みなさんこんにちは。LIXIL窓マイスター、福岡の窓リフォーム専門店「エコマド工房」の塩田です。
本日は、元LIXIL営業所長をしていた知識と経験から、福岡の窓リフォームにもつながる「夏にお金を使いすぎたあとこそ、夫婦で見直したい『外出費より家時間』という選択」について、詳しく細部まで解説をさせていただきます。
最近ではLIXILの全国大会でセミナーもさせていただいています。是非最後までご覧いただければ幸いです。
夏の終わり、「ちょっと使いすぎたね」と夫婦で話していませんか?
夏休みの旅行、帰省、外食、レジャー、子どもとのお出かけ。夏は家族の思い出が増える一方で、どうしても出費が重なりやすい季節です。
9月に入り、クレジットカードの明細を見ながら、夫婦で「今年の夏はちょっとお金を使いすぎたね」と話しているご家庭もあるのではないでしょうか。
そんなとき、多くの方が最初に考えるのは「しばらく節約しよう」ということだと思います。
もちろん、外食やレジャーの回数を少し減らすことも家計管理のひとつです。しかし私は、もう一つ考えていただきたいことがあります。
「外に出る回数を減らす」だけではなく、「家にいる時間そのものを快適にする」という考え方です。
家で過ごす時間が心地よければ、休日のたびに「どこかへ行かなければ」と考えなくても、家族でゆっくり過ごすこと自体が一つの選択肢になります。
窓の断熱を仕事にしている私が大切にしているのも、実はここです。私たちの目的は、窓そのものを売ることではありません。窓を改善することで、ご自宅で過ごす家族の時間を、少しでも心地よいものにすることだと考えています。
「外出しない=我慢」ではなく、家時間を楽しめる暮らしへ
節約という言葉には、どうしても「我慢」というイメージがあります。
- 外食を我慢する
- 旅行を我慢する
- 買い物を我慢する
- 休日のお出かけを我慢する
こればかりでは、家計は改善しても気持ちが疲れてしまいます。
そこで夫婦で考えていただきたいのが、「家で過ごすことを選びたくなる住まいになっているか?」という視点です。
例えば、休日の昼間にリビングで映画を見る。少し手間をかけて夫婦で料理をする。子どもとゲームをする。本を読む。昼寝をする。友人を自宅へ呼ぶ。
特別なことをしなくても、家の中が快適なら「今日は家でいいね」ではなく、「今日は家がいいね」という休日もつくれます。
私は、住まいへの投資にはこうした価値もあると思っています。
福岡の「家時間」で意外と気になるのが窓際の暑さ
ただ、福岡市で家時間を快適にしようとすると、夏から秋にかけて気になりやすいのが窓から伝わる暑さや強い日差しです。
エアコンをつけているのに、ソファの場所によって暑く感じる。窓際で子どもが遊んでいると暑そうに見える。西日の入る部屋は夕方になるとなかなか涼しくならない。
こうした場合、エアコンだけの問題ではなく、窓が室内の温熱環境に影響していることがあります。
特に大きな窓や日射を受けやすい窓は、外の熱の影響を受けやすい場所です。冷房を強くするだけでなく、熱が入ってくる場所そのものを改善するという考え方も大切です。
そして、暑い時期が終われば今度は冬がやってきます。断熱性能が十分でない窓では、冬には室内の熱が逃げやすく、窓際の冷えや結露などが気になる場合があります。
つまり窓の断熱は、「夏だけ」「冬だけ」の対策ではありません。一年を通して家で過ごす時間を考えるための住環境改善の一つです。
内窓・二重窓は「家時間」を変える選択肢のひとつ
そこで選択肢になるのが、既存の窓の室内側にもう一つ窓を設置する内窓(二重窓)です。
LIXILの「インプラス」などの内窓は、今ある窓を残したまま室内側に新しい窓を取り付けます。既存窓との間に空気層ができることで、窓部分の断熱性能向上が期待できます。
内窓には、住まいの条件に応じて次のようなメリットが期待できます。
