内窓のふかし枠は必要?費用と、必要かどうかの見分け方 | ひと部屋断熱リフォームを中心に断熱知識を更新中! | 福岡市|玄関/窓/断熱リフォーム/補助金ならエコマド工房

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2026-09-05

内窓のふかし枠は必要?費用と、必要かどうかの見分け方

内窓のふかし枠は必要?

内窓の見積りを取ると「ふかし枠が必要です」と言われることがあります。聞き慣れない言葉のうえ、費用が上がる話でもあるため、本当に必要なのか気になるところだと思います。この記事では、ふかし枠がどんなときに必要になるのか、費用の中でどう扱われるのか、仕上がりはどうなるのかを、実際にふかし枠を使ったお客様のご感想も含めて整理します。

公開日:2026年9月05日/最終更新日:2026年9月05日(本記事は2026年8月時点の情報です)
読了時間:約8分

内窓のふかし枠とは、何のための部材ですか?

内窓を取り付けるには、既存の窓枠に一定の奥行きが必要です。その奥行きが足りないときに、枠を室内側へ手前に出すために足すのがふかし枠です。

内窓は、いま付いている窓の内側にもう1枚の窓を追加する工事です。追加する窓には枠と障子(開け閉めする部分)があり、これが収まるだけの奥行きが窓枠に要ります。

住まいによっては、この奥行きが十分にありません。窓枠が浅い、あるいは窓枠と呼べるものがほとんどない、といった状態です。そのまま取り付けると障子が壁からはみ出したり、そもそも固定できなかったりします。

ふかし枠が必要になる場面

状況そのままだとどうなるかふかし枠を使うと
窓枠の奥行きが足りない内窓の枠が収まりません必要な奥行きを室内側に確保できます
窓枠がほとんどない固定する面が取れません取り付ける面をつくれます
窓枠に段差や傾きがある隙間ができ、建て付けが安定しません面を整えて取り付けられます

見た目のために足すものではありません

ふかし枠は装飾ではなく、内窓を正しく納めるための構造部材です。必要でないのに使うことはありませんし、必要なのに省くこともできません。

そのため「ふかし枠を外して安くしてほしい」というご要望には、残念ながらお応えできません。無理に省くと、建て付けが不安定になったり、隙間が残ったりします。それでは工事の目的そのものが果たせません。

逆に言えば、必要かどうかは窓ごとにはっきり決まります。営業判断で増えたり減ったりするものではない、とお考えください。

「ふかし枠」という言葉は、業者によって言い方が変わります

ふかし枠、ふかし材、アタッチメントなど、呼び方はいくつかあります。呼び名が違っても、窓枠の奥行きを室内側に確保するという目的は同じです。

見積書に見慣れない項目が並んでいると不安になりますが、まずは「これは何のための部材か」を聞いてみてください。目的を説明できる項目であれば、内容を理解したうえで判断できます。

当社では、お見積りの内訳をお示しするときに、どの窓のどんな条件に対して必要なのかをあわせてご説明しています。金額だけが並んだ書類をお渡しすることはありません。

必要かどうかは、どうやって分かるのですか?

現地調査で窓枠の奥行きを実測して判断します。写真では分かりません。奥行きは数センチ単位の話になるため、目視や写真からの推測では確定できないためです。

当社では、窓の写真を送っていただければおおよその費用感をお伝えしています。ただし、ふかし枠の要否だけは写真では判断できません。

写真で分かること/現地でないと分からないこと

項目写真現地調査
窓の種類(引違い窓・FIX窓など)おおよそ分かります確定します
窓のおおよその大きさ見当がつきます採寸して確定します
カーテンレールが干渉するか見当がつきます確定します
窓枠の奥行きが足りているか分かりません実測して判断します
ふかし枠が必要か分かりません判断します

だからこそ、写真での金額は「概算」とお伝えしています

ふかし枠の要否が確定していない段階で1点の金額をお伝えすると、あとから動くことになります。当社が概算を幅のある形でお示ししているのは、この不確実さを隠さないためです。

正式なお見積りは、現地調査で採寸を終えてからお出しします。この順番を守ることで、契約後に金額が変わるという事態を避けています。

現地調査もお見積りも無料です。調査のあとに見送られる場合も費用は発生しませんので、要否だけ確認したいというご相談でも構いません。

なお、現地調査ではふかし枠の要否だけでなく、カーテンレールの位置、搬入経路、既存の窓枠の傾きまで確認します。これらをまとめて確認しておくことで、当日の工事が1日で収まります。調査そのものにかかる時間は、対象の窓数によりますが長くはありません。

ふかし枠が必要になると、費用はどう変わりますか?

