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2026-10-05

福岡の秋|子どもの寝具と寝室の室温調整

遮熱 二重窓 補助金

みなさんこんにちは。LIXIL窓マイスター、福岡の窓リフォーム専門店「エコマド工房」の塩田です。

本日は、元LIXIL営業所長をしていた知識と経験から、福岡の窓リフォームにも関係する「寝るときは暑いのに朝は寒い、秋の子どもの寝具と室温の整え方」について、詳しく細部まで解説をさせていただきます。

最近ではLIXILの全国大会でセミナーもさせていただいています。是非最後までご覧いただければ幸いです。

秋になると、子育て中のご家庭からよく聞かれるのが、「寝かせるときはまだ暑そうなのに、朝になると子どもの手足が冷えている」という悩みです。

寝る前は少し汗ばむくらいなのに、明け方には室温が下がっている。布団を厚くすると寝入りばなに暑そうですし、薄くすると朝方の冷えが気になります。子どもが布団を蹴ってしまい、何度も掛け直しているというご家庭もあるのではないでしょうか。

こうした秋の寝室では、寝具だけで調整しようとするのではなく、「夜から朝まで寝室の温度がどう変化しているか」にも目を向けることが大切です。

秋の子どもの寝室は「寝るとき」と「朝」の温度差に注意

福岡市では秋になっても日中は暖かく感じる日があり、夜の寝入りばなには室内に昼間の熱が残っていることがあります。一方で季節が進むにつれて朝晩は冷えやすくなり、就寝時と明け方で体感が大きく変わる日もあります。

そのため、夜9時や10時ごろの室温だけを見て寝具を決めると、明け方には「思っていたより寒い」ということが起こります。

特に子どもは、寝ている間によく動きます。布団を蹴ったり、寝返りを繰り返したりするため、掛け布団だけに頼った温度調整が難しい場合があります。

そこで秋の寝室では、次の3つを分けて考えると整理しやすくなります。

  • 寝入りばなの暑さ
  • 明け方の冷え
  • 寝ている間の室温変化

「子どもが寒そうだから厚い布団にする」という方法だけでは、寝始めには暑くなりすぎることがあります。反対に、寝始めの暑さだけに合わせると、明け方の冷えに対応しにくくなります。

大切なのは、一晩を通して大きな暑さ・寒さを感じにくい環境をつくることです。

まずは寝具より「室温の変化」を確認してみましょう

お子さんの寝具選びで迷っている場合、最初におすすめしたいのが寝室の温度を確認することです。

温湿度計を寝室に置いて、少なくとも就寝前・深夜・起床時の変化がわかると、対策を考えやすくなります。最低・最高温度を記録できる温湿度計であれば、毎晩起きて確認する必要もありません。

ここで重要なのは、「何度なら絶対に快適」と一律に決めないことです。

快適に感じる環境は、お子さんの年齢、寝具、パジャマ、湿度、寝室の広さ、エアコンの使い方などによって変わります。数字だけで判断するのではなく、汗をかいていないか、暑がっていないか、朝方に冷えすぎていないかなども合わせて確認してください。

例えば、就寝時には快適でも、朝方に室温が大きく低下しているのであれば、寝具だけではなく「なぜ寝室が冷えやすいのか」を考える価値があります。

秋の寝具は一枚で解決せず「調整しやすさ」を意識

秋は季節の変わり目ですから、真夏や真冬のように寝具を固定するより、気温に合わせて調整しやすくしておくほうが実用的です。

例えば、いきなり厚い冬用の掛け布団へ変更するのではなく、薄手の寝具やパジャマなどを組み合わせ、その日の気温に応じて調整できるようにしておきます。

子どもが掛け布団を蹴ってしまう場合には、パジャマなど身体に近い部分で調整する方法もあります。ただし、着せすぎれば寝入りばなに暑くなる可能性がありますので、汗の状態などを確認しながら調整してください。

また、同じ福岡市内でも住宅によって寝室の環境はかなり違います。

  • 寝室の方角
  • 窓の大きさ
  • 窓ガラスやサッシの性能
  • 戸建住宅かマンションか
  • 寝室が建物の何階にあるか
  • 日中の日射の入り方
  • 住宅全体の断熱性能

