上限とされています。ただし、実際の補助額は窓の大きさ、性能、工事方法、対象製品などによって異なります。
また東京都でも、2026年度に既存住宅の高断熱窓などへの改修を対象とする助成事業が実施されています。
さらに、お住まいの市区町村によって独自制度が用意されている場合があります。そのため東京都では、条件を満たせば国・東京都・市区町村の3制度併用を検討できるケースがあります。
条件により最大400万円+αの補助金を活用できる可能性がありますが、これはすべてのご家庭がその金額を受け取れるという意味ではありません。
制度ごとに対象住宅、対象製品、工事時期、申請方法、併用条件などが異なります。また、同じ工事費に対して自由に重複して補助を受けられるわけではありません。
補助金は「上限額」だけで判断せず、実際の工事総額、対象となる窓、補助予定額、最終的な自己負担額まで確認することが大切です。
先進的窓リノベ2026事業については、登録された窓リノベ事業者が交付申請等の手続きを行う仕組みとなっています。また、申請は予算上限に達した場合、その時点で受付終了となります。
愛犬のためだけではなく、家族みんなが過ごしやすい住まいへ
今回、犬との暮らしをテーマに窓断熱のお話をしましたが、私たちが目指しているのは「窓を売ること」そのものではありません。
エコマド工房が掲げているビジョンは、「断熱で日本を変える」です。
少し大きな言葉に聞こえるかもしれません。しかし私が考えているのは、もっと日常的な暮らしです。
残暑が厳しくて散歩の時間が短くなった日でも、愛犬とリビングでゆっくり過ごせる。夏の窓際の熱気を抑えやすくする。冬になれば窓から伝わる冷気を減らし、家族が同じ空間で過ごしやすくする。
そうした毎日の小さな快適さを積み重ねることが、窓断熱の本当の価値だと考えています。
もちろん、窓だけですべての暑さを解決できるわけではありません。日射対策、エアコン、換気、建物全体の断熱性能などを含めて考える必要があります。
だからこそ、商品を先に決めるのではなく、まず「何に困っているのか」を整理することから始めてみてください。
「犬がいつもいるリビングの西日だけ何とかしたい」
「マンションなので、そもそも内窓を付けられるかわからない」
「暑さだけでなく、外の車の音にも反応するので防音も考えたい」
こうした相談で構いません。ご自宅の窓の写真などがあれば、検討の第一歩として確認しやすくなります。
東京で内窓・窓断熱をご検討の方へ
2026年度も国の補助金制度の継続が決定しました。
補助金の申請には登録事業者との契約が必要となり、予算に達し次第終了となります。
東京都では、国・東京都・市区町村の3制度併用ができる可能性があります。条件により、最大400万円+αの補助金を活用できる可能性があります。
エコマド工房では、国・東京都・市区町村の各補助金について、お客様の負担が少なくなるよう、制度に応じた申請手続きや必要書類の作成を支援しています。
申請主体や支援内容は、自治体や制度により異なります。
これらの補助金を上手に活用し、2026年中に住まいの快適性を高めてみませんか。東京都で窓リフォームをご検討中の方は、ぜひエコマド工房へご相談ください。
ご相談は無料です。お問合せフォーム、またはLINEにてお気軽にご相談ください。
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