必要な窓の枚数と、足す奥行きの分だけ金額が上がります。当社では単体の価格を公表しておらず、窓ごとの内訳としてお見積りの中でお示ししています。

総額に対する影響としては、対象にする窓の枚数やサイズ、選ぶガラスの仕様に比べると小さい部類です。当社が公開している施工事例21件でも、総額を大きく動かしているのは枚数のほうです。

総額を動かす要素(影響の大きい順)

要素総額への影響当社の事例で見られた違い
対象にする窓の枚数最も大きい限られた窓のみなら16万円、家全体を対象にした事例では128万円・177万円
窓のサイズと種類大きいFIX窓や開き窓が含まれると1枚あたりが変わります
ガラスの仕様中程度Low-E複層ガラスのほか、スペーシアクールを選んだ事例があります
窓枠の納まり(ふかし枠)小さい必要な窓にのみ使います。必要のない窓には使いません

出典:エコマド工房 施工事例(総額・採用製品の集計/自社集計・2026年8月時点)

家じゅうの窓すべてに必要になるわけではありません

お客様の声のなかには「我が家は2か所でふかし枠が必要でしたが」という記述があります。対象の窓のうち一部だけ、というケースは珍しくありません。

窓枠の奥行きは、その窓が取り付けられたときの納まりで決まります。同じ家のなかでも、掃き出し窓と腰高窓、リビングと水まわりでは条件が違うことがあります。

現地調査では、対象の窓を1か所ずつ確認します。どの窓に必要でどの窓に不要かは、そのときにご説明します。

必要な窓が増えても、総額の桁が変わることはまずありません

当社が公開している施工事例21件の総額は16万円から177万円で、この11倍の開きを生んでいるのは対象にした窓の枚数です。納まりの部材が総額の桁を動かすことは、まずありません。

言い換えると、費用を抑えたいときに見直すべきなのはふかし枠ではなく、対象にする窓の範囲です。まず優先度の高い部屋に絞り、あとから残りの窓に広げるという進め方もできます。

お客様の声のなかにも「今年は残りの窓にも内窓を設置」という記述があります。1回目で家じゅうを決めきる必要はありません。

ふかし枠を入れると、見た目はどうなりますか?

窓枠が室内側へ少し出てきます。当社にお寄せいただいた声のなかには「ふかし枠もほとんど違和感がなく」というご感想がありますが、感じ方には個人差があります。

「見積もりの段階からとても丁寧で」「我が家は2か所でふかし枠が必要でしたが、事前にカーテンレールの移設なども含めて説明していただき不安なく工事をお願いすることができました」「ふかし枠もほとんど違和感がなく」

出典:エコマド工房 お客様の声(2026年6月29日投稿・原文引用/一部抜粋)/感じ方には個人差があります

窓枠が手前に出ることで、窓辺に物を置いていた場合は置き方が変わることがあります。出窓のように使っていた場所であれば、事前に確認しておいたほうがよい部分です。

カーテンレールとの関係は、必ず事前に確認します

枠が手前に出ると、カーテンレールの位置によっては干渉します。当社では現地調査の段階でこれを確認し、そのまま使えるか、移設が必要かをお伝えしています。

上記のご感想にも「カーテンレールの移設なども含めて説明していただき」とあります。当日になって判明すると作業が止まりますので、この確認は必ず先に済ませます。

色については、内窓の枠と合わせて選べます。室内の内装になじむ色にすることで、印象を抑えることができます。実物の色見本は現地調査のときにご確認いただけます。

なお、仕上がりが気になる場合は、遠慮なくその旨をお伝えください。納まりの方法を変えられる場合もありますし、事前に見え方をご説明することもできます。

窓辺に観葉植物や小物を置いている場合は、その置き場所が変わる可能性があります。生活の中で気になる部分は、工事の前にお伝えいただければ、納まりの方法を相談できることがあります。

工事の前に窓辺の写真を撮っておくと、仕上がりの前後を比べられます。気になる点があれば、その写真をもとにご相談いただくこともできます。

見積りでふかし枠と言われたら、何を確認すればいいですか?

