マンションのサッシは交換できない?東京で取れる選択肢を解説する | 断熱ブログ一覧| 東京|玄関/窓/断熱リフォーム/補助金ならエコマド工房 | 東京|玄関/窓/断熱リフォーム/補助金ならエコマド工房 | 福岡市|玄関/窓/断熱リフォーム/補助金ならエコマド工房

マンションのサッシは交換できない?東京で取れる選択肢を解説する | 断熱ブログ一覧| 東京|玄関/窓/断熱リフォーム/補助金ならエコマド工房 | 東京|玄関/窓/断熱リフォーム/補助金ならエコマド工房 | 福岡市|玄関/窓/断熱リフォーム/補助金ならエコマド工房

断熱ブログ

断熱ブログ一覧(東京)

2026-09-12

マンションのサッシは交換できない?東京で取れる選択肢を解説する

マンションのサッシは交換できない?

マンションで窓の寒さや暑さに困って調べていると、「サッシは共用部分だから交換できない」という説明に行き当たります。では諦めるしかないのか。実際にはそうではありません。この記事では、なぜサッシの交換が難しいのかという理由を整理したうえで、住戸の判断で進められる選択肢を具体的にお伝えします。当社が東京で施工した8件のうち6件はマンションで、いずれも交換以外の方法で対応しています。

株式会社エコマド工房(窓と建物の断熱に特化したリフォーム専門店)

公開日:2026年9月12日/最終更新日:2026年9月12日(本記事は2026年8月時点の情報です)
読了時間:約9分

マンションのサッシは、なぜ交換できないと言われるのですか?

既存のサッシやガラスが共用部分として扱われていることが多いためです。共用部分は住戸の所有者の判断だけでは変更できず、管理組合の合意が必要になります。

マンションは、住戸の内側にあたる専有部分と、建物全体で共有する共用部分に分かれています。窓まわりは、この線引きが分かりにくい場所です。

マンションの窓まわりの扱い(一般的な例)

実際の区分は建物ごとの管理規約によります。

部分扱われ方の例住戸の判断でできるか
既存のサッシ枠共用部分とされていることが多い管理組合の判断が必要になります
既存のガラス共用部分とされていることが多い管理組合の判断が必要になります
窓の内側に足す内窓専有部分に新しく取り付けます住戸内の工事として進められます
室内のカーテンレール専有部分住戸内の工事です

出典:当社の施工実務にもとづく整理(2026年8月時点)/区分は建物ごとの管理規約によって異なります。

サッシが共用部分とされているのは、建物の外観に関わり、防水や構造にも関係するためです。住戸ごとにばらばらに交換すると、建物として成り立たなくなります。

つまり「できない」というより、「住戸の判断だけでは決められない」というのが正確です。管理組合として建物全体で取り組む場合には、サッシの更新が行われることもあります。

大規模修繕の計画にサッシの更新が含まれている建物もあります。ご自身のマンションで予定があるかどうかは、管理組合や管理会社に確認できます。

「共用部分」という言葉が出てくると、自分では何もできないように聞こえます。ただ、この区分は窓まわりのすべてに及ぶわけではありません。専有部分の側にできることは残っています。

実際、当社にご相談いただく方の多くは、管理会社に問い合わせて「サッシは替えられません」と言われた段階で止まっています。そこから先に選択肢があることを知らないまま、我慢を続けているケースが少なくありません。

では、住戸の判断で取れる方法は何ですか?

内窓の設置とガラスの交換です。どちらも既存のサッシ枠を残したまま断熱性を高められます。当社が東京で施工したマンション6件は、すべてこのいずれかです。

サッシそのものを替えられなくても、窓の断熱性を高める方法はあります。

マンションで取れる選択肢

どちらも既存のサッシ枠は残ります。

方法何をするか扱い
内窓の設置既存の窓の内側にもう一枚の窓を足す専有部分に新しく取り付けます
ガラスの交換既存の窓のガラスだけを入れ替える建物によって扱いが異なるため確認が必要です
サッシごとの交換既存のサッシを入れ替える共用部分にあたることが多く、管理組合の判断が必要です

出典:当社の施工実務にもとづく整理(2026年8月時点)

