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2026-10-08

東京の在宅ワークで足元が寒い原因と対策

遮熱 二重窓 補助金

みなさんこんにちは。LIXIL窓マイスター、東京の窓リフォーム専門店「エコマド工房」の塩田です。

本日は、元LIXIL営業所長をしていた知識と経験から、東京の窓リフォームにも関係する「在宅ワークで足元だけ冷えるのはなぜ?デスクまわりの寒さ対策」について、詳しく細部まで解説をさせていただきます。

最近ではLIXILの全国大会でセミナーもさせていただいています。是非最後までご覧いただければ幸いです。

在宅ワークをしていて、「暖房をつけているのに足元だけ寒い」「上半身は暖かいのに、足先が冷えて仕事に集中しづらい」と感じたことはありませんか。

厚手の靴下やひざ掛け、足元ヒーターなどで対策する方法もありますが、毎日のように寒さを感じる場合は、デスクの位置や窓から伝わる冷気にも目を向けてみてください。

特に窓の近くにデスクを置いている場合、暖房の設定温度だけでは解決しにくいことがあります。今回は、在宅ワーク中に足元が冷えやすい理由と、自分でできる対策、さらに窓の断熱リフォームまで順番にご説明します。

在宅ワークで「足元だけ冷える」のはなぜ?

結論から申し上げると、在宅ワーク中の足元の冷えには複数の原因が考えられます。

  • 暖かい空気が上にたまりやすい
  • 床そのものが冷えている
  • 窓の表面温度が低くなっている
  • 窓付近で冷やされた空気が床方向へ流れている
  • デスクの位置が窓に近い
  • 部屋の空気がうまく循環していない

そのため、「足が寒い=暖房能力が足りない」とは限りません。

室温を上げるだけではなく、どこから冷えを感じているのかを確認することが大切です。

原因① 暖かい空気は上に、冷たい空気は下にたまりやすい

暖房を使用している部屋でも、天井付近と足元では温度差が生じることがあります。

エアコンで暖房していると、暖められた空気が上部に集まり、床付近には比較的冷たい空気が残ることがあります。

デスクワークでは長時間同じ場所に座っていますので、この温度差を感じやすくなります。

立って家事をしているときにはあまり気にならなかった寒さが、仕事を始めて30分、1時間と経過すると気になってくるのは、こうした環境も関係しています。

原因② 窓の近くでは冷気を感じやすい

在宅ワークの寒さ対策で、私がぜひ確認していただきたいのが「デスクと窓の位置関係」です。

冬は外気の影響を受けて窓の表面温度が低くなりやすく、室内の暖かい空気が窓付近で冷やされることがあります。

冷やされた空気は下降して床付近へ広がるため、窓のそばに座っていると、足元に冷たい空気が流れてくるように感じる場合があります。一般に「コールドドラフト」と呼ばれる現象です。

「窓を閉めているから、窓は関係ないのでは?」と思われる方もいらっしゃいますが、窓に目立った隙間がなくても、窓面で冷やされた空気によって寒さを感じることがあります。

