暖房しても足元が冷えるのはなぜ?原因は窓かもしれません | ひと部屋断熱リフォームを中心に断熱知識を更新中! | 福岡市|玄関/窓/断熱リフォーム/補助金ならエコマド工房

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2026-08-31

暖房しても足元が冷えるのはなぜ?原因は窓かもしれません

暖房しても足元が冷えるのはなぜ?

エアコンやヒーターをつけているのに、足元だけがすうすうと冷える。厚手のスリッパやカーペットを足しても、根本的には変わらない。この状態には理由があります。この記事では、足元の冷えがどこから来ているのかを整理したうえで、当社が福岡で実際にうかがった「暖房をつけていても足元が寒い」というご相談3件の内容と、その工事の総額・工期をお見せします。

公開日:2026年8月31日/最終更新日:2026年8月35840300822870251日(本記事は2026年8月時点の情報です)
読了時間:約9分

暖房をつけているのに足元だけ冷えるのはなぜですか?

暖かい空気は上に、冷たい空気は下にたまるためです。窓の近くで冷やされた空気は下に降りて床の上を流れるため、部屋の上のほうは暖かいのに足元だけ冷たいという状態が生まれます。

暖房の設定温度を上げても足元が変わらないとき、多くの場合は暖房の能力ではなく空気の動きに原因があります。順を追って見ていきます。

部屋のなかで起きていること

場所空気の状態体感
天井付近暖房で温められた空気が集まります顔まわりは暖かい、むしろ乾く
窓のガラス面外気で冷やされ、触れた空気の温度が下がります窓際に立つと冷たさを感じる
床付近窓で冷やされた重い空気が降りてきて流れます足元だけがすうすうと冷える

窓際に立つと冷たく感じるのは、気のせいではありません

窓で冷やされた空気が下降して床を這う動きは、コールドドラフトと呼ばれます。暖房の設定温度を上げても、この流れが続くかぎり足元の体感は変わりにくくなります。

当社にご相談いただいた方のなかにも、「窓際に立つと冷気を強く感じる」とおっしゃっていた方がいらっしゃいます。福岡市中央区小笹のお住まいで、リビングと寝室にある大きな窓が対象でした。

つまり、足元の冷えは床の問題ではなく、窓で冷やされた空気が床に降りてきている結果であることが少なくありません。ここを見誤ると、対策が空回りします。

もうひとつ、足元が冷える部屋には共通点があります。掃き出し窓のように床まで届く大きな窓があること、そしてその窓が外気に直接面していることです。当社にご相談いただいた3件も、いずれもリビングや寝室の大きな窓が対象でした。窓の面積が大きいほど、冷やされる空気の量も増えます。

足元の冷えと窓は、どうつながっているのですか?

暖房時に室内から逃げる熱の58%は窓・開口部からと報告されています。窓は住まいのなかで熱の出入りがいちばん大きい場所であり、そのぶんガラス面が冷えやすく、周囲の空気を冷やし続けます。

暖房時に室内から逃げる熱の58%が窓・開口部からとされています。
出典:資源エネルギー庁「省エネポータルサイト/省エネ住宅」(原典:一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会資料)

壁や天井には断熱材が入っていても、窓はガラスとサッシでできています。ここが冷えると、室内の暖かい空気が触れるたびに冷やされ、その空気が床に降りていきます。暖房を強めても追いつかないのはこのためです。

窓の仕様によって、冷えやすさは大きく変わります

アルミサッシに一枚ガラスという構成のお住まいでは、ガラス面もサッシの枠も冷えやすくなります。当社にご相談いただいた事例にも、この仕様のお住まいがありました。

お客様の声のなかにも「単板ガラスで、部屋が凍えるほど寒かった」という記述があります。窓の仕様は、住まいの築年数や建てられた時期によって差が出やすい部分です。

「単板ガラスで、部屋が凍えるほど寒かった」「かなりの枚数にも関わらず2日間で全て完了」「防音性も驚くほど上がり」

出典:エコマド工房 お客様の声(2026年5月20日投稿・原文引用)/効果の感じ方には個人差があります

ご自宅の窓がどの仕様なのかは、サッシの見た目とガラスの厚み、ガラスの端の見え方でおおよそ判断できます。写真を送っていただければ、こちらで確認してお伝えすることもできます。

サッシの枠が金属でできている場合、ガラスだけでなく枠そのものも冷えます。窓辺に手をかざすと冷たさを感じるのは、ガラスと枠の両方が冷えているためです。内窓を入れると、この冷えた面と室内のあいだにもう1枚の窓と空気の層ができます。

カーペットや厚手カーテンでは足りないのですか?

