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2026-09-25

ペットのにおいと湿気対策|東京の快適な部屋づくり

遮熱 二重窓 補助金

みなさんこんにちは。LIXIL窓マイスター、東京の窓リフォーム専門店「エコマド工房」の塩田です。

本日は、元LIXIL営業所長をしていた知識と経験から、東京の窓リフォームにも関係する「洗濯物が乾きにくい9月|ペットのにおいと湿気がこもりにくい部屋づくり」について、詳しく細部まで解説をさせていただきます。

最近ではLIXILの全国大会でセミナーもさせていただいています。是非最後までご覧いただければ幸いです。

9月は意外と「洗濯物が乾かない」「部屋がにおう」が起こりやすい季節

9月になると、真夏のピークを越えて少しずつ過ごしやすくなってきます。一方で、東京では秋雨や台風などの影響で天候が安定せず、洗濯物を室内に干す日が増えることがあります。

そこで気になりやすいのが、「洗濯物がなかなか乾かない」「部屋干しのにおいが気になる」「ペットのにおいがいつもよりこもる」といったお悩みです。

特にマンションなど気密性の高い住宅では、窓を閉めて冷房や除湿を使っている時間も長く、湿気やにおいが室内に残っているように感じることがあります。

ただし、ここで最初にお伝えしたいのは、内窓や二重窓を設置するだけで、室内の湿気やペットのにおいがなくなるわけではないということです。

湿気やにおいへの対策では、「換気」「除湿」「空気の流れ」、そして「室内の温度環境」を分けて考える必要があります。窓の断熱リフォームは、その中でも室温を安定させやすくするための選択肢の一つです。

なぜ9月は洗濯物が乾きにくくなるの?

洗濯物の乾きやすさは、単純に「暑いか、涼しいか」だけで決まるものではありません。

大きく関係するのが、次の3つです。

  • 室内の湿度
  • 室温
  • 洗濯物の周囲を流れる空気

湿度が高い状態では、洗濯物に含まれる水分が空気中へ逃げにくくなります。また、室内干しをすると洗濯物そのものから大量の水分が室内へ放出されるため、換気や除湿が十分でなければ、さらに湿度が上がります。

「窓を閉めているから湿気が入ってくる」というよりも、料理、入浴、洗濯物、人やペットの生活など、室内でも日常的に水蒸気は発生していると考えることが大切です。

そのため、部屋干し対策では、まず湿度を把握することをおすすめします。湿度計を置いておくだけでも、感覚だけではわからなかった室内環境が見えやすくなります。

ペットのにおいが「湿気の多い日に気になる」と感じる理由

犬や猫などのペットと暮らしているご家庭では、雨の日や窓を閉め切る日が続くと、普段よりにおいが気になることがあります。

ペットのにおいには、毛や皮脂、トイレ、寝具、カーペットなど、さまざまな発生源があります。さらに、室内干しの洗濯物や濡れたタオルなどが加われば、室内には湿気も増えていきます。

ここで重要なのは、におい対策として「とにかく窓を開ければよい」と考えないことです。

東京の住宅では、交通量の多い道路沿いや住宅密集地、マンションの高層階など、窓を長時間開けにくい環境もあります。外が高湿度の日には、窓開けによってかえって湿った外気を取り込むこともあります。

そのため、ペットと暮らす部屋では、天候や外気の状態に合わせて、換気設備、エアコンの除湿機能、除湿機、サーキュレーターなどを上手に組み合わせることが現実的です。

ポイント
においの発生源を掃除すること、湿度をコントロールすること、空気を適切に入れ替えることは別々の対策です。「断熱すれば換気しなくてよい」ということではありません。

湿気対策で大切なのは「換気」と「除湿」と「断熱」

私は窓と建物の断熱に24年以上携わってきましたが、湿気や結露についてご相談を受けた際には、窓だけを見て判断しないことが大切だと考えています。

室内環境を考える際には、大きく3つの役割があります。

1.換気:室内の空気を入れ替える

換気は、室内で発生した水蒸気やにおいなどを外へ排出し、新しい空気と入れ替えるために重要です。

住宅に設置されている換気設備は、給気口を家具などでふさいでいないか、フィルターが汚れていないかなども確認してみてください。

2.除湿:空気中の水分を減らす

雨の日に洗濯物を室内干しする場合は、エアコンの除湿運転や除湿機が役立ちます。

さらにサーキュレーターや扇風機で洗濯物の周囲に空気を流すと、乾燥を助けやすくなります。洗濯物同士の間隔を空けることも基本的ですが大切なポイントです。

3.断熱:室温や窓表面の温度変化を抑えやすくする

ここで窓リフォームが関係してきます。

窓は外気の影響を受けやすい場所です。断熱性能の低い窓では、外の暑さ・寒さの影響を室内側へ伝えやすく、冷暖房を使用していても窓際と部屋の中央で温度差が生じることがあります。

