インプラスとウチリモの違いは?福岡21件の採用実績で比べました | ひと部屋断熱リフォームを中心に断熱知識を更新中! | 福岡市|玄関/窓/断熱リフォーム/補助金ならエコマド工房

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2026-08-27

インプラスとウチリモの違いは?福岡21件の採用実績で比べました

インプラスとウチリモの違いは?

内窓を調べていると、LIXILの「インプラス」とYKK APの「ウチリモ」という2つの商品名に必ず行き当たります。どちらも既存の窓の内側に取り付ける内窓で、カタログを並べても違いが分かりにくいと感じる方は多いはずです。この記事では、当社が福岡で公開している施工事例21件で実際にどちらをどれだけ採用したのか、どんな条件のときにどちらを選んだのかを、実績のデータから整理します。

公開日:2026年8月27日/最終更新日:2026年8月27日(本記事は2026年8月時点の情報です)
読了時間:約9分

インプラスとウチリモは、何がどう違うのですか?

いちばん大きな違いはメーカーです。インプラスはLIXIL、ウチリモはYKK APの内窓で、どちらも既存の窓の内側にもう1枚の窓を追加するという工事の考え方は同じです。カタログ上の細かな仕様は各メーカーの公表資料をご確認ください。

まず前提を揃えておきます。どちらも「内窓」「二重窓」と呼ばれる商品で、いま付いている窓を撤去せず、その内側に窓を1枚足します。壁を壊さないため工期が短く、窓1枚ごとに設置できるという点も共通しています。

2つの内窓の基本


インプラスウチリモ
メーカーLIXILYKK AP
工事の考え方既存の窓の内側にもう1枚の窓を追加する既存の窓の内側にもう1枚の窓を追加する
当社での採用件数15件5件
当社の事例で使ったガラスLow-E複層ガラス/スペーシアクールLow-E複層ガラス/Low-E硝子
当社の事例で使ったカラープレシャスホワイト/キャラメルウッド/ライトグレー/ナチュラルシルバーホワイト

出典:エコマド工房 施工事例(採用製品の集計/自社集計・2026年8月時点)/カラーとガラスは当社が実際に採用したものであり、各商品のラインアップ全体を示すものではありません。

カタログの比較よりも、実際にどちらが選ばれているかを見てください

商品の仕様は各メーカーが公表しているとおりです。ここでお伝えできるのは、福岡の住まいで実際に工事をしてきた立場から見た、どちらがどんな場面で選ばれてきたかという実績です。

内窓は、既存の窓枠の奥行きや窓の形状に合わせて納める必要があります。カタログ上でできることと、その家の窓に納まることは別の話です。当社が現地調査を必ず行っているのは、この差を埋めるためです。

そのため、この記事では性能値の優劣を比べることはしません。当社の21件で実際にどちらを採用し、どんな悩みに対して選んだのかという事実だけをお伝えします。

当社の施工事例では、どちらがどれくらい使われていますか?

当社が福岡で公開している施工事例21件のうち、内窓として採用したのはインプラスが15件、ウチリモが5件です。このほかに、窓そのものを交換するLIXILのリプラスを使った事例が2件あり、うち1件はウチリモとの併用でした。

採用製品の内訳(当社の福岡施工事例21件)

内窓としての採用はインプラスが多数を占めています。

LIXILインプラス 15件


YKKウチリモ 5件


LIXILリプラス(窓の交換) 1件


上記のほか、春日市の1件ではウチリモとリプラスを窓ごとに使い分けています。

出典:エコマド工房 施工事例(採用製品の集計/自社集計・2026年8月時点)

件数だけを見るとインプラスが多いのですが、これは「インプラスのほうが優れているから」という単純な理由ではありません。窓の形状、既存の窓枠の納まり、ご希望のカラー、そして選びたいガラスの種類によって、適した商品が変わります。

ウチリモを選んだ5件には、マンションが多く含まれます

当社でウチリモを採用した5件のうち、築41年のマンション、築24年のマンション1階、マンションの西日対策など、集合住宅での施工が目立ちます。カラーはいずれもホワイトでした。

