みなさんこんにちは。LIXIL窓マイスター、福岡の窓リフォーム専門店「エコマド工房」の塩田です。
本日は、元LIXIL営業所長をしていた知識と経験から、福岡の窓リフォームで考えたい「朝の着替えが寒い…子どもの身支度を楽にする部屋の冷え対策」について、詳しく細部まで解説をさせていただきます。
最近ではLIXILの全国大会でセミナーもさせていただいています。是非最後までご覧いただければ幸いです。
冬の朝、お子さんに「寒いから着替えたくない」「布団から出たくない」と言われて、身支度に時間がかかっていませんか。
暖房をつけているのに、窓の近くへ行くとひんやりする。着替えをする子ども部屋やリビングがなかなか暖まらない。朝の忙しい時間だからこそ、こうした小さな寒さが毎日の負担になってしまいます。
実は、冬の部屋の寒さを考えるときに、ぜひ確認していただきたい場所の一つが「窓」です。
福岡市は比較的温暖な地域という印象がありますが、冬の朝はしっかり冷え込みます。住宅の断熱性能や窓の仕様によっては、暖房を使っていても窓周辺の冷えを感じることがあります。
そこで今回は、朝の子どもの身支度を少しでも楽にするために、部屋が寒く感じる理由と、内窓・二重窓を含めた対策についてお話しします。
朝の着替えがつらいのは「室温」だけの問題ではありません
「部屋が寒いなら、暖房の設定温度を上げればいい」と考える方もいらっしゃると思います。
もちろん暖房は大切ですが、設定温度を上げるだけでは解決しにくいケースがあります。
例えば、エアコンをつけて部屋の空気が暖まっていても、窓の表面温度が低いと、窓の近くでは寒さを感じやすくなります。
特に、古いアルミサッシや一枚ガラスなど断熱性能が十分ではない窓では、外気の影響を受けやすくなります。
また、冷やされた空気が窓付近から床へ降りてくることで、足元の冷えにつながる場合もあります。
朝、パジャマから洋服へ着替えるときは、一時的に肌が外気に触れます。大人以上にお子さんが「寒い!」と感じて、着替えを嫌がってしまうのも無理はありません。
まず確認したい「子どもが着替えている場所」
私が窓の寒さ対策を考えるときに大切だと思っているのは、いきなり「全部の窓を工事しましょう」と考えないことです。
まずは、ご家族がどの部屋で、どの時間帯に寒さを感じているのかを整理してみてください。
例えば、朝の身支度であれば次のような場所です。
- 子ども部屋
- 寝室
- リビング
- 廊下に面した部屋
- 洗面所や脱衣所
特に「朝だけ寒い」「窓の近くだけ寒い」「暖房をつけても足元が寒い」という場合は、窓から受けている影響を確認する価値があります。
すべてを一度に改善するのではなく、お子さんが毎朝着替える部屋や、ご家族が長い時間を過ごす部屋から優先するという考え方もあります。
窓リフォームの目的は、窓そのものを新しくすることではありません。大切なのは、朝の身支度や家族の生活を少しでも快適にすることです。
福岡市の部屋の冷え対策で考えたい5つの方法
1.カーテンや窓まわりを見直す
最初にできるのは、現在の窓まわりを確認することです。
厚手のカーテンなどを使うことで、窓付近の冷気を感じにくくできる場合があります。ただし、カーテンだけで窓そのものの断熱性能が大きく変わるわけではありません。
また、暖房器具の風をカーテンや家具で遮っていないかも確認してみてください。
2.暖房を使う時間を工夫する
朝起きてから暖房を入れると、お子さんが着替える時間までに十分暖まらないことがあります。
タイマー機能などを利用して、起床時間より少し前から暖房を運転する方法もあります。
ただし、住宅の断熱性能が低い場合は、暖めても熱が逃げやすいため、暖房だけで対処し続けるより住宅側の断熱を検討したほうがよいケースもあります。
3.湿度や換気も確認する
冬の室内環境は温度だけでなく、湿度や換気とのバランスも大切です。
ただし、加湿をしすぎると窓の結露につながる場合があります。特に一枚ガラスやアルミサッシでは、室内側の表面温度が下がり、結露が発生しやすいことがあります。