どちらも効果がある対策ですが、働きかけている場所が違います。カーペットは床からの冷たさ、厚手カーテンは窓から降りる空気の流れを部分的に抑えるもので、窓のガラス面が冷えること自体は変わりません。

足元の冷え対策の分類

対策どこに働きかけるか残る課題
厚手のスリッパ・ルームソックス足の表面部屋にいるあいだずっと必要になります
カーペット・ラグ床からの冷たさ窓から降りてくる冷たい空気は流れ続けます
厚手カーテン・断熱カーテン窓と室内のあいだ開けているあいだは働きません。窓辺の温度は下がったままです
床暖房・ヒーターの追加床や空気を温める冷やされ続ける分を暖め続けることになります
内窓の設置ガラス面が冷えること自体工事が必要です(当社の事例では工期1日が中心)

対策を足し続けているなら、原因側を見直す時期かもしれません

カーテンを厚くし、カーペットを敷き、ヒーターを足す。それでも足元が変わらないのであれば、冷やしている場所そのものに手を入れないかぎり同じことが続きます。

当社のサイトでは、窓まわりの対策によって暖房の効きやすい室内を目指せること、窓際の冷気がやわらぎ足元の寒さの軽減が期待できることをご案内しています。効果の感じ方には個人差がありますので、断定はできません。

また、暖房を強めることで対応している場合、そのぶん電気やガスの使用量にも影響します。毎年の冬に同じ負担が続くことを考えると、判断の材料は変わってくるかもしれません。

暖房を強めるほど、上下の温度差は開くことがあります

暖かい空気は上にたまるため、設定温度を上げても足元まで届かず、天井付近だけが暑くなることがあります。顔がのぼせるのに足は冷たい、という状態はここから生まれます。

サーキュレーターで空気を循環させる方法もありますが、これは部屋のなかの空気をかき混ぜる対策です。窓で冷やされ続けている状態そのものは変わらないため、冷たい空気を混ぜて回すことになります。効果を感じる場面はありますが、原因への対処ではありません。

窓を見直した方は、足元の冷えについてどう感じていますか?

当社には「暖房をつけていても足元の寒さが気になる」「窓際から伝わる冷気」といったご相談が実際に寄せられており、それぞれ内窓の設置で対応しています。3件とも工期は1日でした。

足元・窓際の冷えのご相談をいただいた施工事例(当社の福岡実績3件)

地域・建物総額工期ご相談の内容
福岡市早良区祖原34万円1日冬場の寒さと窓の結露。暖房をつけていても足元の寒さが気になる
福岡市中央区小笹34万円1日リビングと寝室の大きな窓から伝わる寒さ。窓際に立つと冷気を強く感じる
福岡市南区大楠・築41年マンション37万円1日窓際から伝わる冷気や、朝晩の冷え込みによる室内の寒さ

出典:エコマド工房 施工事例(自社集計・2026年8月時点)/窓の数・サイズ・住まいの条件により異なり、同額を保証するものではありません。

3件に共通しているのは、家じゅうではなく、冷えを感じている部屋の窓を対象にしている点です。生活時間の長いリビングや寝室から手を付けています。

総額はいずれも30万円台に収まっています

3件の総額は34万円、34万円、37万円でした。当社が公開している施工事例21件のうち、最も件数の多い「〜50万円」の帯に入る規模です。

足元の冷えは、多くの場合いくつかの決まった窓から来ています。家全体をいっぺんに工事しなくても、その窓を対象にすることで手を打てるのが内窓の特徴です。

また、当社にお寄せいただいた声のなかには「毎年冬になると結露に悩まされており、何か対策をしたいと思っていました」という書き出しのご感想もあります。足元の冷えと結露は、同じ窓から来ていることが少なくありません。片方だけを気にしていた方が、工事後に両方の変化に気づかれることもあります。

対策にかかる費用と日数はどれくらいですか?

