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2026-10-23

夫婦で暑い・寒いが合わない|福岡市の室温対策

遮熱 二重窓 補助金

みなさんこんにちは。LIXIL窓マイスター、福岡の窓リフォーム専門店「エコマド工房」の塩田です。

本日は、元LIXIL営業所長をしていた知識と経験から、福岡の窓リフォームで考えたい「夫婦で『暑い』『寒い』が合わないときに、二人が快適に過ごす室温調整のコツ」について、詳しく細部まで解説をさせていただきます。

最近ではLIXILの全国大会でセミナーもさせていただいています。是非最後までご覧いただければ幸いです。

「私は暑いのに、夫は寒いと言ってエアコンを弱める」「妻に合わせて冷房をつけると、自分には寒すぎる」。このような夫婦の体感温度の違いに悩んでいるご家庭は少なくありません。

同じ部屋にいても、暑さ・寒さの感じ方は人によって違います。そのため、エアコンの設定温度だけで二人とも快適にしようとすると、なかなか答えが見つからないことがあります。

そこで考えていただきたいのが、「人に温度を合わせる」だけでなく、「住まいそのものを暑くなりにくく、寒くなりにくくする」という方法です。特に窓は、室内の温熱環境を考えるうえで重要な場所です。

夫婦で「暑い」「寒い」が合わないのは珍しいことではありません

まず知っていただきたいのは、快適と感じる温度には個人差があるということです。

体格や年齢、服装、その日の体調、活動量などによっても、暑さ・寒さの感じ方は変わります。同じ室温でも、一人は「ちょうどいい」と感じ、もう一人は「寒い」と感じることがあります。

ですから、どちらかが我慢すれば解決する問題とは限りません。

例えば夏のリビングで、暑がりの方に合わせて冷房を強くすると、寒がりの方は長袖を着たり、ひざ掛けを使ったりすることになります。反対に冷房を弱めれば、暑がりの方が扇風機の前から動けないということもあるでしょう。

冬も同じです。暖房を強くしたい方と、暖めすぎると暑く感じる方では、エアコンの設定温度をめぐって意見が分かれることがあります。

こうした場合は「エアコンを何℃にするか」だけでなく、なぜその部屋で暑さ・寒さを強く感じるのかを確認することが大切です。

室温が同じでも「窓際だけ暑い・寒い」ことがあります

私が窓と建物の断熱に24年以上携わってきた中で、ぜひ知っていただきたいのが、室温の数字だけでは体感的な快適さを説明しきれないという点です。

例えば夏、エアコンで室温を下げていても、大きな窓から強い日射が入ってくれば、窓の近くでは暑さを感じやすくなります。

特に福岡市の夏は、暑さだけでなく日差しや湿度も気になる時期があります。西日の入るリビングなどでは、午後になると窓周辺の暑さが気になるご家庭もあります。

反対に冬は、窓の近くで冷えを感じることがあります。暖房を使って部屋を暖めていても、断熱性能の低い窓の近くでは「なんとなく寒い」「足元が冷える」と感じる場合があります。

