みなさんこんにちは。LIXIL窓マイスター、東京の窓リフォーム専門店「エコマド工房」の塩田です。
本日は、元LIXIL営業所長をしていた知識と経験から、東京の窓リフォームで使える「2026年の子育て家庭の窓リフォームと補助金、自己負担額の確認ポイント」について、詳しく細部まで解説をさせていただきます。
最近ではLIXILの全国大会でセミナーもさせていただいています。是非最後までご覧いただければ幸いです。
小さなお子様がいるご家庭では、「冬の窓際が寒い」「夏の子ども部屋が暑い」「結露が多くて毎朝の掃除が大変」「道路や電車の音で子どもが起きてしまう」といった窓まわりのお悩みを伺うことがあります。
東京都ではマンションなどの集合住宅も多く、限られた範囲で住まいの断熱性能を高めたいという方にとって、内窓(二重窓)をはじめとした窓リフォームは検討しやすい方法の一つです。
さらに2026年は、国や東京都などの補助制度を利用できる可能性があります。ただし、ここで大切なのは「補助金がいくらもらえるか」だけを見ることではありません。
最終的に自分たちがいくら支払うのか、そしてその工事が家族の暮らしに本当に必要なのか。この2点をセットで考えることが、窓リフォームで失敗しないための重要なポイントです。
2026年、子育て家庭が窓リフォームを考える理由
窓リフォームというと、「古くなった窓を新しくする工事」というイメージを持たれるかもしれません。
しかし、私たちが窓断熱をおすすめする目的は、窓そのものを売ることではありません。窓の性能を改善することで、家族が家の中で過ごす時間を少しでも快適にすることが目的です。
例えば、子育て中のご家庭では次のような場面が考えられます。
- 冬の朝、窓の近くで遊ぶ子どもの足元が冷える
- 夏の午後、西日の入る子ども部屋が暑くなりやすい
- 窓の結露を毎朝拭くことが負担になっている
- 道路や電車など屋外から入ってくる音が気になる
- 冷暖房を使っても窓際だけ暑い、寒いと感じる
- 電気代を抑えながら室内環境を改善したい
こうした悩みのすべてが窓だけで解決するわけではありませんが、窓は屋外の暑さ・寒さの影響を受けやすい部分です。そのため、住まい全体を大規模に改修することが難しい場合でも、窓から断熱性能を改善する方法があります。
子育て世帯だから補助金が必ず増えるわけではありません
ここは、最初に正しくお伝えしておきたいポイントです。
「子育て家庭なら、窓リフォームの補助金が必ず多くなる」というわけではありません。
住宅関連の補助制度には、子育て世帯などに対する条件が設けられている制度もありますが、2026年の窓断熱リフォームで利用を検討する代表的な制度は、窓の性能、サイズ、工事方法、住宅の条件などによって補助額が決まります。
そのため、「子どもがいるからいくら補助される」という考え方ではなく、自宅のどの窓を、どの製品で、どのように改修するかを確認する必要があります。
補助金はとてもありがたい制度ですが、補助金を受け取ること自体がリフォームの目的になってはいけないと私は考えています。
まず「リビングの寒さを改善したい」「子ども部屋の暑さを何とかしたい」など、ご家族が困っていることを整理する。そのうえで必要な工事が補助対象になるのであれば、制度を上手に活用して自己負担を軽くする。この順番が大切です。
2026年の国の「先進的窓リノベ2026事業」
2026年に窓リフォームを検討する際、まず確認したいのが国の「先進的窓リノベ2026事業」です。
2026年10月時点の公表情報では、住宅について1戸あたり100万円が補助上限となっています。
対象となるのは、一定の性能要件を満たす製品を使用した内窓設置、外窓交換、ガラス交換などです。実際の補助額は一律ではなく、工事方法、住宅の建て方、製品性能、窓のサイズなどによって変わります。
また、1申請あたりの合計補助額が5万円以上となることなど、申請には条件があります。
工事着手期間についても定められており、契約前に工事へ着手した場合は対象になりません。さらに予算上限に達した場合には受付が終了するため、工事を検討する際には最新の受付状況まで確認することが重要です。
「国の補助金が最大100万円」というのは、100万円が全員に支給されるという意味ではありません。窓ごとの条件から算出した補助額の合計に上限が設定されている、と理解しておきましょう。
東京都独自の高断熱窓への助成も確認
東京で窓リフォームを行う大きな特徴は、国だけではなく東京都独自の助成制度も検討できることです。
東京都の2026年度「既存住宅における省エネ改修促進事業」では、一定の要件を満たす高断熱窓・高断熱ドアへの改修が助成対象となっています。