どの窓に必要なのか、なぜ必要なのか、仕上がりがどうなるのかの3点です。この3つに答えられる説明であれば、内容は妥当だと判断できます。

見積りの説明で確認したいこと

確認すること確認できると分かること
対象の窓のうち、どの窓に必要か全部に必要なのか一部なのかが分かります
なぜ必要なのか(窓枠の奥行きが何センチ足りないのか)実測にもとづく判断かどうかが分かります
仕上がりがどうなるか窓辺の使い方が変わるかどうかが分かります
カーテンレールへの影響追加の作業が必要かどうかが分かります
金額が内訳のどこに入っているか総額のどの部分に影響しているかが分かります

説明できない場合は、確認を求めてください

実測にもとづいて判断していれば、どの窓になぜ必要かは必ず説明できます。逆に説明が曖昧なままであれば、その見積りの前提を確認する理由があります。

当社では、ご相談の内容をうかがったうえで複数の選択肢を並べてご説明しています。ふかし枠についても、必要な窓と不要な窓を分けてお伝えします。

他社と比較していただくことにも問題はありません。当社にお寄せいただいた声のなかにも、数社から見積りを取ったうえでご依頼くださった方がいらっしゃいます。判断材料としてお使いください。

暖房時に室内から逃げる熱の58%は窓・開口部からと報告されています。せっかく窓に手を入れるのであれば、納まりまで含めてきちんと収めたほうが、目的に対して素直だと考えています。

暖房時に室内から逃げる熱の58%が窓・開口部からとされています。
出典:資源エネルギー庁「省エネポータルサイト/省エネ住宅」(原典:一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会資料)

金額だけを並べて比べると、判断を誤ることがあります

ふかし枠を見込んでいない見積りは、その時点では安く見えます。しかし実際に必要であれば、工事の段階で発生するか、納まりを妥協することになります。

複数社を比較されるときは、金額の総額だけでなく、現地調査をしたうえでの見積りかどうかを確認してください。実測前の概算と実測後の見積りを並べても、同じ条件の比較にはなりません。

当社では、正式なお見積りは必ず現地調査のあとにお出ししています。現地調査もお見積りも無料で、そのあとに見送られる場合も費用は発生しません。

ふかし枠について、ほかに知っておくべきことはありますか?

ここまでで触れきれなかった確認事項を、お問い合わせでよくいただく5つの質問としてまとめました。要否の判断と仕上がりに関する内容です。

ふかし枠を使わずに内窓を付けることはできませんか?

窓枠の奥行きが足りない場合はできません。無理に取り付けると建て付けが安定せず、隙間が残ることがあります。必要かどうかは窓ごとに決まりますので、現地調査で確認したうえでご説明します。

ふかし枠だけの価格を教えてもらえますか?

当社では単体の価格を公表しておらず、窓ごとの内訳としてお見積りの中でお示ししています。どの窓に必要で、金額のどの部分に含まれているかはご説明しますので、お見積りの際にお尋ねください。

写真を送れば、必要かどうか分かりますか?

分かりません。窓枠の奥行きは数センチ単位の話になるため、実測が必要です。写真からはおおよその費用感をお伝えできますが、ふかし枠の要否は現地調査で確定します。

ふかし枠の色は選べますか?

内窓の枠と合わせて選べます。室内の内装になじむ色にすることで、印象を抑えることができます。実物の色見本は現地調査のときにご確認いただけます。

カーテンレールは移設が必要になりますか?

窓枠が手前に出るため、レールの位置によっては必要になることがあります。現地調査の段階で確認し、そのまま使えるか移設が必要かを事前にお伝えします。

窓の写真を送るだけ。おおよその費用感をお伝えします

ふかし枠の要否は実測が必要ですが、それ以外のおおよその費用感は写真からお伝えできます。窓の写真と対象のお部屋をお送りください。24時間受付中です。

公式LINEで無料お見積り

見積りの進め方をもう少し知りたい方は、写真での見積もりでできることを、費用の実例は二重窓の費用34万円の実例をご覧ください。

出典・参照