特に大きな掃き出し窓の近くにデスクがある場合は、一度確認してみてください。

原因③ デスクの場所によって体感温度が変わることも

東京の住宅、特にマンションでは、限られたスペースの中で在宅ワーク用のデスクを設置する必要があります。

採光を確保しやすい窓際は仕事スペースとして魅力的ですが、冬場は窓からの冷えを感じやすい位置でもあります。

たとえば、同じ室温の部屋でも、窓から離れた場所と窓のすぐ横では体感が異なることがあります。

そのため、まずは「デスクを窓から少し離すと寒さが変わるか」を試してみるのがおすすめです。

これで足元の寒さが軽くなるようであれば、窓付近の冷えが影響している可能性を考えることができます。

まず試したいデスクまわりの寒さ対策

足元が寒いからといって、すぐに窓リフォームが必要とは限りません。

エコマド工房では、窓を工事すること自体ではなく、お客様とご家族が快適に暮らせることが目的だと考えています。

まずは費用をあまりかけずにできる方法から試してみましょう。

1.デスクを窓から少し離してみる

最初に試していただきたい方法です。

窓際にデスクを置いている場合は、可能であれば少し距離を取ってみてください。窓面から伝わる冷えや、窓付近で下降する冷たい空気の影響が軽減される場合があります。

2.厚手のカーテンを活用する

カーテンも窓まわりの寒さを軽減する方法の一つです。

ただし、カーテンだけで窓そのものの断熱性能が高くなるわけではありません。また、暖房器具との距離や結露、カビなどにも注意が必要です。

3.ラグや足元マットを敷く

フローリングの冷たさを直接感じている場合には、デスクの下にラグや断熱性のあるマットを敷くだけでも体感が変わることがあります。

床からの冷えが主な原因なのか、窓からの冷えなのかを見分ける意味でも試しやすい方法です。

4.サーキュレーターなどで空気を循環させる

暖かい空気が天井付近にたまっている場合は、部屋の空気を循環させることで上下の温度差を小さくできる場合があります。

エアコンの風向きも含めて、暖気が部屋全体に行き渡っているか確認してみましょう。

5.足元ヒーターなどは安全面にも注意

足元ヒーターや電気毛布などは、在宅ワークの寒さを手軽に軽減できる方法です。

一方で、使用する製品の注意事項を守り、カーテンや紙類などとの距離、低温やけど、消し忘れなどにも十分注意してください。

対策しても寒いなら「窓そのもの」の断熱を考える

デスクの配置やラグ、空気循環などを工夫しても窓際の寒さが気になる場合は、窓の断熱性能そのものを改善する方法があります。

代表的なのが内窓(二重窓)です。

内窓は、今ある窓の室内側にもう一つ窓を設置する方法です。既存窓と内窓の間に空気層ができることで、外気の影響を室内へ伝えにくくする効果が期待できます。

たとえばLIXILの「インプラス」などが代表的な内窓製品です。

窓の断熱性能を高めることで、単に室温の数字を上げるだけではなく、冬にデスクで仕事をしているときの窓際の冷えを和らげ、過ごしやすい仕事環境につながる可能性があります。

内窓には在宅ワークと相性のよいメリットも

内窓には断熱以外にも、在宅ワークと相性のよい特徴があります。

防音効果が期待できる

東京都内では、車や電車、近隣の生活音などが仕事中に気になることがあります。

既存窓に内窓を追加すると窓が二重になるため、窓から出入りする音を軽減する効果が期待できます。

オンライン会議が多い方や、静かな環境で集中したい方には検討する価値があります。

ただし、音は窓だけでなく、壁、換気口、玄関などからも伝わります。騒音の種類や建物条件によって体感も異なるため、内窓だけですべての音がなくなるわけではありません。

結露の軽減が期待できる

冬の窓で悩みやすいのが結露です。

内窓によって室内側の窓表面が冷えにくくなることで、結露の軽減が期待できます。

ただし、結露は室内の湿度や換気、建物の断熱状態、生活習慣なども関係します。「内窓を付ければ必ず結露がゼロになる」とは言えません。

冷暖房効率の改善が期待できる

窓の断熱性能を高めることは、冬だけでなく夏の暑さ対策にもつながります。

冷暖房した室内の熱が窓を通じて出入りする影響を抑えることで、冷暖房効率の改善が期待できます。結果として省エネやCO₂排出量の削減につながる可能性もあります。

ただし、実際の光熱費削減額は住宅の広さ、窓の大きさや方位、断熱性能、冷暖房設備、設定温度、生活時間などによって変わります。

内窓にもデメリットがあります

メリットだけを見て工事を決めるのはおすすめしません。

内窓を設置すると、主に次のような点には注意が必要です。

  • 窓を開けるときに2回開閉する必要がある
  • 掃除する窓が増える
  • 窓枠に一定の設置スペースが必要になる
  • 窓の形状や周辺条件によっては設置方法の検討が必要になる
  • 家具やデスクの配置に影響する場合がある

在宅ワーク用のデスクが窓ぎりぎりまで置かれている場合は、内窓を開閉するスペースについても確認が必要です。

無理にすべての窓へ設置するのではなく、「一日の多くを過ごす仕事部屋」「特に寒さを感じる窓」から優先するという考え方もあります。

東京のマンションでも内窓は設置できる?