ウチリモを採用した5件

地域・建物総額工期ご相談の内容
福岡市南区大楠・築41年マンション37万円1日窓際から伝わる冷気や、朝晩の冷え込みによる室内の寒さ
福岡市西区姪浜駅南・マンション41万円1日冬場の寒さと、午後から強く差し込む西日
福岡市中央区小笹42万円1日(悩みの個別記述なし)
福岡市城南区長尾・築24年マンション1階80万円1日窓際の寒さと、車の音や通行人の話し声など外部から伝わる生活音
福岡県春日市小倉97万円1日(悩みの個別記述なし・リプラスとの併用)

出典:エコマド工房 施工事例(自社集計・2026年8月時点)

インプラスを採用した15件には、戸建てとマンションの両方が含まれ、総額も16万円から177万円まで幅があります。特定の建物や規模に偏っているわけではありません。

費用はどちらが高くなりますか?

商品名の違いだけで総額が決まるわけではありません。当社の事例では、インプラスの工事もウチリモの工事も30万円台から始まり、総額を左右しているのは対象にした窓の枚数とサイズ、ガラスの仕様です。

製品別に見た総額の範囲(当社の福岡施工事例)

製品件数総額の範囲中心となる帯
LIXILインプラス15件16万円 〜 177万円50万〜130万円に広く分布
YKKウチリモ5件37万円 〜 97万円40万円前後と80万円前後
LIXILリプラス(窓の交換)1件158万円

出典:エコマド工房 施工事例(総額の集計/自社集計・2026年8月時点)/窓の数・サイズ・ガラスの仕様により異なり、同額を保証するものではありません。

総額の差は、商品名ではなく「窓の枚数」で決まります

インプラスの事例で最も少なかったのは16万円、最も多かったのは177万円でした。同じ商品でも11倍の開きがあります。この差は対象にした窓の枚数の違いで、商品の価格差ではありません。

内窓の費用は、窓1枚あたりの積み上げで決まります。限られた窓だけを対象にすれば十数万円台に収まり、家全体の窓を対象にすれば100万円を超えます。どちらの商品を選ぶかより先に、どの窓を対象にするかを決めるほうが総額への影響は大きくなります。

そのうえで、ガラスの仕様が費用に影響します。当社の事例では、Low-E複層ガラスのほかにスペーシアクールを選んだケースがあり、こちらは日差しの影響が強い部屋などで検討されることが多い仕様です。

ガラスの選び方で、何が変わりますか?

当社の事例では、Low-E複層ガラスとスペーシアクールの2種類が中心です。冬の寒さと結露が主なご相談ならLow-E複層ガラス、夏の日差しや西日の影響も気にされている場合はスペーシアクールを検討することが多くなっています。

内窓は、枠の商品名だけでなく、そこに入れるガラスの種類も選びます。実は、体感の変化に効いてくるのはこのガラスの部分です。

当社の事例で採用したガラスと、そのときのご相談内容

ガラス採用した事例で多かったご相談採用した商品
Low-E複層ガラス冬場の寒さ、窓際の冷気、結露、外からの音インプラス/ウチリモの両方
スペーシアクール夏の暑さや西日の影響もあわせて気にされているケースインプラス
Low-E硝子冬場の寒さ(マンションでの採用)ウチリモ

出典:エコマド工房 施工事例(採用ガラスとご相談内容の集計/自社集計・2026年8月時点)

夏の暑さも気になる場合は、ガラスの選択が変わります

冷房時に室内へ入る熱の73%は窓・開口部からと報告されています。夏の暑さや西日の影響を強く感じている場合、枠の商品名より先にガラスの仕様を検討したほうが目的に近づきやすくなります。

冷房時に室内へ入る熱の73%が窓・開口部からとされています。
出典:資源エネルギー庁「省エネポータルサイト/省エネ住宅」(原典:一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会資料)

当社の事例では、福岡市中央区平尾の南向きリビング、福岡市中央区赤坂の角部屋、福岡市南区桧原のお住まいなどでスペーシアクールを採用しています。いずれも日差しや外気の影響を受けやすい条件のお住まいでした。

どのガラスが適しているかは、窓の向き、部屋の使い方、いま感じている悩みによって変わります。現地調査のときに実物をお見せしながらご説明できますので、迷われている場合はその場でご相談ください。

どちらを選ぶかは、何で決めればいいですか?

