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2026-10-21

福岡市|床で寝る犬の寒さ対策と窓断熱

遮熱 二重窓 補助金

みなさんこんにちは。LIXIL窓マイスター、福岡の窓リフォーム専門店「エコマド工房」の塩田です。

本日は、元LIXIL営業所長をしていた知識と経験から、福岡の窓リフォームにも関係する「床で寝る犬の寒さ対策|秋に見直したい寝床の位置と室温」について、詳しく細部まで解説をさせていただきます。

最近ではLIXILの全国大会でセミナーもさせていただいています。是非最後までご覧いただければ幸いです。

秋になって朝晩が涼しくなってくると、「最近、犬が丸まって寝ている」「いつもより毛布の上にいることが増えた」と感じる飼い主さんもいらっしゃると思います。

犬の寒さ対策というと、暖房や毛布、ペット用ベッドを思い浮かべる方が多いのですが、住まいの断熱という視点から私がぜひ確認していただきたいのが、「犬がどこで寝ているか」です。

特に床で寝ることが多い犬の場合、人が感じている室温だけでは判断できないことがあります。窓の近くやフローリングの上など、寝床の位置によっては、人が生活している高さより冷えを感じやすい場合があるからです。

福岡市でも秋から「床付近の寒さ」を意識したい理由

福岡市は比較的温暖な地域というイメージがありますが、秋が深まるにつれて朝晩の気温は下がっていきます。

気象庁の1991~2020年の平年値では、福岡の10月は月平均気温19.6℃、日最低気温の月平均は16.0℃です。11月になると月平均気温14.2℃、日最低気温の月平均10.6℃まで下がります。

つまり、10月の初めには「まだ暖かい」と感じていても、秋が進むにつれて朝晩の冷え方は変わってきます。

そして住まいの中で注意したいのが、室温計に表示される数字と、犬が実際に過ごしている床付近の環境が必ずしも同じではないということです。

暖かい空気は上方にたまりやすいため、暖房を使う季節には上下で温度差が生まれることがあります。さらに窓の断熱性能が低い住宅では、外気によって冷やされた窓の影響で、窓際や床付近に冷えを感じやすくなる場合があります。

人はソファや椅子、ベッドなど床より高い位置で生活することが多い一方、犬は床に近い場所で長時間過ごします。そのため、飼い主さんが「それほど寒くない」と感じていても、犬の寝床では条件が違っている可能性があります。

犬が寒がっていないか、まず様子を確認しましょう

ここで大切なのは、「犬なら何℃が正解」と一律に決めないことです。

寒さへの強さは、犬種や被毛、年齢、体格、健康状態などによって異なります。環境省の資料でも犬種や年齢などによって適した環境が異なることが示されており、寒すぎるときのサインとして、小刻みな震え、身体を丸める、動こうとしないといった様子などが挙げられています。

特に秋から冬にかけては、室温計の数字だけを見るのではなく、愛犬自身の様子を確認してあげることが重要です。

  • 身体を丸めて寝ることが増えていないか
  • 暖かい場所ばかり探していないか
  • 小刻みに震えていないか
  • 寝床から動きたがらない様子がないか
  • 冷たい床を避けるようになっていないか