こうした条件によって、夕方まで暑さが残りやすい部屋もあれば、夜になると急速に冷えやすい部屋もあります。

なぜ寝室は朝になると寒くなる?窓と室温の関係

ここからは窓の専門店として、ぜひ知っていただきたいポイントです。

寝室が夜から朝にかけて冷えていく原因は窓だけではありません。壁、床、天井、換気、住宅全体の断熱性能など、さまざまな要素が関係しています。

ただ、窓は壁と比較して熱の影響を受けやすい部分です。

秋が深まり外気温が下がると、断熱性能が十分ではない窓では室内の熱が外へ逃げやすくなります。特に大きな窓がある寝室や、古いアルミサッシ・単板ガラスなどを使用している住宅では、窓際の冷えを感じやすいケースがあります。

さらに、窓の近くにベッドや布団がある場合には、部屋全体の室温だけではわからない「窓際のひんやり感」が気になることもあります。

そのため、「朝になると寝室が寒い」と感じる場合は、室温だけでなく、ベッドや布団と窓との位置関係も確認してみてください。

すぐできる寝室の寒さ対策

朝方の冷えが気になるからといって、すぐに窓リフォームが必要とは限りません。まずは費用をかけずにできることから試してみるのがおすすめです。

1.ベッドや布団の位置を確認する

寝ている場所が窓のすぐ近くであれば、可能な範囲で窓から少し距離を取れるか確認してみましょう。

窓際と部屋の中央では体感が異なることがあります。特にお子さんの頭や身体が窓のすぐそばにある場合は、家具配置を変えるだけでも感じ方が変わる可能性があります。

2.カーテンを見直す

夜間はカーテンを閉めることで窓付近の冷気を感じにくくできる場合があります。

ただし、カーテンだけで窓そのものの断熱性能が大幅に向上するわけではありません。あくまで手軽にできる対策の一つとして考えてください。

3.エアコンの設定だけでなく室温を確認する

「エアコンを○℃に設定しているから大丈夫」と考えるのではなく、実際の寝床付近の室温を確認してみてください。

エアコンの設定温度と、子どもが眠っている場所の温度が同じとは限りません。温湿度計を置く場合も、エアコンの吹き出し口のすぐ近くではなく、実際の生活空間を把握できる位置で確認すると参考になります。

毎年寒い寝室なら「内窓」という選択肢もあります

寝具や家具配置、暖房などを工夫しても毎年寝室の冷えに悩んでいる場合は、窓そのものの断熱性能を改善する方法があります。

その代表的な方法が、既存の窓の室内側にもう一つ窓を設置する内窓(二重窓)です。

LIXILの「インプラス」などの内窓を設置すると、既存窓との間に空気層ができます。窓部分の断熱性能を高めることで、外気温の影響を室内へ伝わりにくくし、寝室の温熱環境を整えることが期待できます。

内窓は寒さ対策だけではなく、条件によって次のようなメリットも期待できます。

  • 断熱性の向上:外気温の影響を受けにくくする
  • 結露の軽減:既存窓の室内側が冷えにくくなることで結露軽減が期待できる
  • 防音:窓から入る屋外騒音や室内から漏れる音の軽減が期待できる
  • 省エネ:冷暖房効率の改善につながる可能性がある
  • 夏の暑さ対策:ガラスの仕様などを適切に選ぶことで日射対策にも活用できる

寝室の場合、「暖房を強くする」という方法だけでなく、暖めた空気を逃がしにくい部屋にするという考え方も大切です。

窓の状態や枚数にもよりますが、内窓は比較的短時間で施工できるケースが多く、1窓程度なら1時間前後、複数窓では半日程度になる場合があります。実際の工事時間は窓の大きさ・形状・設置状況などによって異なります。

内窓にも注意点があります

私は24年以上、窓・建材・建物断熱の分野に携わってきましたが、内窓はすべての住宅、すべての窓に無条件でおすすめできるものではありません。

例えば、次のような注意点があります。

  • 窓を開ける際に、既存窓と内窓の2回開閉する必要がある
  • 窓の掃除をする箇所が増える
  • 内窓を取り付けるためのスペースが必要
  • 窓の形状や既存枠の状態によって施工方法が変わる
  • 内窓だけで住宅全体の断熱問題をすべて解決できるわけではない