2026年度は、高断熱窓・高断熱ドアについて1住戸あたり上限200万円。さらに、国の住宅省エネキャンペーンにおいて「断熱窓+防犯窓」として登録されている対象製品の場合は、1住戸あたり上限300万円とされています。
東京都の助成額についても、単純に工事代金の全額が支給されるわけではありません。製品の性能や窓の大きさなどに応じた助成単価によって計算されます。
また、東京都の制度では事前申込など手続きの順序も重要です。「工事をしてから補助金を調べればよい」と考えず、契約や施工の前に制度要件を確認してください。
東京では国・東京都・市区町村の「3制度併用」ができる可能性
東京都にお住まいの場合、条件が合えば、
- 国の補助制度
- 東京都の助成制度
- お住まいの市区町村が実施する制度
という3制度併用ができる可能性があります。
例えば、国の先進的窓リノベ2026事業は住宅1戸あたり上限100万円、東京都は通常の高断熱窓・ドアで上限200万円、対象となる断熱・防犯窓では上限300万円です。
したがって、対象となる断熱・防犯窓など一定の条件を満たすケースでは、国と東京都を合わせて最大400万円となり、さらに市区町村の制度を利用できれば「最大400万円+α」となる可能性があります。
ただし、これはあくまで各制度の上限をもとにした考え方です。実際に400万円の補助を受けられることを意味するものではありません。
また、自治体の制度であれば何でも併用できるわけではなく、財源や対象経費、同一工事への補助の扱いなどによって併用できない場合があります。
補助金は「上限額を足し算する」のではなく、ご自宅の工事内容を各制度に当てはめて確認する必要があります。
重要なのは「補助額」より「自己負担額」
私が窓リフォームのご相談で特に大切だと考えているのが、最終的な自己負担額で比較することです。
広告などで「最大○○万円」と書かれていると、どうしても補助金の大きさに目が向きます。しかし、本当に家計に影響するのは補助金額ではなく、工事後にご家庭から出ていく金額です。
工事に必要な総額
- 実際に利用できる国の補助額
- 実際に利用できる東京都の助成額
- 実際に利用できる市区町村の補助額
= おおよその自己負担額
ただし、制度ごとに補助対象となる経費が異なる場合があります。見積書に含まれる費用のすべてが補助対象になるとは限りません。
そのため見積りを比較するときは、単なる「工事価格」だけではなく、補助対象工事費・補助対象外費用・想定される補助額・最終的な自己負担額まで整理すると判断しやすくなります。
子育て家庭なら、どの窓から優先すればよい?
補助金があるからといって、無理に家中すべての窓を工事する必要はありません。
私ならまず、ご家族が長い時間を過ごす場所と、現在困っている場所から優先順位を考えます。
1.リビング・ダイニング
家族が集まる時間が長いリビングは、窓断熱による暮らしの変化を感じやすい場所です。特に大きな掃き出し窓は、暑さ・寒さの影響を受けやすいため確認しておきたい場所です。
2.子ども部屋
勉強や遊び、睡眠など長時間使用する子ども部屋では、室温環境を整える意味があります。道路や鉄道などの音が気になる場合には、防音面から内窓を検討することもあります。
3.寝室
寝ている間の暑さ・寒さや屋外の騒音が気になる場合、寝室も優先順位が高くなります。
4.脱衣所など温度差が気になる場所
冬場にリビングと脱衣所などの温度差が大きい場合は、窓からの冷気が影響していないか確認してみる価値があります。
窓リフォームは「全部やるか、何もしないか」の二択ではありません。ご予算とのバランスを考えながら、悩みの大きな部屋から優先する方法もあります。
内窓インプラスが子育て家庭で検討しやすい理由
既存の窓を残したまま室内側にもう一つ窓を設置するのが、LIXILの「インプラス」などに代表される内窓です。
既存窓と内窓の間に空気層ができることで、断熱性能の向上が期待できます。
- 断熱:窓から伝わる暑さ・寒さを抑えやすくなる
- 結露軽減:室内側の窓表面が冷えにくくなることで結露軽減が期待できる
- 防音:窓が二重になることで屋外から入る音や室内から漏れる音の軽減が期待できる
- 省エネ:冷暖房効率の改善につながる可能性がある
大掛かりな壁工事を伴わないケースが多く、現場条件にもよりますが、比較的短時間で施工しやすいことも内窓の特徴です。
マンションでも、室内側に設置する内窓は検討しやすい方法の一つです。ただし、マンションは管理規約や物件ごとのルールがありますので、管理組合への確認が必要かどうかを工事前に必ず確認してください。
内窓にもデメリットはあります