商品名から選ぶのではなく、いま感じている悩み、対象にしたい窓、既存の窓枠の納まりの3つから決めます。その条件に合う商品が結果として絞られる、という順番になります。

選ぶときに先に決めること

決めることなぜ先に決めるのか決まると何が絞られるか
どの部屋のどの窓を対象にするか総額への影響がいちばん大きいため予算の規模と工期
いちばん困っている悩みは何かガラスの仕様がここで変わるためLow-E複層ガラスかスペーシアクールか
既存の窓枠の奥行きと窓の形状納まらなければ設置できないため使える商品と、枠を足す部材の要否
室内の色に合わせたいカラーがあるか内装との相性が仕上がりを左右するため選べるカラーの範囲

納まりの相談は、実際に見てからでないと判断できません

既存の窓枠に十分な奥行きがない場合は、枠を手前に足す部材を使います。この判断は写真だけでは難しく、現地調査で採寸してから確定します。

仕上がりを心配される方もいらっしゃいますが、お客様の声のなかには「ふかし枠もほとんど違和感がなく」というご感想をいただいたものもあります。気になる場合は、現地調査のときに納まりの見本をご確認ください。

「リクシル・YKK・スペーシアの3種類を比較しながらそれぞれの特徴をわかりやすく説明」「ふかし枠もほとんど違和感がなく」

出典:エコマド工房 お客様の声(2026年6月29日投稿・原文引用/一部抜粋)/効果の感じ方には個人差があります

当社では、ご相談の内容をうかがったうえで複数の選択肢を並べてご説明しています。最初から1つの商品に決め打ちしてご提案することはしていません。

迷ったときは、優先順位の高い1部屋で試す方法もあります

どちらの商品にするか決めきれない場合、まず生活時間の長い部屋から施工し、体感を確かめてから残りの窓に広げるという進め方もできます。当社の事例でも、この順番で進められた方がいらっしゃいます。

お客様の声のなかには「今年は残りの窓にも内窓を設置」というご感想をいただいたものがあります。最初から家じゅうを決めきる必要はなく、1部屋で納まりや使い勝手を確認してから広げるという判断は、実際によく選ばれています。

この進め方であれば、最初の工事のときに実物の枠とガラスに触れたうえで、2回目以降の選択ができます。カタログの比較だけで決めるより納得しやすい方法だと思います。

インプラスとウチリモについて、ほかに知っておくべきことはありますか?

ここまでで触れきれなかった確認事項を、お問い合わせでよくいただく5つの質問としてまとめました。商品選びと納まりに関する実務的な内容です。

インプラスとウチリモでは、どちらが性能が高いのですか?

商品ごとの性能値は各メーカーが公表していますので、そちらをご確認ください。当社からお伝えできるのは、福岡での施工実績21件のうちインプラスが15件、ウチリモが5件という採用の実績と、どんなご相談のときにどちらを選んだかという事実です。体感の変化はガラスの仕様と窓の状況によって変わります。

同じ家で、部屋ごとに違う商品を使うことはできますか?

できます。当社の事例では、福岡県春日市の1件でYKKのウチリモとLIXILのリプラスを窓ごとに使い分けています。窓の形状や納まりに応じて、適した方法を窓単位で選ぶことがあります。

カラーは自由に選べますか?

各商品のラインアップの範囲で選べます。当社の事例では、インプラスでプレシャスホワイト・キャラメルウッド・ライトグレー・ナチュラルシルバー、ウチリモでホワイトを採用しました。内装との相性がありますので、現地調査のときにご相談ください。

リプラスは内窓とは違うものですか?

違います。リプラスは既存のサッシを生かしながら窓そのものを交換するカバー工法の商品で、内窓のように窓を1枚足すものではありません。当社では窓の状態やご希望に応じて使い分けており、リプラスを使った事例は2件あります。

どちらが向いているか、相談だけでも可能ですか?

可能です。窓の写真を送っていただければ、おおよその費用感と、検討できる選択肢をお伝えします。現地調査の前段階でのご相談も受け付けています。

窓の写真を送るだけ。どの内窓が向いているかをお伝えします

商品名で迷うより、いまお使いの窓を見たほうが早く決まります。写真とお困りごとをお送りいただければ、検討できる選択肢とおおよその費用感をお伝えします。24時間受付中です。

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総額の目安から先に知りたい方は、二重窓の費用34万円の実例や、戸建ての全窓で128万円の実例もあわせてご覧ください。

出典・参照