内窓を設置すると結露軽減が期待できますが、室内湿度、換気、建物の断熱状態なども関係するため、「内窓を付ければ必ず結露がゼロになる」とは言えません。
4.着替える場所そのものを変えてみる
すぐにできる対策として、冬の間だけ着替える場所を変更する方法もあります。
例えば、朝から暖房を使っているリビングにお子さんの着替えを準備しておけば、寒い子ども部屋で着替えなくても済みます。
住宅リフォームをする前に、こうした暮らし方の工夫で解決できるのであれば、それも立派な対策です。
5.窓からの冷えが大きいなら「内窓」を検討する
暮らし方を工夫しても寒さが気になる場合は、窓の断熱リフォームを検討する方法があります。
代表的なのが、LIXIL「インプラス」などの内窓(二重窓)です。
現在ある窓の室内側にもう一つ窓を取り付けることで、既存窓と内窓の間に空気層が生まれます。
この仕組みによって窓の断熱性能を高め、冬の外気の影響を受けにくくすることが期待できます。
内窓で変えたいのは「朝の家族の時間」です
内窓の説明では「断熱性能が上がる」という言葉がよく使われます。
もちろん性能は重要です。しかし、私が本当に大切だと考えているのは、その性能によって毎日の暮らしがどう変わるかです。
例えば、朝の子ども部屋の冷えがやわらげば、布団から出たり、パジャマから着替えたりする負担も軽くなるかもしれません。
「早く着替えなさい」と何度も声をかける時間が減れば、親御さんの朝の慌ただしさも少し変わる可能性があります。
家族が過ごす家だからこそ、断熱性能を数字だけで考えるのではなく、「朝の10分、20分をどう過ごせるようになるのか」という視点も大切にしていただきたいと思います。
内窓には寒さ対策以外のメリットもあります
内窓は冬の寒さ対策だけではありません。窓やガラスの仕様、建物の条件などによって異なりますが、次のような効果も期待できます。
- 夏の暑さ対策:外から伝わる熱の影響を抑えやすくする
- 結露軽減:室内側の窓表面が冷えにくくなることで、結露軽減が期待できる
- 防音:窓が二重になることで、外から入る音や室内から漏れる音を軽減できる場合がある
- 省エネ:冷暖房効率の改善が期待できる
- 防犯面:窓が二重になることが侵入への心理的・時間的な抑止につながる場合がある
ただし、防音や防犯、光熱費削減などの効果は住宅や窓の条件、製品仕様、暮らし方によって異なります。
「内窓を付ければ何でも解決する」というものではありませんので、何を一番改善したいのかを整理して製品やガラスを選ぶことが重要です。
内窓のデメリットも知っておきましょう
私は、メリットだけで窓リフォームを判断してほしくありません。
内窓には、事前に知っていただきたい注意点もあります。
- 窓を開けるときに既存窓と内窓の2回開閉する必要がある
- 窓が増えるため、掃除する面も増える
- 内窓を設置するためのスペースが必要
- 窓の形状や周囲の納まりによっては施工方法の検討が必要
- 家具やカーテンなどとの干渉を確認する必要がある
毎日頻繁に出入りする掃き出し窓などでは、二重の開閉を面倒に感じる方もいらっしゃいます。
だからこそ、価格や補助金だけで決めるのではなく、設置後の生活動線まで想像して選ぶことが大切です。
工事は比較的短時間。子育て世帯にも検討しやすい窓リフォームです
「工事をすると一日中家にいないといけないのでは?」と心配される方もいらっしゃいます。
内窓は、現在ある窓を基本的に残し、その室内側に新しい窓を設置する工事です。
窓の数や大きさ、設置条件などによりますが、一般的には1時間から半日程度で施工できるケースもあります。
ただし、窓枠の状態や窓の形状などによって追加の作業が必要になることがありますので、実際の工事時間は現地確認後に判断します。
子育て中で「大がかりなリフォームは難しい」というご家庭でも比較的検討しやすいのが、内窓リフォームの特徴の一つです。
福岡市の窓リフォームは2026年度の補助金も確認を
窓の寒さ対策を検討するときは、補助金制度も確認しておきたいところです。
