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2026-10-02

東京のマンションの大規模修繕と内窓の関係を整理して解説する

東京のマンションの大規模修繕と内窓の関係を整理して解説する

マンションでは数年から十数年に一度、大規模修繕が行われます。この時期が近づくと、「内窓の工事は大規模修繕と関係があるのか」「先に内窓を入れてよいのか」というご相談をいただくことがあります。この記事では、大規模修繕と内窓の関係を整理します。

株式会社エコマド工房(窓と建物の断熱に特化したリフォーム専門店)

公開日:2026年10月2日/最終更新日:2026年10月2日(本記事は2026年10月時点の情報です)
読了時間:約9分

大規模修繕と内窓は、そもそも関係がありますか?

直接の関係はありません。大規模修繕は建物の共用部分(外壁・屋上・共用の配管など)を対象とした工事で、内窓は住戸の内側に設置する工事だからです。

大規模修繕は、マンションの共用部分を計画的に修繕する工事です。外壁の補修、屋上の防水、共用配管の更新などが対象になります。

内窓は既存の窓の内側に新しく設置するもので、共用部分に手を加えるものではありません。そのため、大規模修繕の対象工事とは基本的に別の話になります。

ただし、「別の話だから、いつ行っても問題ない」というわけではありません。次の見出しで、実務上気にしておきたい点を整理します。

外側の窓(サッシ)交換は、大規模修繕と関係しますか?

外側の窓は建物の外観に関わる共用部分として扱われることが一般的で、大規模修繕の計画やタイミングと関わる場合があります。内窓とは扱いが異なる点に注意してください。

ここで、内窓と外側の窓(サッシ)の違いを、もう一度整理しておきます。

内窓と外側の窓(サッシ)交換の違い

大規模修繕との関わり方が異なります。

項目内窓外側の窓(サッシ)交換
設置場所住戸の内側既存の開口部そのもの
区分専有部分の工事として扱われるのが一般的共用部分に関わる工事として扱われることが一般的
大規模修繕との関係基本的に無関係計画修繕の対象に含まれることがあります

出典:マンション標準管理規約(国土交通省)にもとづく一般的な整理(2026年9月時点)

外側の窓の交換を検討されている場合は、大規模修繕の計画やタイミングとあわせて、管理組合にご確認いただく必要があります。一方、内窓であれば、この確認の必要性は下がります。

大規模修繕の前に内窓を入れても問題ないですか?

多くの場合、問題ありません。ただし、大規模修繕で足場が組まれる際に窓まわりの作業が発生することがあるため、時期が近い場合は事前に確認しておくと安心です。

共用部分の工事に内窓は含まれないため、大規模修繕の前に入れても基本的には問題ありません。ただし、実務上ひとつ気にしておきたい点があります。

大規模修繕では、外壁の補修やコーキングの打ち替えのために足場が組まれ、窓まわりで共用部分側の作業が行われることがあります。この際、室内側に設置された内窓自体が影響を受けることは基本的にありませんが、工事のスケジュールで在宅が必要になる場面と重なる可能性はあります。

大規模修繕の実施時期が近いと分かっている場合は、管理組合や管理会社に、窓まわりの作業予定があるかどうかを確認しておくと、予定が重ならず安心です。

逆に、大規模修繕のあとに内窓を入れる場合は?

特に問題はありません。大規模修繕で外壁や共用部分の補修が終わったあとに、住戸の内側の工事として内窓を検討する、という順番で進めても支障はありません。

大規模修繕が終わったあとに内窓を検討される方もいらっしゃいます。この順番でも特に問題はありません。

大規模修繕の実施中は、共用部分の工事に関する説明会や合意形成で、管理組合の対応が忙しくなる時期でもあります。内窓は個々の住戸の工事のため、管理組合への確認は基本的に不要ですが、気になる場合は時期をずらすという考え方もあります。

築年数が古いマンションでは、注意点はありますか?

築年数が古い建物では、窓枠の寸法にばらつきが出ていることがあります。内窓の取り付けには現地での採寸が必要なので、この点は大規模修繕の有無にかかわらず確認が必要です。

大規模修繕とは別に、築年数が古いマンションで内窓を検討する際に気にしておきたいのが、窓枠の状態です。

当社が東京で施工した事例には、築57年のマンションも含まれます。古い建物では、経年により窓枠の寸法が上下左右でわずかに違っていることがあり、内窓を取り付けるにはこの状態を現地で確認する必要があります。

これは大規模修繕の実施時期とは関係なく、築年数が古い建物であれば共通して確認したい点です。現地調査で採寸し、必要に応じてふかし枠などで調整します。

進め方に迷ったときは、どう相談すればよいですか?

大規模修繕の実施予定時期をお伝えいただければ、窓まわりの作業と重ならない進め方をご提案します。管理組合への確認が必要かどうかも、あわせてご説明します。

大規模修繕と内窓のタイミングについて迷われる場合は、実施予定の時期をお伝えください。

ご相談時にお伝えいただきたいこと

進め方をご提案する際の材料になります。

項目理由
大規模修繕の実施予定時期窓まわりの共用部分作業と重ならないか確認します
築年数古い建物では窓枠の状態を特に丁寧に確認します
管理規約の確認状況内窓は専有部分の工事のため確認は基本的に不要ですが、念のためお伺いします

出典:当社の相談対応にもとづく整理(2026年9月時点)

当社は東京23区全域と、武蔵野市・三鷹市・調布市・狛江市などの近郊に対応しています。大規模修繕の時期にかかわらず、ご都合に合わせて現地調査を承っています。

内窓は大規模修繕の対象工事に含まれますか?

含まれません。大規模修繕は建物の共用部分を対象とした工事で、内窓は住戸の内側に設置するものです。基本的に別の話として進められます。

外側の窓(サッシ)交換は大規模修繕と関係しますか?

外側の窓は共用部分に関わる工事として扱われることが一般的で、大規模修繕の計画やタイミングと関わる場合があります。内窓とは扱いが異なります。

大規模修繕の前に内窓を入れても大丈夫ですか?

基本的に問題ありません。ただし足場が組まれる時期と工事日程が重ならないよう、事前に管理組合や管理会社へ確認しておくと安心です。

築年数が古いマンションで気をつけることはありますか?

窓枠の寸法にばらつきが出ていることがあるため、現地での採寸が必要です。これは大規模修繕の有無にかかわらず確認する点です。

大規模修繕のあとに内窓を検討してもよいですか?

問題ありません。共用部分の工事が落ち着いたあとに、住戸の内側の工事として検討する進め方でも支障はありません。

相談するとき何を伝えればよいですか?

大規模修繕の実施予定時期と築年数をお伝えください。窓まわりの作業と重ならない進め方をご提案します。

大規模修繕の時期にかかわらずご相談いただけます

共用部分の工事に内窓は含まれないため、大規模修繕の前後どちらでも検討いただけます。東京23区と近郊で、ご都合に合わせた現地調査を承っています。

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お問い合わせフォームからのご相談も承っています。東京オフィスは渋谷区道玄坂にあり、電話(050-5369-1440)でもご相談いただけます。

出典・参照