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2026-09-30

内窓のペアガラスと単板ガラスの違いを整理して詳しく解説する

内窓のペアガラスと単板ガラスの違いを整理して詳しく解説する

内窓のガラスを調べていると、「ペアガラス」と「単板ガラス」という言葉に出会います。どちらも内窓に使えるガラスですが、構造も性能もまったく違います。この記事では、この二つの違いを、断熱・防音・結露という内窓を検討する理由に沿って整理します。どちらを選ぶべきかは、何を重視するかによって変わります。

株式会社エコマド工房(窓と建物の断熱に特化したリフォーム専門店)

公開日:2026年9月30日/最終更新日:2026年9月30日(本記事は2026年9月時点の情報です)
読了時間:約9分

ペアガラスと単板ガラスは、構造から何が違いますか?

ペアガラスは2枚のガラスの間に空気層(または特殊なガスの層)を挟んだ構造で、単板ガラスは1枚のガラスだけで構成されています。この構造の違いが、性能の差につながっています。

ペアガラスは、その名のとおり2枚のガラスをペアにして、間に空気の層を挟んだガラスです。この空気の層が、熱の伝わりを抑える役割を果たします。一方、単板ガラスは1枚のガラスだけで構成されており、この空気層がありません。

ペアガラスと単板ガラスの構造の違い

内窓で選べるガラスの基本形です。

項目ペアガラス単板ガラス
構造ガラス2枚+中間の層ガラス1枚
断熱性高い低い
主な用途断熱・結露対策を重視する場合コストを抑えたい場合など

出典:当社の製品カタログにもとづく整理(2026年9月時点)

内窓は、既存の窓との間にもう一つ空気の層をつくる工事です。そこにさらにペアガラスを組み合わせると、空気の層が二重になり、断熱性はより高まります。

断熱性には、どのくらい差がありますか?

ペアガラスは中間の空気層が熱の伝わりを抑えるため、単板ガラスに比べて断熱性は高くなります。数値は製品によって異なるため、カタログでの確認が必要です。

断熱性の差は、中間の層があるかどうかから生まれます。熱は、温度の高いほうから低いほうへ伝わろうとします。単板ガラス1枚では、この熱の移動を止める層がありません。

ペアガラスの中間層は、この熱の移動をゆるやかにする役割を果たします。結果として、外の気温の影響を受けにくくなります。

具体的な数値(熱貫流率など)は製品ごとに公表されていますが、条件によって変わるため、この記事では断定的な数字は挙げません。気になる場合は、採用予定の製品のカタログ値をご確認ください。

結露のしやすさにも違いはありますか?

ペアガラスは表面の温度が室温に近くなりやすいため、単板ガラスに比べて結露が出にくい傾向があります。ただし室内の湿度が高い状態が続けば、ペアガラスでも結露が出ることはあります。

結露は、室内の水蒸気が冷たい面に触れて水に戻る現象です。単板ガラスは外の冷たさの影響を受けやすく、表面が冷えやすいため、結露が出やすい傾向があります。

ペアガラスは中間層があることで、室内側のガラス面が外の冷たさの影響を受けにくく、表面温度が室温に近い状態を保ちやすくなります。結果として結露が出にくくなります。

ただし、これは「結露が絶対に出ない」という意味ではありません。室内で加湿器を強く使っている、洗濯物を室内で干しているといった条件が重なれば、ペアガラスでも結露が出ることはあります。

防音の効き方にも差はありますか?

ペアガラスは2枚のガラスと中間層があるぶん、音が通る経路が増え、単板ガラスより防音に有利な傾向があります。ただし防音を重視する場合、ガラスの厚みの組み合わせ方も影響します。

音は空気の振動として伝わります。ガラスの枚数が増え、間に層が挟まるほど、音は伝わる途中で弱まりやすくなります。この点で、ペアガラスは単板ガラスより防音に有利な傾向があります。

防音を特に重視する場合、内窓側と既存の窓側で異なる厚みのガラスを組み合わせることがあります。同じ厚みのガラスが並ぶと特定の音域が通りやすくなることがあるためです。

防音を目的にされる場合は、ペアガラスか単板ガラスかという選択だけでなく、厚みの組み合わせまで含めてご相談いただくと、より効果を実感しやすくなります。

単板ガラスを選ぶ場面はありますか?