こうした変化がある場合は、まず寝床の位置や床付近の温度を確認してみてください。

なお、普段と明らかに様子が違う場合や体調面で心配がある場合は、住宅環境だけで判断せず、獣医師へ相談することも大切です。

秋に見直したい犬の寝床の位置

犬の寒さ対策で最初にできることは、大掛かりな工事ではありません。まずは、今ある寝床の位置を確認することです。

1.窓のすぐ近くになっていないか

窓は住宅の中でも外気の影響を受けやすい場所です。特に断熱性能の低い窓では、外気温が下がると室内側のガラスやサッシも冷えやすくなります。

夏には涼しくてお気に入りだった窓際が、秋から冬には冷えを感じやすい場所へ変わることがあります。

窓際に犬のベッドやケージを置いている場合は、窓から少し離してみるだけでも環境が変わる可能性があります。

2.玄関や廊下につながる場所ではないか

玄関や廊下など暖房していない空間に近い場所は、リビングの中央部と比べて冷えやすい場合があります。

ドアの開閉によって冷たい空気が入りやすい場所も、寝床には注意が必要です。

3.フローリングへ直接寝ていないか

犬によっては季節を問わずフローリングで寝るのが好きな場合がありますので、床で寝ていること自体が直ちに問題というわけではありません。

ただし、秋から冬にかけて床面が冷たくなってきたら、ベッドやマット、毛布など暖かい場所を犬自身が選べる環境を用意しておくと安心です。

環境省も、ペットが自ら快適な場所へ移動できる環境を整えることの重要性を案内しています。

室温は「人の高さ」だけでなく犬の高さでも確認

私がおすすめしたいのは、温湿度計を犬の生活する高さに近い場所にも置いて確認する方法です。

例えば、普段使っている室温計が棚の上にあるなら、一度犬の寝床付近でも測ってみてください。

「いつも室温を確認しているから大丈夫」と思っていたご家庭でも、実際に測る位置を変えると環境の違いに気づくことがあります。

また、適温を一つの数字だけで決めるのではなく、犬種、年齢、被毛、健康状態などを踏まえて調整することが大切です。

例えば、子犬や高齢犬などではより丁寧な温度管理が必要になることがあります。愛犬に適した具体的な室温について心配がある場合は、かかりつけの獣医師にも確認してください。

暖房しても窓際や床が寒いなら「窓」が原因の一つかもしれません

寝床を移動したり、ベッドや毛布を用意したりすることは、すぐにできる寒さ対策です。

ただ、それでも「窓際が冷える」「暖房をつけても足元が寒い」「家族も床付近の冷えが気になる」という場合は、住まいそのものの断熱性能を見直す方法があります。

私は24年以上、窓・建材・建物断熱の分野に携わってきましたが、住まいの寒さを考えるとき、窓はぜひ確認していただきたい部分です。

窓の断熱性能が低いと、暖房で室内を暖めても窓から熱が逃げやすくなります。また、冷えた窓の近くでは冷たい空気が下へ流れ、窓際や床付近の寒さにつながる場合があります。

そのため、愛犬のために寝床を暖かくすることと、家族全体が暮らす室内環境を整えることは、分けて考える必要があります。

内窓インプラスで窓の断熱性能を高める方法

福岡市で窓の寒さ対策として選択肢の一つになるのが、既存の窓の室内側にもう一つ窓を取り付ける「内窓(二重窓)」です。

LIXILの「インプラス」などの内窓を設置すると、既存窓と内窓の間に空気層ができます。この空気層と断熱性能の高いガラスなどによって、窓からの熱の出入りを抑えやすくなります。

期待できる主なメリットは次の通りです。

  • 断熱:冬の窓際の冷えを抑えやすくなる
  • 省エネ:冷暖房効率の改善が期待できる
  • 結露軽減:室内側の窓表面温度が下がりにくくなり、結露を軽減できる場合がある
  • 防音:窓から入る外の音や室内から漏れる音を軽減できる場合がある

犬と暮らすご家庭では、断熱だけでなく防音面も内窓を検討する理由になることがあります。外の車や人の声などに敏感な犬の場合、窓から入る音を軽減できれば、室内で落ち着いて過ごしやすい環境づくりにつながる可能性があります。

ただし、音は壁、換気口、玄関など窓以外からも伝わりますので、内窓だけですべての騒音がなくなるわけではありません。

内窓にもデメリットや確認事項があります

私は窓リフォームをご提案するとき、メリットだけで判断していただきたくないと考えています。

内窓には、次のような注意点もあります。

  • 窓を開けるときに既存窓と内窓の2回の開閉が必要になる
  • 窓掃除をする場所が増える
  • 内窓を設置するためのスペースが必要
  • 窓の形状や周辺条件によっては設置方法の検討が必要
  • 結露や騒音などが必ず完全になくなるわけではない

また、犬が窓際へ頻繁に近づくご家庭では、内窓を取り付けた後の生活動線や窓の開閉方法も含めて考えておくとよいでしょう。

「補助金が使えるから全部の窓を工事する」という順番ではなく、まずは愛犬やご家族が長く過ごす部屋、寒さを感じている部屋から優先順位を考えることが大切です。

内窓工事は比較的短時間で施工しやすい窓リフォームです

内窓は、既存窓をそのまま残して室内側に取り付けるため、大掛かりな壁工事を伴わず施工できるケースが多い方法です。

窓の数や大きさ、現場条件によって変わりますが、工事時間は1時間から半日程度で完了するケースもあります。

犬と暮らしているご家庭では、工事中の工具音や人の出入りがストレスになる場合もあります。施工当日は別室で過ごしてもらうなど、安全面も含めた準備をしておくと安心です。