つまり、夫婦で同じ部屋にいても、座っている場所によって体感が違うこともあるのです。

例えば、一人は窓際のソファ、もう一人は部屋の中央に座っているだけでも、感じ方に差が出る可能性があります。

「夫婦で体感温度が違うから仕方ない」と考える前に、窓からの日射や冷え、座る位置、エアコンの風の当たり方なども確認してみてください。

二人が快適に過ごすための5つの室温調整のコツ

夫婦で暑さ・寒さの感じ方が違う場合、どちらか一人に合わせるのではなく、複数の方法を組み合わせることをおすすめします。

1.室温だけでなく湿度も確認する

まずは温湿度計を置いて、室温だけではなく湿度も確認してみましょう。

「今日はものすごく暑く感じる」という日でも、温度だけではなく湿度の高さが不快感に関係していることがあります。

感覚だけで「エアコンをもっと下げよう」と判断するより、温度と湿度を確認したうえで、冷房や除湿を使い分けるほうが調整しやすくなります。

2.エアコンの風を直接当てすぎない

同じ部屋にいる二人のうち、一人だけが「寒い」と感じている場合は、エアコンの風が直接当たっていないか確認してください。

冷たい風が長時間身体に当たる場所と、ほとんど風が当たらない場所では体感が変わります。

風向きを調整したり、サーキュレーターなどを使って室内の空気を循環させたりすると、部屋の中の温度差を抑えやすくなる場合があります。

3.服装や寝具で「個人差」を調整する

二人の体感温度が違う以上、住まい側の工夫だけですべて同じ感覚にすることはできません。

そこで、寒がりの方は薄手の羽織物やひざ掛けを使う、暑がりの方は通気性のよい服装にするなど、個人単位で微調整する方法も有効です。

寝室であれば、掛け布団を夫婦で同じものに統一する必要もありません。寝具の厚さや素材をそれぞれに合わせることで、エアコンの設定を極端に変えずに済む場合があります。

4.カーテンや日よけで日射を抑える

福岡市の夏の暑さ対策では、窓から入る日射にも目を向けてください。

特に日差しの強い窓では、カーテンやブラインド、外付けの日よけなどを適切に活用することで、室内への日射の影響を抑えやすくなります。

ただし、窓の方位や周辺環境によって効果の感じ方は異なります。「どの窓も同じ対策」ではなく、暑さの原因になっている窓を確認することが重要です。

5.窓そのものの断熱性能を見直す

エアコンや服装を調整しても、夏は窓際が暑く、冬は窓際が寒いという場合には、窓の断熱リフォームを検討する方法があります。

代表的な方法の一つが、既存の窓の室内側にもう一つ窓を設置する内窓・二重窓です。

内窓・二重窓で「部屋そのもの」を快適にする考え方

内窓は、今ある窓を基本的に残したまま、その室内側に新しい窓を取り付ける方法です。LIXILでは「インプラス」という内窓があります。

既存窓と内窓の間に空気層ができることで、窓部分の断熱性能向上が期待できます。

内窓のメリットとして期待できるのは、主に次のようなものです。

  • 断熱性能の向上による夏・冬の室内環境改善
  • 窓周辺の結露軽減
  • 窓から伝わる音を抑える防音効果
  • 冷暖房効率の改善による省エネ
  • 窓が二重になることによる防犯面での抑止効果が期待できる場合がある

夫婦で暑さ・寒さの好みが違うご家庭で特に注目していただきたいのは、冷暖房だけに頼って快適さをつくるのではなく、外の暑さや寒さの影響を受けにくい室内環境を目指せることです。

例えば、冬に窓の近くから感じる冷えが軽減できれば、寒がりの方に合わせて暖房を必要以上に強くしなくても過ごしやすくなる可能性があります。

夏も窓の条件やガラスの選び方、日射対策などを適切に組み合わせることで、窓周辺の暑さ対策につなげることができます。

結果として、夫婦の体感差そのものがなくなるわけではありませんが、二人が折り合える「快適な範囲」を広げることは期待できます。

内窓を付ければ夏の暑さ・冬の寒さが全部解決するわけではありません

ここは窓の専門店として、正直にお伝えしておきたいところです。

内窓を設置すれば、すべての暑さ・寒さの問題が必ず解決するわけではありません。

住宅の暑さ・寒さには、窓だけではなく、壁・床・天井や屋根の断熱性能、気密性、日射、換気、間取り、エアコンの能力など、さまざまな条件が関係しています。

また、夏の日射対策では窓の方位やガラスの種類なども重要です。

内窓にも注意点があります。

  • 窓を開ける際の動作が二回になる
  • 掃除する窓面が増える
  • 内窓を取り付けるためのスペースが必要
  • 既存窓の種類や状態によって納まりが難しい場合がある
  • 目的や窓の条件によって適切なガラス仕様が変わる

ですからエコマド工房では、「内窓は良い商品だから全部の窓に付けましょう」という考え方ではなく、ご家庭が何に困っているのかを確認してから、必要な窓を考えることを大切にしています。

夫婦の体感温度対策なら、まず「長く一緒にいる部屋」から

予算の都合ですべての窓を一度にリフォームするのが難しい場合もあります。

そのような場合は、無理に家中の窓を工事するのではなく、夫婦が長い時間を一緒に過ごす部屋から優先順位を考える方法があります。

例えば、次のような場所です。

  • 夕方から夜まで長時間過ごすリビング
  • 西日が強く、夏に暑くなりやすい部屋
  • 冬になると窓際の冷えが気になるダイニング
  • 夫婦で同じ時間を過ごす寝室

