一番気になる先進的窓リノベ2025事業の補助金額について、結論からお伝えします。

内窓設置は、Sグレードで1,000～3,000円の減額(4％程度)、Aグレードは驚異の半分に減額(50％程度)されています。

これによりAグレードはSグレードより大幅に高くなり、選択する方はいなくなると思われます。

次に外窓交換ですが、カバー工法・はつり工法ともに金額の変更なしです。

※2025年より中高層集合住宅(4階建以上の集合住宅)において『カバー工法のBグレード』と『極小サイズ』が廃止されています。

正直な感想として、ほぼ2024年と同等の高額補助が続く事にホッとしています。

一部の噂では、内窓設置が10％程度減額になるという話しも聞こえてきていましたので、Sグレードで3～5％程度の減額であれば十分な補助額と言えます。

具体的には、下記の金額になります。(戸建住宅・低層集合住宅の場合)

※中高層住宅の場合は、一番下のYKKAP社発行のチラシをご確認ください。

■内窓設置・SSグレード【少しの減額】

　　(2024年)　　    (2025年)　　　

大  112,000円　➡  106,000円　【6,000円の減額(▲5.4％)】

中　 76,000円　➡　 72,000円　【4,000円の減額(▲5.3％)】

小　 48,000円　➡ 　46,000円　【2,000円の減額(▲4.2％)】

■内窓設置・Sグレード【少しの減額】

　　(2024年)　　    (2025年)　　　

大　 68,000円　➡　 65,000円　【3,000円の減額(▲4.4％)】

中　 46,000円　➡　 44,000円　【2,000円の減額(▲4.3％)】

小　 29,000円　➡ 　28,000円　【1,000円の減額(▲3.4％)】

■内窓設置・Aグレード【大幅な減額】

　　(2024年)　　      (2025年)

大　 52,000円　➡ 　26,000円　【26,000円の減額(▲50.0％)】

中　 36,000円　➡ 　18,000円　【18,000円の減額(▲50.0％)】

小　 23,000円　➡ 　12,000円　【11,000円の減額(▲47.8％)】

■外窓交換(カバー工法)・SＳグレード【変更なし】

　　(2024年)　　      (2025年)

大　220,000円　➡　220,000円　【据え置き】

中　163,000円　➡　163,000円　【据え置き】

小   109,000円　➡   109,000円　【据え置き】

■外窓交換(カバー工法)・Ｓグレード【変更なし】

　　(2024年)　　      (2025年)

大　149,000円　➡　149,000円　【据え置き】

中　110,000円　➡　110,000円　【据え置き】

小　  74,000円　➡　  74,000円　【据え置き】

■外窓交換(カバー工法)・Ａグレード【変更なし】

　　(2024年)　　      (2025年)

大　117,000円　➡　117,000円　【据え置き】

中　  87,000円　➡　  87,000円　【据え置き】

小　  58,000円　➡　  58,000円　【据え置き】

■外窓交換(はつり工法)・ＳSグレード【変更なし】

　　(2024年)　　      (2025年)

大　183,000円　➡  183,000円　【据え置き】

中   136,000円　➡  136,000円　【据え置き】

小　  91,000円　➡　 91,000円　【据え置き】

■外窓交換(はつり工法)・Ｓグレード【変更なし】

　　(2024年)　　      (2025年)

大　118,000円　➡  118,000円　【据え置き】

中　 87,000円　➡　  87,000円　【据え置き】

小　  59,000円　➡　 59,000円　【据え置き】

■外窓交換(はつり工法)・Ａグレード【変更なし】

　　(2024年)　　      (2025年)

大　  92,000円　➡　 92,000円　【据え置き】

中　  69,000円　➡　 69,000円　【据え置き】

小　  46,000円　➡　 46,000円　【据え置き】

■先進的窓リノベ2025事業の補助対象期間

工事の実施期間：令和6年11月22日以降に対象工事に着手し、令和7年12月31日までに完成

経済対策閣議決定の令和6年11月22日に遡っての対象となります。

基本的には事業者登録を完了している場合のみ、工事着手して良いという事になっています。事業者登録をしていない業者さんと契約する場合は、補助金の対象にならない場合がありますので注意が必要です。

工事完了と交付申請を令和7年12月31日までに終わらせる事となっています。

内容は、ほぼ2024年と同様ですので、大きな混乱はないと思われます。

■先進的窓リノベ2025事業のポイント

①　内窓設置のＳグレードは引き続き高額補助が継続！

➁　外窓交換（カバー工法・はつり工法）の補助額は変更なし！

という事で、2024年に引き続き2025年も断熱リフォームをするのに最適な補助金環境が続く事が決定しました！

ご自宅の暑さ・寒さでお困りのお客様は、是非この機会に検討されてみてはいかがでしょうか。

先進的窓リノベ2025事業 及び 住宅省エネキャンペーン2025がスタートしました！

遮熱・断熱リフォームは、キッチン・バスルームのリノベーション工事と同時施工も可能です。

エコマド工房は福岡市で補助金を使った断熱リフォームや性能向上リノベーションをご提案しています。

福岡県で窓・ドアの台風対策や断熱・省エネ対策、高断熱住宅のご相談はエコマド工房へお問合せください！！

福岡市近郊まで断熱・遮熱リフォーム工事、性能向上リノベーション工事にお伺いさせていただきます。

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【 11/29 公表内容のポイント 】

■新築 住宅 国土交通省・環境省連携で、 ZEH 基準の水準を大きく上回る性能を有する省エネ住宅（ GX 志向型住宅）の新築（注文住宅・分譲 住宅・賃貸住宅）を支援します。

■既存住宅 引き続き 、熱損失が大きい窓（ガラス・サッシ）の断熱改修工事について支援します。この補助事業は 、 3 勝 連携での住宅省 エネ リフォーム等への補助事業とワンストップで利用可能とする予定です 。

■ 先進的窓リノベ 2025 事業： 補正予算（ 1,350 億円） 補助率 1/2 相当・ 1 戸当たり最大 200 万円）

１　制度の目的
既存住宅の早期の省エネ化を図り、エネルギー費用負担の軽減及び住まいの快適性の向上と、2030年度の家庭部門からCO₂排出量の66％削減、「ウェルビーイング／高い生活の質」の実現に貢献するとともに、先進的な断熱窓の導入加速により、価格低減を促進することで関連産業の競争力強化・経済成長を実現し、くらし関連分野のGXを加速させることを目的とする。

２　補助対象
高い断熱性能を持つ窓への改修※に関する費用の1/2相当等を定額補助（上限200万円）（リフォーム事業者が申請し、住宅所有者等に全額還元）
※経済対策閣議決定日（令和6年11月22日）以降に対象工事（断熱窓への改修を含むリフォーム工事全体をいう）に着手したものを対象とする。なお、窓の改修と同一契約内でドア（開口部に取り付けられているものに限る）についても断熱性能の高いドアに改修する場合には、補助の対象とする。（３．手続きの工事着手可能期間参照）