施工時間は窓数や納まりなどで変わりますので、実際の工事前に確認してください。

犬の寒さ対策は「暖房を強くする」だけではありません

犬が寒そうにしていると、「暖房の設定温度を上げよう」と考えるかもしれません。

もちろん適切な暖房は重要ですが、住まいの断熱性能が低ければ、暖めても熱が外へ逃げやすくなります。

そこで考えていただきたいのが、暖房設備と住宅断熱の両方を見ることです。

窓の断熱性能を高める目的は、単に「内窓という商品を付けること」ではありません。

犬が床で安心して眠れること。家族も窓際や足元の寒さを感じにくくなること。朝起きたときの冷え込みを少しでも和らげること。そして冷暖房に過度に頼らず、家族みんなが心地よく過ごせる時間を増やしていくこと。

私たちエコマド工房が「断熱で日本を変える」という考えで窓断熱に取り組んでいるのも、こうした暮らしそのものを良くしたいからです。

2026年は福岡でも窓断熱に補助金を活用できる可能性があります

2026年度も、国の「先進的窓リノベ2026事業」が実施されています。

既存住宅の対象となる内窓設置や外窓交換など、条件を満たす断熱改修について補助対象となる制度で、住宅の場合は1戸あたり最大100万円が補助上限となっています。

ただし、「内窓を付ければ誰でも100万円もらえる」という制度ではありません。

実際の補助額は、住宅の建て方、対象製品の性能、窓のサイズ、工事内容などによって変わります。また、対象製品や工事期間などの要件を満たす必要があります。

補助金は、工事をする目的ではありません。

まず「リビングの窓際が寒い」「犬が寝ている床付近の冷えを改善したい」「結露や外の音にも困っている」といった暮らしの悩みを整理し、その解決に必要な工事が補助対象になるのであれば、制度を上手に活用する。この順番が大切だと私は考えています。

秋のうちに確認したい5つのチェックポイント

本格的に寒くなる前に、愛犬と暮らす福岡市のご家庭では、次の5点を一度確認してみてください。

  1. 犬の寝床が窓のすぐ近くになっていないか
  2. 犬が過ごす床付近の温度を実際に確認したか
  3. 暖かいベッドやマットなど、犬自身が選べる場所があるか
  4. 窓際や足元の寒さを家族も感じていないか
  5. 暖房だけでなく、窓の断熱性能を改善する必要がないか

まずは1~3を確認するだけでも、今日からできる寒さ対策になります。

そのうえで、「毎年、窓際がかなり寒い」「暖房しても足元が冷える」「結露にも困っている」といった住宅側の問題がある場合は、内窓などの窓断熱を検討する価値があります。

無理にすべての窓を工事する必要はありません。ご家族や愛犬が長時間過ごすリビングや寝室など、悩みの大きい場所から考えていく方法もあります。

まとめ|愛犬の寝床から家族の住環境を見直してみませんか

犬が床で気持ちよさそうに寝ている姿は、飼い主さんにとってもほっとする光景だと思います。

だからこそ秋になったら、毛布を増やすだけではなく、「その場所自体が冷えていないか」を一度確認してみてください。

窓から少し寝床を離す、床付近の温度を測る、暖かい場所と涼しい場所を犬自身が選べるようにする。まずはこうした小さな工夫から始めることができます。

そして、犬だけでなく家族も「窓際が寒い」「足元が冷える」と感じているのであれば、窓の断熱性能が関係している可能性があります。

窓断熱は、愛犬のためだけの工事でも、人間のためだけの工事でもありません。家族みんなが同じ家の中で、暑さや寒さへの負担を減らしながら心地よく過ごせる住環境をつくるための選択肢です。

2026年度も国の補助金制度の継続が決定しました。
補助金の申請には登録事業者との契約が必要となり、予算に達し次第終了となります。

福岡では、条件により最大100万円の補助金を活用できる可能性があります。

この補助金を上手に活用し、2026年中に住まいの快適性を高めてみませんか。福岡で窓リフォームをご検討中の方は、ぜひエコマド工房へご相談ください。

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