内窓は、いま付いている窓に一切手を加えません。その内側に、新しい枠と建具を取り付けます。既存の窓はそのまま残るため、建物の外から見た姿も変わりません。

ガラスの交換は、既存のサッシ枠を使ったままガラスだけを入れ替えます。こちらは建物によって扱いが分かれることがあるため、管理規約の確認が必要です。

当社が東京で公開している施工事例8件のうち6件はマンションで、いずれも内窓の設置、またはガラスの交換との組み合わせです。サッシごとの交換を行った事例は、八王子市の戸建てのみです。

内窓が専有部分の工事として扱えるのは、既存の窓に一切手を加えないからです。ビスを打つのは室内側の窓枠の内側で、外壁にも共用部分にも触れません。この点が、扱いのうえで大きな違いになります。

外観についても同じです。既存の窓がそのまま残るため、外から見た建物の姿は変わりません。外観の統一を定めている建物でも、内窓が問題になりにくいのはこのためです。

内窓で、サッシ交換と同じような効果は得られますか?

効き方の仕組みは違いますが、断熱という点では期待できます。内窓は既存の窓との間に空気の層をつくることで、熱の移動を抑えます。

サッシの交換と内窓の設置は、手の入れ方が違います。効果の出方も、まったく同じではありません。

効き方の違い

どちらも断熱性を高めますが、仕組みが異なります。


サッシごとの交換内窓の設置
何が変わるか窓そのものが新しい性能のものになります既存の窓との間に空気の層ができます
枠の材質新しいサッシの材質になります既存のアルミ枠は残り、内側に樹脂の枠が加わります
開け閉めこれまでどおり1回内窓と既存窓で2回になります
音への働きガラスと枠の性能で決まります二重構造になることで音にも働きます

出典:当社の施工実務にもとづく整理(2026年8月時点)

内窓の場合、いちばん外側にある既存のアルミサッシは冷たいままです。ただし、その内側に空気の層と樹脂の枠が加わるため、室内に面する側は冷えにくくなります。

結露についても同じ理屈です。室内の空気が触れる面が冷えにくくなるため、結露は起きにくくなります。ただし湿度と換気の条件によっては残ることがあります。

音については、二重構造になることで内窓のほうが有利に働く場面もあります。当社の東京のお客様からは「あまりにも静かになり驚いています」という声をいただくこともあります。

ひとつ補足すると、内窓を入れても既存の窓の結露が完全になくなるわけではありません。既存の窓と内窓のあいだの空間に湿った空気が入り込むと、そこで結露することがあります。内窓の建具を長く開けたままにしないといった使い方で抑えられます。

断熱の効果という点では、もともとの窓の性能が低いほど、内窓を足したときの差は大きく感じられます。築年数の古い建物でアルミサッシに単板ガラスという構成であれば、変化は分かりやすく出ます。

開け閉めの回数が増える点は、事前に知っておいていただきたい変化です。年に数回しか開けない窓なら気になりませんが、毎日出入りする掃き出し窓では手間として残ります。この窓だけガラスの交換にするといった選び分けもできます。

ガラスの交換は、管理組合の確認が要りますか?

建物によります。ガラスも共用部分として扱われていることが多いため、管理規約の確認が必要です。内窓であれば専有部分の工事として進めやすくなります。

ガラスの交換は、既存のサッシ枠をそのまま使い、はまっているガラスだけを入れ替える工事です。窓の見た目はほとんど変わりません。

ただし、ガラスも共用部分として扱われている建物が多くあります。この場合、住戸の判断だけでは進められません。管理規約と使用細則を確認してください。

扱いが分かれるため、マンションで確実に進めやすいのは内窓のほうです。内窓は既存の窓に手を加えず、専有部分に新しく取り付けるものだからです。

当社が東京都葛飾区で行った工事では、内窓とガラスの交換を組み合わせています。窓ごとに向いた方法を選んだ結果ですが、この住まいでは建物側の確認も取れていました。

どちらを選ぶかは、窓の条件と建物の決まりの両方で決まります。現地調査のときに、管理規約の記載もあわせて確認できます。

ガラスの交換が認められる建物でも、入れられるガラスの種類に制限があることがあります。厚みが変わるとサッシの溝に収まらない場合があるためです。この点は現地調査で既存サッシの構造を確認します。

内窓を入れるとき、管理組合には何を伝えますか?