内窓を設置して既存窓との間に空気層をつくることで、窓を通じた熱の出入りを抑え、室内の温熱環境を安定させる効果が期待できます。

つまり、「換気で空気を入れ替える」「除湿で水分を減らす」「断熱で室温環境を整えやすくする」という役割分担で考えるとわかりやすいでしょう。

東京のマンションと内窓は相性がよい場合があります

東京都内ではマンションにお住まいの方からも、内窓や二重窓について多くご相談があります。

マンションの場合、既存の外窓やサッシは共用部分として扱われ、個人の判断だけでは交換できないケースがあります。一方、既存窓の室内側に取り付ける内窓は専有部分側の工事として検討しやすい場合があります。

ただし、マンションごとに管理規約や工事申請のルールが異なります。内窓だから無条件で工事できるとは限りません。工事前には管理規約を確認し、必要に応じて管理組合や管理会社へ確認してください。

また、内窓には断熱以外にも、防音効果が期待できます。東京では車や電車、周囲の生活音が気になる住宅も多いため、寝室やペットと過ごす部屋などで検討される理由の一つになります。

ただし、音は窓だけでなく、換気口、壁、玄関などからも伝わります。内窓を付ければすべての音がなくなるわけではなく、騒音の種類や既存窓の状態によって体感差があります。

内窓「インプラス」で期待できる暮らしの変化

LIXILの内窓「インプラス」のような内窓は、今ある窓の室内側にもう一つ窓を設置する方法です。

既存窓と内窓の間に空気層ができることで、断熱性能の向上が期待できます。

  • 夏の窓から伝わる熱の影響を抑えやすくする
  • 冬の窓際の冷えを軽減しやすくする
  • 冷暖房効率の改善が期待できる
  • 条件によって結露の軽減が期待できる
  • 屋外から入る音や室内から漏れる音の軽減が期待できる

ペットと暮らしているご家庭で考えると、冷暖房を使用する季節に室温を安定させやすくなることは、人だけでなくペットが長時間過ごす室内環境を考えるうえでも一つのメリットになります。

また、東京のマンションでは大規模な断熱改修が難しい場合があります。そのような住宅でも、既存窓を残して室内側から施工する内窓であれば、比較的取り入れやすい選択肢です。

一般的な内窓工事は比較的短時間で施工できるケースが多く、窓数や窓の状態、下地、搬入条件などによって異なりますが、生活への影響を抑えて断熱改修を行いやすい点も特徴です。

内窓を付けても湿気対策で注意したいこと

ここは非常に大切なので、メリットだけでなく注意点もお伝えします。

内窓は除湿機でも換気設備でもありません。

そのため、内窓を設置した後も、室内で発生した湿気を適切に排出・除湿する必要があります。

特に、洗濯物を頻繁に室内干しするご家庭や、ペットと暮らしているご家庭では、次の点を確認してみてください。

  • 24時間換気などの換気設備を適切に使用しているか
  • 給気口や換気口が家具やカーテンでふさがれていないか
  • 換気設備のフィルターが汚れていないか
  • 部屋干し時に除湿機やエアコンの除湿機能を活用しているか
  • サーキュレーターなどで空気を循環させているか
  • ペットの寝具やカーペットなど、においの発生源を定期的に清掃しているか
  • 湿度計で室内環境を確認しているか

結露についても同じです。内窓によって窓表面の冷えを抑え、結露軽減につながるケースはありますが、室内の湿度が非常に高ければ結露する可能性は残ります。

「内窓を付ければ結露が必ずゼロになる」という説明は正確ではありません。室内湿度、換気状況、建物の断熱状態などを含めて考える必要があります。

ペットのいる部屋なら「どの窓から工事するか」も大切

窓リフォームというと、「せっかくなら家中の窓を全部やったほうがいいですか?」と聞かれることがあります。

もちろん住宅全体の断熱性能を考えれば、複数の窓を改善するメリットはあります。しかし、私は補助金があるからという理由だけで、必要性の低い窓まで工事する必要はないと考えています。

まずは、ご家族が何に困っているのかを整理してみてください。

たとえば、こんな優先順位です。
  • ペットが日中長く過ごすリビング
  • 室内干しをすることが多い部屋
  • 西日が強く、夕方になると暑くなる部屋
  • 冬になると窓際が冷える寝室
  • 結露の拭き取りが負担になっている窓
  • 道路や電車の音が気になる部屋

このように「商品をどこに付けるか」ではなく、「どの生活上の困りごとを改善したいか」から考えると、必要な工事が整理しやすくなります。

内窓にもデメリットはあります

内窓は有力な断熱リフォームですが、すべての方に無条件でおすすめできるわけではありません。

  • 窓を開ける際に既存窓と内窓の2回操作が必要になる
  • 掃除する窓面が増える
  • 室内側に内窓を取り付けるスペースが必要
  • 窓の形状や周辺状況によって施工方法の検討が必要
  • マンションでは管理規約等の確認が必要になる場合がある