断熱や結露対策を主目的としない場合や、費用を抑えたい場合に選ばれることがあります。ただし内窓を検討する多くの理由(結露・断熱・防音)には、ペアガラスのほうが応えやすい場面が多くなります。

ここまでペアガラスの利点を中心にお伝えしてきましたが、単板ガラスにも選ばれる場面があります。

たとえば、結露や断熱が主目的ではなく、防犯や目隠しなど別の目的で内窓を検討されている場合、単板ガラスでも目的を果たせることがあります。また、費用を抑えたいというご要望に応じて選ばれることもあります。

ただ、当社にご相談いただく理由の多くは、結露・断熱・防音のいずれかです。これらを目的にされる場合は、ペアガラスのほうが効果を実感しやすい場面が多くなります。

どちらを選ぶか、判断に迷ったときは?

内窓を検討している一番の理由を明確にすることです。結露・断熱・防音のどれを重視するかによって、おすすめするガラスの組み合わせが変わります。

ペアガラスと単板ガラス、どちらがよいかは、内窓を検討し始めた理由に立ち返ると判断しやすくなります。

重視する目的別の考え方

あくまで一般的な傾向です。現地調査でご相談ください。

重視する目的考え方
結露を減らしたいペアガラスが有利な傾向があります
断熱性を高めたいペアガラスが有利な傾向があります
防音を重視したいペアガラス+厚みの組み合わせをご相談ください
費用を抑えたい単板ガラスも選択肢になります

出典:当社の施工実務にもとづく整理(2026年9月時点)

当社は東京23区全域と、武蔵野市・三鷹市・調布市・狛江市などの近郊に対応しています。現地調査では、何を重視されているかをお伺いしたうえで、ガラスの組み合わせをご提案しています。

ペアガラスと単板ガラスの一番の違いは何ですか?

ガラスの間に空気の層があるかどうかです。ペアガラスは2枚のガラスの間に層を挟んだ構造で、単板ガラスは1枚だけの構造です。この層が断熱性や結露のしやすさに影響します。

結露を減らしたい場合、どちらを選ぶべきですか?

一般的にはペアガラスのほうが結露が出にくい傾向があります。ただし室内の湿度が高い状態が続けば、ペアガラスでも結露が出ることはあります。

単板ガラスを選ぶメリットはありますか?

費用を抑えられる場合があることや、結露・断熱以外の目的(防犯や目隠しなど)であれば十分に対応できる場合があります。

防音を重視する場合、ペアガラスだけで十分ですか?

ペアガラスは単板ガラスより防音に有利な傾向がありますが、防音を特に重視する場合は、内窓と既存窓のガラスの厚みを変えるなどの組み合わせもあわせてご相談いただくと効果を実感しやすくなります。

ガラスの種類はカタログでどう確認できますか?

採用予定の製品のカタログに、ガラスの構造や性能の数値が記載されています。見積もりの段階で製品名をお伝えしていますので、ご自身でも確認いただけます。

迷ったときはどう相談すればよいですか?

内窓を検討し始めた一番の理由(結露・断熱・防音など)をお聞かせください。目的に応じたガラスの組み合わせをご提案します。

目的に合わせたガラスの組み合わせをご提案します

ペアガラスと単板ガラス、どちらが向いているかは目的によって変わります。東京23区と近郊にお伺いし、重視される点をお伺いしたうえでご提案します。ご相談は無料です。

公式LINEで無料お見積り

お問い合わせフォームからのご相談も承っています。東京オフィスは渋谷区道玄坂にあり、電話(050-5369-1440)でもご相談いただけます。

出典・参照