- 断熱:外気温の影響を受けにくくし、室内の快適性向上につなげる
- 暑さ・寒さ対策:夏の熱気や冬の窓際の冷えを軽減する
- 結露軽減:室内側の窓表面が冷えにくくなることで結露を抑えやすくする
- 防音:窓が二重になることで屋外からの音や室内からの音漏れを軽減する
- 省エネ:冷暖房効率の改善が期待でき、エネルギー消費を抑えることにつながる
私が特にお伝えしたいのは、こうした性能を「数字」だけで考えないことです。
例えばリビングの窓際が過ごしやすくなれば、家族が自然と同じ場所に集まりやすくなるかもしれません。外の音が軽減されれば、休日に自宅で映画を見る時間や夜の睡眠環境も変わる可能性があります。
結露が軽減できれば、冬の朝に窓を拭く負担を減らせるかもしれません。
断熱性能を上げること自体ではなく、その先にある毎日の暮らしがどう変わるか。ここを考えて窓リフォームを検討することが大切です。
工事のために休日を丸ごと潰さなくてもよいケースがあります
「リフォーム」という言葉を聞くと、大掛かりな工事をイメージする方もいらっしゃいます。
内窓は、現場の窓数や納まりなどによって異なりますが、比較的短時間で施工できることが特徴です。工事規模によっては、1時間程度から半日程度で完了するケースもあります。
壁を壊して家全体を大規模に改修する方法とは違い、生活への影響を抑えながら断熱対策を検討しやすい方法です。
ただし、窓の形状、設置スペース、既存窓の状態などによっては内窓が適さない場合があります。実際に施工できるかどうかは現地確認が必要です。
もちろん、内窓にもデメリットがあります
私は窓・建材・建物断熱の分野に24年以上携わってきましたが、どんな住宅にも「とにかく内窓を付ければよい」とは考えていません。
内窓にはメリットがある一方で、次のような注意点があります。
- 窓を開けるときに既存窓と内窓の2回開閉する必要がある
- 掃除する窓が増える
- 内窓を取り付けるためのスペースが必要
- 窓の形状や周辺の納まりによって施工方法が変わる
- 結露や騒音が必ず完全になくなるわけではない
例えば、毎日頻繁に出入りする窓であれば、二重に開閉することが負担になる可能性もあります。
また、防音についても音は壁や換気口、玄関などから伝わるため、内窓だけですべての音をなくせるわけではありません。結露についても室内の湿度や換気、建物の断熱状態などが影響します。
だからこそ、メリットだけを見るのではなく、「わが家の困りごとに本当に合っているか」で判断していただきたいと思います。
夏に使いすぎた直後だからこそ「全部やらない」という考え方も
今回のテーマで一番大切なのはここです。
夏に旅行やレジャーでお金を使ったばかりなのに、「家を快適にするため、今度は全部の窓をリフォームしましょう」では、家計にとって大きな負担になることがあります。
エコマド工房では、補助金が使えるからといって、必要のない窓まで工事することをおすすめする考え方ではありません。
例えば、まず夫婦で次のように整理してみてください。
- 家族が一番長く過ごしている部屋はどこか
- 夏に一番暑かった部屋はどこか
- 冬になると寒さや結露が気になる窓はどこか
- 外の騒音が特に気になる寝室はないか
- 冷暖房を使っても快適になりにくい場所はどこか
すべての窓を同じ優先順位で考える必要はありません。
「一番困っている部屋から改善する」という考え方もあります。
予算と暮らしの悩みを照らし合わせながら、どこにお金を使うと家族にとって満足度が高いのかを考える。これが、住まいへのお金の使い方では大切だと思います。
「外出費」と「住まいへの投資」は単純比較しなくて大丈夫です
ここまで「外出費より家時間」とお話ししてきましたが、私は旅行や外食をやめて、そのお金を全部リフォームに使うべきだと言いたいわけではありません。
旅行でしか得られない経験もありますし、家族で出かける時間も大切です。