たとえば、毎日何度もベランダへ出入りする掃き出し窓では、二重に開閉することを面倒に感じる方もいらっしゃいます。

逆に、普段ほとんど開閉しない寝室の窓で、寒さや騒音に困っている場合は、内窓のメリットを感じやすいことがあります。

こうした生活動線まで含めて考えることが、窓リフォームで後悔しにくくするポイントです。

9月は冬の結露・寒さ対策を考え始める時期でもあります

9月の湿気対策を考えていると、「まだ冬の話は早い」と思われるかもしれません。

しかし、秋から冬にかけて気温が下がると、今度は窓の冷えや結露が気になり始めます。

室内の暖かく湿った空気が冷たい窓面に触れると、条件によって結露が発生します。毎朝窓を拭くことが負担になったり、窓枠やカーテン周辺のカビが気になったりするご家庭もあります。

そのため9月は、単に「今の湿気をどうするか」だけでなく、これから迎える冬の寒さや結露まで含めて住環境を見直すタイミングとしても考えられます。

夏の暑さ、秋雨時期の湿気、冬の寒さや結露は別々の悩みに見えますが、住まいの温熱環境という視点ではつながっています。

2026年は窓断熱に補助金を活用できる可能性があります

2026年度も、国の窓断熱リフォームを支援する補助制度が実施されています。

国の「先進的窓リノベ2026事業」では、一定の性能基準を満たす登録製品を使った内窓設置などが補助対象となります。住宅の場合、申請手続きや補助金の受け取り・消費者への還元は、あらかじめ登録された窓リノベ事業者が行う仕組みです。

また東京都でも、2026年度の既存住宅における高断熱窓などを対象とした省エネ改修支援制度が実施されています。

さらに、お住まいの市区町村によって独自制度が設けられている場合があり、条件を満たせば国・東京都・市区町村の3制度併用ができる可能性があります。

条件によっては、最大400万円+αの補助金を活用できる可能性があります。ただし、これはすべての住宅や工事で受け取れる金額という意味ではありません。

対象住宅、対象製品、窓のサイズ、工事内容、各制度の併用条件などによって実際の補助額は変わります。また、同じ工事費に対して自由に重複して補助を受けられるとは限りません。

補助金は「もらうこと」が目的ではなく、本当に必要な断熱工事の負担を軽くするために利用するものだと私は考えています。

まず「どの部屋を快適にしたいのか」を決め、その工事に利用できる制度があれば適切に活用する。この順番が大切です。

東京で内窓を検討するとき、契約前に確認してほしいこと

最後に、私が窓リフォームを検討されている方に確認していただきたいポイントをまとめます。

  1. 一番困っていることは何か
    暑さ、寒さ、結露、防音など、目的によって適した窓やガラスの考え方が変わります。
  2. 内窓を設置できるスペースがあるか
    既存窓の形状や窓枠の奥行きなどによって施工条件が変わります。
  3. マンションの管理規約を確認したか
    管理組合への届出や承認が必要になる場合があります。
  4. 補助対象製品になっているか
    補助制度を利用する場合、性能要件や登録製品などの条件確認が必要です。
  5. 補助額ではなく最終的な自己負担額を確認したか
    「補助金がいくら出るか」だけではなく、総工事費と補助額を合わせて比較することが重要です。

ご自宅に当てはまるかわからない場合は、窓の写真などから確認できることもあります。わからない状態で契約を急ぐ必要はありません。

湿気もペットとの暮らしも、「窓だけ」ではなく住まい全体で考えましょう

洗濯物が乾きにくい9月。ペットと暮らすご家庭では、湿気やにおい、冷房時の室温など、いくつもの悩みが重なりやすい時期でもあります。

大切なのは、一つの商品ですべてを解決しようとしないことです。

湿気には換気と除湿。においには発生源の清掃と換気。そして暑さ・寒さや窓際の温度差には断熱。

それぞれの役割を理解して組み合わせることで、人にとってもペットにとっても過ごしやすい室内環境を目指しやすくなります。

エコマド工房が目指しているのは、単に窓を販売することではありません。「断熱で日本を変える」という考えのもと、窓の改善を通じて、ご家族が自宅で心地よく過ごせる時間を少しでも増やすことを大切にしています。

内窓が適している住宅もあれば、別の対策を先にしたほうがよい場合もあります。メリットだけでなく条件や注意点まで確認したうえで、ご自宅に合った方法を選んでいただければと思います。

東京都で窓リフォームをご検討の方へ

2026年度も国の補助金制度の継続が決定しました。
補助金の申請には登録事業者との契約が必要となり、予算に達し次第終了となります。

東京都では、国・東京都・市区町村の3制度併用ができる可能性があります。条件により、最大400万円+αの補助金を活用できる可能性があります。

エコマド工房では、国・東京都・市区町村の各補助金について、お客様の負担が少なくなるよう、制度に応じた申請手続きや必要書類の作成を支援しています。
申請主体や支援内容は、自治体や制度により異なります。

これらの補助金を上手に活用し、2026年中に住まいの快適性を高めてみませんか。東京都で窓リフォームをご検討中の方は、ぜひエコマド工房へご相談ください。

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