当社の3件では総額34万円から37万円、工期はいずれも1日でした。当社の施工事例21件全体では、総額は16万円から177万円、19件が工期1日で完了しています。

施工総額の分布(当社の福岡施工事例21件)

足元・窓際の冷えのご相談3件(34・34・37万円)は、いちばん下の帯に入っています。

〜50万円 9件(16・34・34・37・41・42・47・47・47万円)


50万〜100万円 7件(59・63・63・64・72・80・97万円)


100万円〜 5件(112・127・128・158・177万円)


全体のレンジ:16万円 〜 177万円(21件)/中央値:63万円

出典:エコマド工房 施工事例(自社集計・2026年8月時点)

工事の当日は、家具の大移動は必要ありません

窓まわりの作業スペースを空けていただければ、大がかりな家具の移動は基本的に不要です。壁を壊さない工事のため仮住まいも必要なく、その日の夕方には元どおりお使いいただけます。

当日は、養生、既存の窓枠への枠の固定、内窓の建て込み、開閉と鍵の調整、清掃という順に進みます。開閉の具合は引き渡し前に必ずご自身で確かめてください。調整はその場で対応できます。

寒さを実感してから相談される方が多いため、冬に近づくとご希望の日程が取りにくくなることがあります。「この冬に間に合わせたい」というご希望がある場合は、早めにご相談ください。

見積りの前に、金額の目安だけ知ることもできます

現地調査に来てもらうほどではないけれど、おおよその金額は知っておきたい。そうしたご相談も受け付けています。窓の写真と対象にしたい部屋をお知らせいただければ、費用感をお伝えします。

実際に工事へ進むかどうかは、そのあとで判断していただいて構いません。当社にお寄せいただいた声のなかにも、数社から見積りを取って比較されたうえでご依頼くださった方がいらっしゃいます。比較していただくことに問題はありません。

なお、正式なお見積りには現地調査が必要です。窓の内側に入る寸法は数ミリ単位で決まるため、写真だけで発注することはしていません。この工程があるからこそ、当日の工事が1日で収まります。

足元の冷えについて、ほかに知っておくべきことはありますか?

ここまでで触れきれなかった確認事項を、お問い合わせでよくいただく5つの質問としてまとめました。原因の見きわめ方と対策の進め方に関する内容です。

足元が冷える原因は、必ず窓なのですか?

必ずではありません。床下や壁の断熱、すき間風、暖房の位置なども関係します。ただし暖房時に室内から逃げる熱の58%は窓・開口部からと報告されており、窓は確認する価値の高い場所です。窓際に立つと冷たさを感じる場合は、窓の影響が大きい可能性があります。

内窓を入れれば、足元の冷えはなくなりますか?

なくなるとは申し上げられません。当社では窓まわりの対策によって窓際の冷気がやわらぎ、足元の寒さの軽減が期待できるとご案内しています。効果の感じ方には個人差があり、住まいの条件や暖房の使い方によっても変わります。

冷える部屋だけ工事することはできますか?

できます。内窓は窓1枚ごとに独立して設置できるため、リビングや寝室など生活時間の長い部屋から始められます。当社の事例でも、足元・窓際の冷えのご相談3件はいずれも家全体ではなく対象を絞った工事でした。

賃貸に住んでいますが、対策できますか?

内窓の設置には所有者の承諾が必要です。原状回復の取り扱いも含めて、貸主または管理会社にご確認ください。承諾が得られている場合は、通常と同じ流れで進められます。

まず何から相談すればよいですか?

冷えを感じる部屋の窓の写真と、いつどのように冷えるかをお知らせください。それだけで、考えられる原因とおおよその費用感をお伝えできます。現地調査の前段階でのご相談も受け付けています。

冷える部屋の窓の写真を送るだけ。原因と費用の目安をお伝えします

スリッパやカーペットを足しても変わらないのなら、一度その部屋の窓を見せてください。写真と冷え方をお送りいただければ、考えられる原因とおおよその費用感をお伝えします。24時間受付中です。

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同じ窓で結露にも困っている方は、結露対策グッズが効かない理由を、費用の実例を先に見たい方は二重窓の費用34万円の実例もあわせてご覧ください。

出典・参照