考えていただきたいのは、家計の中に「毎日過ごす住まいを快適にするためのお金」という視点を加えてみることです。
1年間で考えれば、自宅で家族と過ごす時間は非常に長いものです。
その場所が暑い、寒い、うるさい、結露するという状態であれば、毎日の小さなストレスが積み重なります。
反対に、家にいる時間が快適になれば、「今日は家でゆっくりしよう」という休日にも満足感を持ちやすくなります。
私は、自分自身が家族との時間を大切にしたいという思いを持って独立しました。そのため窓リフォームについても、商品を何枚販売したかだけではなく、その工事によって家族が家で過ごす時間がどう変わるのかを大切にしています。
2026年は窓断熱に国の補助金を活用できる可能性があります
そして2026年度も、国による窓の断熱リフォームへの支援制度が実施されています。
高い断熱性能を持つ窓への改修を支援する「先進的窓リノベ2026事業」では、住宅の場合、条件を満たす断熱窓への改修について1戸あたり最大100万円の補助を受けられる可能性があります。
内窓についても、対象製品の性能やサイズなどの条件を満たした工事が補助対象となります。
ただし、ここで注意していただきたいのは、「100万円もらえるから工事をする」という順番にしないことです。
まずは「わが家のどこを快適にしたいのか」を考え、そのために必要な工事が補助対象になるのであれば、制度を上手に活用して自己負担を軽減する。この順番が大切です。
補助額は窓の性能や大きさ、工事内容などによって異なり、すべての工事で上限額まで補助されるわけではありません。また、対象となる製品や契約、工事、申請などには制度上の要件があります。
2026年の制度では、一般消費者が直接申請する仕組みではなく、あらかじめ登録された「窓リノベ事業者」が交付申請等の手続きを行います。
申請受付には期限があり、予算上限に達した場合には受付終了となります。制度内容や受付状況は変わる可能性がありますので、実際に工事を検討するときは最新情報とご自宅の対象可否を確認してください。
夫婦で一度、「これから家でどう過ごしたいか」を話してみませんか
夏の出費を振り返ると、つい「来月から何を削ろうか」という話になりがちです。
でも、せっかく夫婦で家計について話すなら、もう一歩先まで話してみてもよいのではないでしょうか。
「私たちは、この家でこれからどんな時間を過ごしたいだろう?」
休日に家族でのんびり映画を見たい。子どもがリビングで快適に遊べるようにしたい。冬の朝を少しでも過ごしやすくしたい。結露掃除の時間を減らしたい。外の音を気にせず眠りたい。
住まいの断熱は、単に窓の性能を上げるためのものではありません。
私たちエコマド工房が掲げているのは、「断熱で日本を変える」というビジョンです。
大きな言葉に聞こえるかもしれませんが、始まりは一軒一軒のご家庭です。暑さや寒さを「仕方がない」で終わらせず、自宅で家族が心地よく過ごせる時間を少しずつ増やしていく。その積み重ねが大切だと考えています。
福岡市で内窓・二重窓を検討するなら、まず「必要な場所」を確認しましょう
2026年度も国の補助金制度の継続が決定しました。
補助金の申請には登録事業者との契約が必要となり、予算に達し次第終了となります。
福岡では、条件により最大100万円の補助金を活用できる可能性があります。
この補助金を上手に活用し、2026年中に住まいの快適性を高めてみませんか。福岡で窓リフォームをご検討中の方は、ぜひエコマド工房へご相談ください。
「全部の窓を工事したほうがいいのかわからない」「リビングだけでも効果が期待できる?」「自宅の場合、補助金はいくらになりそう?」といった段階でのご相談でも大丈夫です。
窓の写真などを確認しながら、ご自宅では何を優先して考えるべきか整理していきます。
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