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2026-10-20

東京の脱衣所が寒い!子どものためにできる断熱対策

遮熱 二重窓 補助金

みなさんこんにちは。LIXIL窓マイスター、東京の窓リフォーム専門店「エコマド工房」の塩田です。

本日は、元LIXIL営業所長をしていた知識と経験から、東京の窓リフォームで考えたい「お風呂上がりに子どもが寒がる脱衣所を、暖かくするための対策」について、詳しく細部まで解説をさせていただきます。

最近ではLIXILの全国大会でセミナーもさせていただいています。是非最後までご覧いただければ幸いです。

「お風呂から出た瞬間、子どもが寒いと言って急いで服を着る」「せっかくお風呂で温まったのに、脱衣所に出ると一気に身体が冷える」。東京都のお客様から窓断熱のご相談を受けていると、冬の脱衣所について、このようなお悩みを伺うことがあります。

特に小さなお子さんがいるご家庭では、親御さん自身の着替えだけでなく、身体を拭いたり、保湿をしたり、パジャマを着せたりと、お風呂上がりに脱衣所で過ごす時間が長くなりがちです。

結論から申し上げると、脱衣所の寒さ対策は「暖房器具で暖める」だけではなく、「暖めた熱を逃がしにくくする」ことまで一緒に考えるのがおすすめです。

なぜ、お風呂上がりの脱衣所はこんなに寒く感じる?

まず考えていただきたいのが、浴室と脱衣所の温度差です。

入浴中は温かいお湯や浴室内の暖かい空気に囲まれています。その状態から暖房されていない脱衣所へ移動すれば、当然ながら寒さを強く感じやすくなります。

しかも、お風呂上がりは身体が濡れています。濡れた皮膚から水分が蒸発するときには熱が奪われるため、同じ室温でも、服を着ているとき以上に寒く感じることがあります。

さらに脱衣所は、住宅の中でもリビングのように常時暖房することが少なく、北側に配置されていたり、小さな窓が設置されていたりすることもあります。

つまり、脱衣所の寒さには、次のような要因が重なっている可能性があります。

  • 普段は暖房を使用していない
  • 浴室との温度差が大きい
  • 窓から冷気を感じる
  • 窓や壁などから室内の熱が逃げる
  • 廊下など暖房していない空間とつながっている
  • 換気によって冷たい外気が入りやすい

そのため、単純に「暖房器具を一台置けば解決」と考えるより、自宅の脱衣所がなぜ寒いのかを整理してから対策することが大切です。

対策① 入浴前から脱衣所を暖めておく

最も取り組みやすい方法の一つが、入浴前に脱衣所を暖めておくことです。

脱衣所対応の暖房設備などを適切に使用し、入浴前から室温を上げておけば、お風呂から出た瞬間の寒さを軽減しやすくなります。

ここで大切なのは、お風呂から出てから暖房をつけるのではなく、事前に暖めておくという考え方です。

ただし、小さなお子さんがいるご家庭では、暖房器具の種類や設置場所に十分注意してください。やけどや転倒などのリスクがないよう、製品の取扱説明書に従い、安全性を優先して選ぶ必要があります。