もちろん、内窓は万能ではありません。
代表的な注意点として、
- 窓を開けるときに2回開閉する必要がある
- 掃除する窓が増える
- 室内側に内窓を設置できるスペースが必要
- 窓の形状や周囲の納まりによって設置が難しい場合がある
- 結露が必ずゼロになるわけではない
- 騒音が窓以外の壁や換気口などから入る場合、十分な防音効果を感じにくいことがある
などがあります。
メリットだけを見て契約するのではなく、ご家族の生活動線や窓の使い方まで考えて選ぶことが大切です。
契約前に確認したい7つのポイント
代表の塩田は、窓・建材・建物断熱の分野に24年以上携わってきました。その経験から、補助金を利用した窓リフォームで契約前に確認していただきたいのは次の7点です。
- 自宅と工事する窓が補助対象になるか
- 選んだ製品が2026年度の対象製品として登録されているか
- 国・東京都・市区町村のどの制度を利用する予定なのか
- 制度を併用できる条件を満たしているか
- 補助対象外になる費用がいくらあるか
- 補助後の想定自己負担額はいくらか
- 契約・事前申込・着工などの順序に問題がないか
特に東京都の制度では、手続きのタイミングを確認せずに契約や施工を進めると、想定していた助成を受けられなくなる可能性があります。
「補助金が使えると聞いた」という段階で判断せず、どの制度で、どの窓が対象になり、想定補助額はいくらで、自己負担はいくらになるのかまで確認してから契約することをおすすめします。
補助金より先に「家族の困りごと」を整理しましょう
エコマド工房が大切にしているのは、「補助金があるから工事しましょう」という考え方ではありません。
補助金は、必要な工事をするときの負担を軽くしてくれる手段です。
例えば、「子ども部屋は暑いけれど、北側の部屋には特に困っていない」という場合、最初からすべての窓を同じ優先順位で考える必要はありません。
ご家族が何に困っているのか。その原因として窓がどの程度関係しているのか。どの窓から改善すると暮らしやすくなるのか。
そこを整理したうえで、利用できる補助制度を当てはめていくのが、私たちが考える窓リフォームの順番です。
私たちエコマド工房は「断熱で日本を変える」というビジョンを掲げていますが、その出発点は、一軒一軒のご家庭が暑さや寒さなどを我慢せず、自宅で心地よく過ごせる時間を増やすことです。
まとめ|2026年は補助金と自己負担額をセットで確認
2026年度も国の補助金制度の継続が決定しました。
国の「先進的窓リノベ2026事業」は、住宅では1戸あたり最大100万円。東京都の2026年度制度では、高断熱窓・高断熱ドアが1住戸あたり最大200万円、対象となる断熱・防犯窓の場合は最大300万円となっています。
さらに東京都では、条件が合えば国・東京都・市区町村の3制度併用ができる可能性があります。対象となる断熱・防犯窓など一定の条件では、国と東京都で最大400万円となり、市区町村制度も利用できれば最大400万円+αとなる可能性があります。
ただし、各金額はあくまで制度上の上限です。実際の補助額は、住宅、製品性能、窓サイズ、工事方法、対象経費、各制度の併用条件などによって異なります。
また、補助金の申請には登録事業者との契約が必要となる制度があり、国の制度は予算上限に達し次第受付終了となります。東京都の制度にも事前申込など所定の手続きがありますので、必ず最新情報をご確認ください。
エコマド工房では、国・東京都・市区町村の各補助金について、お客様の負担が少なくなるよう、制度に応じた申請手続きや必要書類の作成を支援しています。申請主体や支援内容は、自治体や制度により異なります。
大切なのは補助金の最大額ではなく、「自宅の場合はいくら使えて、最終的にいくら負担するのか」です。
これらの補助金を上手に活用し、2026年中に住まいの快適性を高めてみませんか。東京都で窓リフォームをご検討中の方は、ぜひエコマド工房へご相談ください。
ご相談は無料です。お問合せフォーム、またはLINEにてお気軽にご相談ください。
LINEでは、自分の家の二重窓設置・玄関交換はいくらかかるのかがよくわかります。
エコマド工房は東京で補助金を使った窓の断熱リフォームを行っています。
対応エリア:
東京都および東京23区全域
千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、練馬区、足立区、葛飾区、江戸川区
東京23区近郊の武蔵野市、三鷹市、調布市、狛江市なども対応可能です。
その他の地域で対応希望の方はLINEからお問い合わせください。
暑さ・寒さ・結露・防音・防犯など窓のお悩みは、お気軽にエコマド工房へご相談ください。