「家中を工事したらいくらか」だけではなく、どの部屋の悩みを優先的に解決したいのかを整理して見積りを取ることが、失敗を防ぐポイントです。

内窓リフォームは比較的短時間で施工しやすいのも特徴です

「断熱リフォームは大がかりな工事になりそう」と心配される方もいらっしゃいます。

内窓は既存窓の内側へ設置するため、窓の数や大きさ、現場条件などにもよりますが、比較的短時間で施工しやすいリフォームです。一般的な住宅では、施工内容に応じて1時間から半日程度で工事できるケースもあります。

ただし、窓の状態や設置箇所、窓数などによって工事時間は変わりますので、実際の施工時間は現地確認後に確認することをおすすめします。

大規模なリフォームまでは考えていないけれど、「夏の暑さや冬の寒さを何とかしたい」という福岡市のご家庭にとって、検討しやすい方法の一つです。

窓断熱は光熱費だけではなく「家族の過ごし方」で考える

窓の断熱リフォームというと、「電気代がいくら安くなるのか」が気になる方も多いと思います。

もちろん、窓の断熱性能を高めることで冷暖房効率の改善が期待できます。しかし、実際の光熱費は住宅性能、家族構成、エアコンの使い方、設定温度、電気料金などによって変わりますので、「必ず年間○万円安くなる」と一律に断定することはできません。

私はそれ以上に、家族が同じ空間で過ごしやすくなるかという視点も大切だと考えています。

暑がりの方だけが我慢する。寒がりの方だけが別の部屋へ移動する。エアコンの設定温度を変えるたびに夫婦で気を遣う。

毎日の小さなことですが、自宅は家族が長い時間を過ごす場所です。

エコマド工房が目指している「断熱で日本を変える」という考え方も、単に高性能な窓を増やしたいということではありません。窓断熱を通じて、ご家族が自宅で安心して、心地よく過ごせる時間を増やしたいというのが私たちの考えです。

福岡市の窓リフォームでは補助金を使える場合があります

内窓や窓の断熱リフォームを検討する際は、補助金についても確認しておきましょう。

補助金は、必要な断熱リフォームの自己負担を軽減するための有効な手段です。ただし、補助金をもらうこと自体を目的に工事内容を決めるのはおすすめしていません。

まず「リビングの西日を何とかしたい」「冬の窓際の寒さを改善したい」など、ご家庭の目的を整理します。そのうえで必要な工事が補助対象になるのであれば、制度を上手に利用するという順番が大切です。

2026年度も国の補助金制度の継続が決定しました。補助金の申請には登録事業者との契約が必要となり、予算に達し次第終了となります。

福岡では、条件により最大100万円の補助金を活用できる可能性があります。

ただし、実際の補助対象や補助額は、住宅の状況、対象製品、窓の大きさ、工事内容、制度要件などによって異なります。補助金を前提に契約を急ぐのではなく、最終的な工事総額と自己負担額を確認したうえで比較することをおすすめします。

まとめ|「何℃にするか」だけでなく、二人が過ごしやすい家を考えてみませんか

夫婦で「暑い」「寒い」の感覚が違うこと自体は、決して珍しいことではありません。

大切なのは、どちらか一方が我慢するのではなく、温度・湿度・エアコンの風・服装・日射対策・住宅の断熱性能を組み合わせて考えることです。

特に「エアコンを使っているのに窓際が暑い」「暖房を入れても窓の近くが寒い」という場合は、窓の断熱性能を確認してみる価値があります。

内窓・二重窓は、断熱だけでなく、条件によって結露軽減、防音、省エネなども期待できる窓リフォームです。一方で、開閉が二回になるなどのデメリットもありますので、ご家庭の悩みや生活スタイルに合うかを確認して選ぶことが大切です。

この補助金を上手に活用し、2026年中に住まいの快適性を高めてみませんか。福岡で窓リフォームをご検討中の方は、ぜひエコマド工房へご相談ください。

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