東京都ではマンションにお住まいの方からも、内窓について多くご相談いただきます。

マンションの既存サッシは共用部分として扱われることが一般的で、自由に交換できない場合があります。

一方、室内側へ設置する内窓は検討しやすい方法ですが、マンションによって管理規約や申請手続きが異なります。

そのため、「内窓だから何も確認せず工事してよい」と判断せず、事前に管理規約や管理組合への確認が必要かを確認してください。

窓の形状、窓枠の奥行き、カーテンとの干渉なども現地で確認することが大切です。

2026年は窓断熱に国の補助制度があります

2026年度も、既存住宅の窓断熱リフォームを対象とした国の「先進的窓リノベ2026事業」が実施されています。

内窓設置も対象工事の一つで、対象製品の性能やサイズ、住宅の建て方などによって補助額が決まります。住宅については、1戸あたり100万円が補助上限です。

ただし、補助金を利用すること自体が窓リフォームの目的ではありません。

まず「在宅ワーク中の足元の寒さを改善したい」「寝室の結露も気になる」など、現在の暮らしの悩みを整理し、その解決に必要な工事が補助対象になるのであれば、制度を上手に活用する。この順番が大切だと私は考えています。

また、国の制度では登録された窓リノベ事業者との工事請負契約などの要件があり、予算上限に達すると受付が終了します。補助対象となるかどうかは、製品や工事内容などを含めた個別確認が必要です。

東京都では複数の補助制度を併用できる可能性も

東京都で窓断熱リフォームを検討するときは、国の制度だけでなく、東京都やお住まいの市区町村の制度も確認することが重要です。

条件を満たせば、国・東京都・市区町村の3制度併用ができる可能性があります。

制度や工事内容などの条件によっては、最大400万円+αの補助金を活用できる可能性があります。

ただし、すべての住宅でこの金額を受け取れるという意味ではありません。対象住宅、対象製品、工事内容、申請時期、各制度の併用条件などによって補助額は変わります。

「補助金がいくら出るか」だけでなく、工事総額から補助額を差し引いた最終的な自己負担額で比較することが大切です。

在宅ワークの寒さ対策は「原因を見つける」ことから

私は窓・建材・建物断熱の分野に24年以上携わってきましたが、寒さのお悩みに対して、すべての方に同じ工事が必要だとは考えていません。

足元の寒さが床から来ているのであれば、まず床側の対策を考えるべきです。暖気が天井にたまっているなら、空気循環を改善する方法があります。

一方、窓際へ移動すると明らかに寒い、大きな窓の前だけ冷気を感じる、毎年冬になると窓際で仕事をするのがつらいという場合は、窓の断熱を検討する価値があります。

大切なのは商品を先に決めることではなく、「なぜ寒いのか」「どの場所を改善すると毎日の仕事が快適になるのか」を考えることです。

窓断熱で目指したいのは、性能値の高い窓を取り付けることだけではありません。

冬の朝に仕事を始めたとき、足元の冷えを気にする時間が減る。暖房を強くしすぎずに仕事がしやすくなる。オンライン会議や資料作成に落ち着いて集中できる。

そうした日常の小さな変化こそ、住まいの断熱を考える意味だと思っています。

まとめ|東京の在宅ワークを快適にするなら窓際も確認しましょう

在宅ワークで足元だけ冷える場合は、暖房の設定温度を上げる前に、デスクの位置、床の冷たさ、空気の循環、そして窓際の冷えを確認してみてください。

デスクを移動する、ラグを敷く、カーテンを見直す、空気を循環させるといった方法で改善できることもあります。

それでも窓際の冷えが強い場合には、内窓(二重窓)などによる窓断熱が選択肢になります。断熱だけでなく、結露軽減、防音、省エネなどの効果も期待できるため、在宅時間の長いご家庭では暮らし全体の快適性を考えるきっかけにもなります。

2026年度も国の補助金制度の継続が決定しました。
補助金の申請には登録事業者との契約が必要となり、予算に達し次第終了となります。

東京都では、国・東京都・市区町村の3制度併用ができる可能性があります。条件により、最大400万円+αの補助金を活用できる可能性があります。

エコマド工房では、国・東京都・市区町村の各補助金について、お客様の負担が少なくなるよう、制度に応じた申請手続きや必要書類の作成を支援しています。
申請主体や支援内容は、自治体や制度により異なります。

これらの補助金を上手に活用し、2026年中に住まいの快適性を高めてみませんか。東京都で窓リフォームをご検討中の方は、ぜひエコマド工房へご相談ください。

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