2026年度は、国の「先進的窓リノベ2026事業」が実施されています。一定の性能要件を満たす窓の断熱リフォームについて、製品の性能や窓の大きさなどに応じて補助を受けられる制度で、住宅は1戸あたり最大100万円が補助上限となっています。
ただし、100万円がすべてのご家庭に支給されるわけではありません。実際の補助額は、工事する窓の数、大きさ、製品性能、住宅の条件などによって変わります。
また、補助対象となるには制度で定められた要件を満たす必要があり、窓リノベ事業者との工事請負契約が必要です。申請手続きは登録された窓リノベ事業者が行います。
補助金は、工事をする目的ではなく、必要な断熱リフォームの負担を軽くするための手段として考えることをおすすめしています。
「補助金が出るから全部の窓を工事する」ではなく、「朝の子ども部屋が寒い」「寝室の冷えがつらい」など、まず改善したい暮らしの悩みから優先順位を決めてください。
窓・建材・建物断熱に24年以上携わってきた経験からお伝えしたいこと
私は2000年にトステム株式会社へ入社し、その後LIXILで窓や建材に携わってきました。現在まで、窓・建材・建物断熱の分野に24年以上携わっています。
その経験から感じるのは、同じ「寒い家」でも、最適な対策は一軒一軒違うということです。
窓の性能が大きな原因になっている家もあれば、窓以外の断熱性能や間取り、暖房方法なども含めて考えたほうがよい家もあります。
内窓が有力な選択肢になる住宅は多くありますが、すべてのお客様に一律で同じ工事をおすすめすることはありません。
私たちが目指しているのは、窓をたくさん販売することではなく、窓断熱を通じて、お客様とご家族が自宅で快適に過ごせる時間を増やすことです。
朝の着替えが少し楽になる。寒くて動きたくない時間が減る。親子で慌ただしくしていた朝に、少し余裕が生まれる。
そうした毎日の小さな変化まで含めて、窓リフォームの価値を考えていただければと思います。
朝の寒さ対策で、契約前に確認してほしいポイント
福岡市で内窓・二重窓を検討する場合、私は次の点を確認していただきたいと思います。
- 家族が一番寒いと感じている部屋はどこか
- 寒さを感じる時間帯はいつか
- 窓の近くで特に寒さを感じるか
- 既存窓の種類や状態はどうなっているか
- 内窓を設置できるスペースがあるか
- 開閉や生活動線に支障がないか
- 補助対象製品になっているか
- 補助金を差し引いた最終的な自己負担はいくらか
見積りを見る際も、「補助金がいくら出るか」だけで比較するのではなく、工事総額と補助予定額、そして最終的な自己負担額まで確認してください。
ご自宅の場合にどこから手を付ければよいかわからなければ、窓の写真などをもとに専門店へ相談する方法もあります。
まとめ|子どもの「寒い」を我慢させる前に、窓からできることを考えてみませんか
朝の着替えが寒いと、お子さんだけでなく、身支度を手伝う親御さんにとっても毎日の負担になります。
まずは暖房の使い方、カーテン、着替える場所など、すぐにできる対策から試してみてください。
それでも「窓の近くが冷える」「暖房をつけても足元が寒い」という場合には、内窓・二重窓による断熱リフォームを検討する価値があります。
無理にすべての窓を工事する必要はありません。子ども部屋、寝室、リビングなど、ご家族が寒さで困っている場所から優先順位を付ける方法もあります。
エコマド工房が掲げるビジョンは「断熱で日本を変える」です。
大きな言葉に聞こえるかもしれませんが、私たちが目指しているのは、一軒一軒のご家庭で「冬の朝が以前より過ごしやすくなった」と感じていただけるような、小さくても確かな暮らしの改善を積み重ねることです。
2026年度も国の補助金制度の継続が決定しました。
補助金の申請には登録事業者との契約が必要となり、予算に達し次第終了となります。
福岡では、条件により最大100万円の補助金を活用できる可能性があります。
この補助金を上手に活用し、2026年中に住まいの快適性を高めてみませんか。福岡で窓リフォームをご検討中の方は、ぜひエコマド工房へご相談ください。
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