対策② 脱衣所の「窓」を確認する

窓の専門店として、私がぜひ確認していただきたいのが脱衣所の窓です。

暖房を使っているのに脱衣所がなかなか暖まらない、暖房を止めるとすぐ寒くなるという場合、窓の断熱性能が一つの原因になっている可能性があります。

特に古いアルミサッシや一枚ガラスの窓では、冬になると窓の表面温度が下がりやすく、窓の近くに立ったときに冷たさを感じることがあります。

暖房は「熱をつくる対策」です。一方、窓断熱は「つくった熱を逃がしにくくする対策」と考えると分かりやすいと思います。

脱衣所を暖かくしたいのであれば、この2つを分けて考えるのではなく、組み合わせて考えることがポイントです。

対策③ 内窓・二重窓で脱衣所の断熱性を高める

既存の窓を残したまま室内側にもう一つ窓を設置する方法が、内窓(二重窓)です。

例えばLIXILの「インプラス」などが代表的です。

既存窓と新しく取り付けた内窓との間に空気層ができるため、外の冷気の影響を室内へ伝わりにくくし、室内の暖かさを外へ逃がしにくくする効果が期待できます。

脱衣所のような比較的小さな空間では、窓際の冷たさが気になるケースもあります。そのため、暖房と窓断熱を組み合わせることで、より快適な環境を目指せます。

また内窓には、断熱以外にも次のようなメリットが期待できます。

  • 結露の軽減が期待できる
  • 屋外から入ってくる騒音の軽減が期待できる
  • 冷暖房効率の改善による省エネにつながる可能性がある
  • 窓が二重になることで、防犯面で侵入への抑止効果も期待できる

施工条件によりますが、内窓は比較的短時間で設置しやすく、窓リフォームでは1時間から半日程度で工事できるケースもあります。

大規模なリフォームが難しいご家庭でも検討しやすいことは、内窓の大きな特徴です。

内窓を付ければ、脱衣所の寒さはすべて解決する?

ここは専門店として、正直にお伝えしたいところです。

内窓を設置すれば、必ず脱衣所が暖かくなると断定することはできません。

なぜなら、部屋の寒さは窓だけで決まるものではないからです。

例えば、壁・床・天井の断熱性能、換気設備、ドアのすき間、部屋の位置などによっても室温は変わります。そもそも暖房設備がなければ、内窓自体が熱を生み出してくれるわけではありません。

内窓はあくまで、外からの冷気の影響を抑えたり、室内で暖めた熱を逃がしにくくしたりするための対策です。

ですから私は、「暖房」と「断熱」をセットで考えることをおすすめしています。

内窓にもデメリット・注意点があります

メリットだけを見て工事を決めるのではなく、デメリットも理解しておきましょう。

  • 窓を開けるときに2回開閉する必要がある
  • 掃除する窓が増える
  • 内窓を設置するためのスペースが必要
  • 窓の形状や周辺設備によっては、そのまま取り付けられない場合がある
  • 換気や湿度などの条件によっては、結露が完全になくなるとは限らない

特に脱衣所では、窓の近くに洗面台、収納、タオル掛けなどがあるケースも多いため、実際に内窓を設置できるスペースがあるか確認が必要です。

「補助金が使えるから、とりあえず付ける」のではなく、生活動線や使い勝手まで含めて判断することが大切です。

マンションの脱衣所でも内窓は設置できる?

東京都ではマンションにお住まいの方も多いため、「マンションでも内窓を付けられますか?」というご質問をよくいただきます。

マンションの既存サッシや窓ガラスは、一般的に共用部分として扱われることが多く、個人の判断だけで交換できない場合があります。

一方、室内側に取り付ける内窓は、既存の外窓を撤去せずに施工できるため、マンションでも検討しやすい窓断熱方法の一つです。

ただし、マンションによって管理規約は異なります。工事前には必ず管理規約を確認し、必要に応じて管理組合への申請・確認を行ってください。

「内窓だから絶対に申請不要」と決めつけないことが、マンションリフォームでは大切です。

脱衣所だけ?浴室やリビングも?窓リフォームの優先順位

窓断熱のご相談では、「家中の窓を全部やった方がいいですか?」と聞かれることがあります。

もちろん住宅全体の断熱性を考えれば、複数の窓を改善するメリットはあります。しかし、私は無理にすべての窓を工事する必要はないと考えています。

例えば今回のように、「子どもがお風呂上がりに寒がる」ことが一番の悩みであれば、まず脱衣所や浴室周辺を確認する。その次に、家族が長い時間を過ごすリビングや寝室、子ども部屋を考える。