多くの建物では、専有部分の工事についても届け出の手順が定められています。工事の可否ではなく、当日の段取りに関わる確認です。

内窓が専有部分の工事であっても、建物としての手順は守る必要があります。

マンションで事前に確認しておきたいこと

どこで確認できるかもあわせて記載します。

確認すること確認先
工事の届け出が必要か管理組合・管理会社
内窓に関する個別の定めがあるか管理規約・使用細則
作業できる曜日・時間帯管理規約・管理員室
エレベーターの使用と養生管理会社
搬入時の駐車場所管理員室

出典:当社の施工実務にもとづく整理(2026年8月時点)

届け出の書式に「工事の内容」「使用する製品」「工期」を書く欄がある建物では、お見積りの段階の資料がそのまま使えます。

そのため、確認は工事の内容が決まってからのほうが効率的です。先に確認だけを進めると、書く情報がないということが起こります。

当社が東京で施工したお客様からは、管理規約との兼ね合いで不安が多かったものの、現地調査を経たうえで安心して工事に臨めたという声をいただいています。

届け出が必要かどうか分からない場合は、管理会社に一本問い合わせるのが早い方法です。「専有部分の内窓設置を検討しているが、届け出は必要か」と聞けば、書式の有無まで含めて教えてもらえます。

届け出から工事までに日数が要る建物もありますので、余裕をもって進めたい場合はこの点もご確認ください。

大規模修繕でサッシが替わる予定がある場合は、どうすればよいですか?

時期を確認したうえで判断してください。数年先であれば、それまでの期間を内窓で過ごすという考え方もできます。

マンションによっては、大規模修繕の計画にサッシの更新が含まれていることがあります。この場合、いま内窓を入れるべきか迷われると思います。

判断の目安

管理組合に予定を確認したうえでご検討ください。

状況考え方
更新が近い(1〜2年以内)時期を待つという選択もあります
更新が数年先それまでの期間を内窓で過ごすという考え方ができます
更新の予定がない内窓またはガラスの交換で対応することになります
更新の有無が不明管理組合・管理会社にご確認ください

出典:当社の施工実務にもとづく整理(2026年8月時点)

なお、サッシが更新されたあとでも内窓は設置できます。新しいサッシの性能によっては不要になることもありますが、音の悩みがある場合は二重構造の利点が残ります。

夏に室内へ入ってくる熱のうち、大きな割合が窓や開口部からです。更新を待つあいだも、その熱は入り続けます。何年待つのかによって、判断は変わってきます。

当社は東京23区全域と、武蔵野市・三鷹市・調布市・狛江市などの近郊に対応しています。管理規約の内容や、大規模修繕の予定もふまえてご相談いただけます。

判断に迷う場合は、対象の窓を絞って始めるという方法もあります。いちばん困っている部屋の窓だけを先に施工し、更新の時期が近づいたら残りを考えるという進め方です。内窓は窓1か所ごとに独立して設置できます。

更新の予定は、長期修繕計画に記載されています。

マンションのサッシは本当に交換できないのですか?

「できない」というより「住戸の判断だけでは決められない」というのが正確です。既存のサッシは共用部分として扱われていることが多く、管理組合の合意が必要になります。大規模修繕で建物全体として更新されることはあります。

サッシを替えられない場合、何ができますか?

内窓の設置とガラスの交換があります。どちらも既存のサッシ枠を残したまま断熱性を高められます。当社が東京で施工したマンション6件は、いずれもこのどちらかです。

内窓とサッシ交換では、効果に差がありますか?

仕組みが違うため、まったく同じではありません。内窓は既存の窓との間に空気の層をつくって熱の移動を抑えます。二重構造になるため、音については内窓のほうが有利に働く場面もあります。

ガラスの交換なら管理組合の確認は不要ですか?

建物によります。ガラスも共用部分として扱われていることが多いため、管理規約の確認が必要です。内窓は専有部分に新しく取り付けるため、比較的進めやすい方法です。

大規模修繕でサッシが替わる予定があります。今やるべきですか?

更新の時期によります。1〜2年以内であれば待つという選択もありますし、数年先であればそれまでを内窓で過ごすという考え方もできます。まず管理組合に予定をご確認ください。

サッシを替えられなくても、方法はあります

内窓であれば専有部分の工事として進められます。管理規約の内容もふまえてご相談いただけます。窓の写真だけでも構いません。東京23区と近郊に対応しています。

公式LINEで無料お見積り

お問い合わせフォームからのご相談も承っています。東京オフィスは渋谷区道玄坂にあり、電話(050-5369-1440)でもご相談いただけます。

出典・参照