また、結露についても「内窓を付ければ必ずゼロになる」とは言えません。

結露には窓の表面温度だけでなく、室内の湿度、換気、生活スタイル、建物全体の断熱状態なども関係するためです。

防音についても同様で、音は窓だけでなく壁や換気口、玄関などから伝わることがあります。

大切なのは、内窓という商品を付けること自体ではありません。「子どもの寝室を朝まで過ごしやすくしたい」「結露を減らしたい」「外の音で目が覚めるのを軽減したい」など、まず暮らしの悩みを整理し、それに合った方法を選ぶことです。

子ども部屋だけ内窓を付けるのはあり?

「家中の窓を工事しないと意味がないですか?」というご質問をいただくことがあります。

結論から申し上げると、必ずしも最初からすべての窓を工事する必要はありません。

予算や悩みの大きさを考え、家族が長い時間を過ごす部屋や、暑さ・寒さを強く感じる部屋から優先するという考え方もあります。

例えば、秋から冬にかけて子どもの寝室が特に冷えやすいのであれば、その部屋の窓を優先して検討する方法があります。リビング、西日の強い部屋、脱衣所など、住宅によって優先順位は変わります。

窓を売ることではなく、ご家族が自宅で快適に過ごせる時間を増やすことが、窓リフォームの本来の目的だと私は考えています。

福岡市の窓リフォームでは2026年の補助金も確認を

窓の断熱リフォームを検討する場合、2026年度は国の「先進的窓リノベ2026事業」を利用できる可能性があります。

2026年9月19日時点の公式情報では、住宅の補助上限は1戸あたり100万円です。内窓設置も対象工事に含まれますが、実際の補助額は窓の大きさ、製品の性能、住宅の建て方などによって異なります。

また、補助金額の合計が一定額以上になることなど申請要件があります。対象製品であることや工事内容などの条件を満たす必要があるため、「内窓を付ければ誰でも100万円もらえる」という制度ではありません。

補助金は、工事をする目的ではなく、ご家庭に必要な断熱リフォームの負担を軽くするための手段として考えることが大切です。

まず「どの部屋で何に困っているのか」を整理し、必要な工事を考えたうえで、その工事に利用できる補助制度を確認する。この順番で検討することをおすすめします。

なお、補助制度は予算や申請時期などによって状況が変わります。2026年9月19日時点で、先進的窓リノベ2026事業の公式サイトが公表している予算に対する補助金申請額の割合は25%です。予算上限に達した時点で交付申請の受付は終了しますので、検討時には必ず最新の公式情報をご確認ください。

秋は冬の寝室環境を確認する良いタイミングです

「寝るときは暑いのに、朝になると寒い」という秋特有の悩みは、寝具を選ぶだけでは解決しにくいことがあります。

まずは寝室の室温変化を確認し、寝具やパジャマ、ベッドの位置、カーテン、エアコンの使い方など、できることから調整してみてください。

そのうえで、毎年同じ部屋の寒さに悩んでいる、窓際が特に冷える、結露も気になっているという場合には、窓の断熱性能を確認してみる価値があります。

私たちエコマド工房が目指しているのは、単に内窓を取り付けることではありません。

「断熱で日本を変える」という考えのもと、暑さや寒さを我慢することが当たり前ではない住まいを増やし、ご家族が家で心地よく過ごせる時間をつくることを大切にしています。

お子さんが眠る部屋であれば、なおさら「商品を何枚付けるか」から考えるのではなく、今どの時間帯に困っているのか、窓が原因なのか、どこを改善すると負担を抑えながら快適にできるのかを順番に確認していくことが大切です。

福岡で内窓・窓断熱をご検討中の方へ

2026年度も国の補助金制度の継続が決定しました。補助金の申請には登録事業者との契約が必要となり、予算に達し次第終了となります。

福岡では、条件により最大100万円の補助金を活用できる可能性があります。

この補助金を上手に活用し、2026年中に住まいの快適性を高めてみませんか。福岡で窓リフォームをご検討中の方は、ぜひエコマド工房へご相談ください。

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