このように、「どの窓が一番困っているか」ではなく、「家族がどの時間、どの場所で困っているか」から優先順位を決める方法があります。

窓を売ることが目的ではありません。窓を改善した結果、お風呂上がりに慌てて子どもへ服を着せる時間が少し楽になる。家族が冬の家の中で快適に過ごせる時間が増える。私は、そこに断熱リフォームの価値があると考えています。

東京都は2026年度の窓断熱補助金も要チェック

東京都で内窓・二重窓などの断熱リフォームを検討する場合、2026年度の補助制度も確認しておきたいところです。

国では「先進的窓リノベ2026事業」が実施されており、既存住宅の内窓設置、外窓交換、ガラス交換など、要件を満たす窓の断熱改修が補助対象となります。住宅の場合、国の制度は1戸あたり100万円が補助上限です。

東京都でも2026年度、既存住宅の高断熱窓などを対象とした省エネ改修の助成制度が実施されています。高断熱窓・高断熱ドアについては通常の上限が1住戸あたり200万円で、対象となる防犯にも資する高断熱窓を改修する場合には1住戸あたり300万円の上限が設定されています。

さらに、お住まいの市区町村によって独自制度が用意されている場合もあるため、東京都では条件を満たせば国・東京都・市区町村の3制度併用を検討できる可能性があります。

条件によっては最大400万円+αの補助金を活用できる可能性がありますが、これはすべての住宅・工事で受け取れる金額ではありません。

対象製品、住宅の種類、工事内容、申請時期、自治体、制度間の併用条件などによって実際の補助額は変わります。また、同じ工事費に対して自由に重複して補助を受けられるという意味でもありません。

補助金は工事をする目的ではなく、家族に必要な断熱工事の負担を軽くするための手段です。

まず「どこが寒くて困っているのか」を整理し、その対策として必要な工事を考え、その工事に利用できる補助制度を確認する。この順番をおすすめします。

脱衣所の寒さ対策で、私が確認してほしい5つのポイント

お風呂上がりの寒さで困っている方は、まず次の5点を確認してみてください。

  1. 脱衣所に暖房設備があるか
  2. 窓の近くで特に冷たさを感じないか
  3. 現在の窓が一枚ガラスや古いアルミサッシではないか
  4. 内窓を設置できるスペースがあるか
  5. 脱衣所だけでなく、浴室や廊下との温度差も大きくないか

窓の近くで特に寒さを感じるのであれば、窓断熱を検討する価値があります。一方、窓以外からの冷え込みが大きい住宅では、内窓だけでは十分でない場合もあります。

代表の塩田は、窓・建材・建物断熱の分野に24年以上携わってきました。その経験は、商品を多く売るためではなく、「この家では何を優先すればよいのか」を判断し、お客様がリフォームで失敗する可能性を減らすために使うものだと考えています。

まとめ|子どもがお風呂上がりに寒がるなら「暖房+断熱」で考えましょう

脱衣所の寒さ対策では、暖房器具を設置することも大切ですが、同時に暖めた熱を逃がしにくい環境をつくることも重要です。

特に窓の近くから冷気を感じる場合は、内窓・二重窓による断熱リフォームが有力な選択肢になります。

ただし、住宅によって寒さの原因は異なります。内窓だけですべてを解決しようとせず、暖房、窓、壁や床、換気、部屋の位置などを確認しながら、ご家庭に合った方法を選びましょう。

2026年度も国の補助金制度の継続が決定しました。
補助金の申請には登録事業者との契約が必要となり、予算に達し次第終了となります。

東京都では、国・東京都・市区町村の3制度併用ができる可能性があります。条件により、最大400万円+αの補助金を活用できる可能性があります。

エコマド工房では、国・東京都・市区町村の各補助金について、お客様の負担が少なくなるよう、制度に応じた申請手続きや必要書類の作成を支援しています。
申請主体や支援内容は、自治体や制度により異なります。

これらの補助金を上手に活用し、2026年中に住まいの快適性を高めてみませんか。東京都で窓リフォームをご検討中の方は、ぜひエコマド工房へご相談ください。

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