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2026-09-04

八王子の窓の交換はカバー工法?戸建ての実例で工程と工期を解説

八王子の窓の交換はカバー工法?

八王子で窓の交換を検討している方に向けて、当社が八王子市宮下町の戸建てで行った工事をご紹介します。この住まいでは内窓ではなく、既存の窓枠を残して新しい窓に入れ替えるカバー工法を選びました。なぜ内窓ではなくカバー工法だったのか、工期はどうだったのか。23区のマンションとは違う、市部の戸建てならではの進め方を整理します。

株式会社エコマド工房(窓と建物の断熱に特化したリフォーム専門店)

公開日:2026年9月04日/最終更新日:2026年9月04日(本記事は2026年8月時点の情報です)
読了時間:約9分

八王子で行った工事は、どんな内容でしたか?

東京都八王子市宮下町の築20年の戸建て住宅です。カバー工法による窓の交換と、断熱仕様の玄関ドアへの交換を行いました。総額は350万円、工期は3日です。

まず、この工事の中身をそのままお伝えします。金額の内訳を推測で作ることはせず、公開している施工事例に記載されている実際の数字と仕様です。

東京都八王子市宮下町の施工事例

同じ住まいで窓の交換と玄関ドアの交換を行っています。

項目内容
工事場所東京都八王子市宮下町・築20年の戸建て住宅
工事内容カバー工法による窓の交換/断熱仕様の玄関ドアへの交換
総額350万円(窓の交換と玄関ドアの交換を含む)
工期3日
採用製品(窓)LIXILリプラス 引違い窓・上げ下げ窓 Low-Eペアガラス TWタイプ
採用製品(玄関ドア)LIXILリシェント K2仕様 親子・片開き M16型 トリノパイン

出典:八王子市宮下町の窓交換の施工事例同・玄関ドア交換の施工事例(自社集計・2026年8月時点)/窓の数・サイズ・住まいの条件により異なり、同額を保証するものではありません。

当社が東京で公開している施工事例8件のなかで、内窓ではなくカバー工法を選んだのはこの住まいだけです。

23区内で施工した事例はすべて内窓です。一方、八王子市のこの戸建てでは窓そのものを入れ替えました。同じ「窓の断熱」でも、条件によって選ぶ工事が変わります。

総額350万円は、当社の東京の事例のなかで最も大きい規模です。ただしこれは窓の交換と玄関ドアの交換を合わせた金額で、内窓の工事とは前提が違います。内窓のみの事例は40万円から105万円の範囲です。

工期3日も、当社の東京の事例のなかでは最も長いものです。8件のうち6件は工期1日で、これは内窓の設置だけの工事です。窓そのものを入れ替える工事では日数が伸びます。

宮下町はJR中央線の西八王子駅から北側にあたる地域で、戸建て住宅が多く並びます。八王子市は23区に比べて敷地に余裕があり、建物の周囲に作業スペースを取りやすいという特徴があります。この条件も、窓そのものを入れ替える工事を選びやすくしています。

築20年という年数は、窓の性能という点では中間にあたります。単板ガラスの時代は過ぎていますが、いまの基準から見ると熱の出入りは残ります。ここで内窓を足すか、窓ごと替えるかの判断が分かれます。

カバー工法とは、どういう工事ですか?

既存の窓枠を残したまま、その上から新しい窓枠をかぶせて窓を入れ替える工法です。壁を壊さずに窓そのものを新しくできます。

窓を入れ替えると聞くと、壁を壊す大がかりな工事を想像されるかもしれません。カバー工法はそうではありません。

従来のやり方では、窓を交換するために周囲の壁を壊し、サッシを取り外して、新しいサッシを入れてから壁を直していました。これは工事の規模が大きく、日数も費用もかかります。

カバー工法では、いま付いている窓枠をそのまま残します。その上から新しい枠をかぶせ、新しい建具を入れます。壁を壊さないため、工事の規模が抑えられます。

窓の断熱リフォームの三つの方法

どれを選ぶかは窓と建物の条件で決まります。

方法何をするか窓の枚数
内窓の設置既存の窓の内側にもう一枚の窓を足す2枚(二重窓になる)
ガラスの交換既存の窓のガラスだけを入れ替える1枚のまま
カバー工法による窓の交換既存の枠を残して新しい窓に入れ替える1枚のまま(窓が新しくなる)

出典:当社の施工実務にもとづく整理(2026年8月時点)

八王子の事例では、LIXILのリプラスという製品を使い、引違い窓と上げ下げ窓を入れ替えました。ガラスはLow-Eペアガラスです。

カバー工法には制約もあります。既存の枠の上から新しい枠をかぶせるため、窓の開口部がわずかに小さくなります。大きな窓では気になりにくいものの、もともと小さい窓では採光や見た目に影響が出ることがあります。この点は現地調査でご説明しています。

また、既存の枠が大きく傷んでいる場合や、変形している場合は、カバー工法では納まらないことがあります。その場合は別の方法を検討します。枠の状態を見るのは、この判断のためです。

なぜ内窓ではなく、カバー工法を選んだのですか?

窓の開け閉めを増やしたくない、窓まわりの見た目を新しくしたい、既存のサッシが傷んでいるといった条件では、内窓よりカバー工法が向きます。戸建てはこの選択がしやすい建物です。

内窓は既存の窓を残すため、その窓を開けるときに二回操作することになります。カバー工法は窓そのものが新しくなるので、開け閉めはこれまでどおり一回です。

内窓とカバー工法の選び分け

どちらが優れているという関係ではありません。


内窓の設置カバー工法による交換
開け閉め内窓と既存窓で2回これまでどおり1回
既存サッシの状態そのまま残ります枠は残りますが建具は新しくなります
工期の目安当社の東京の事例では1日が中心当社の東京の事例では3日(玄関ドアを含む)
マンションでの選びやすさ専有部分の工事として進めやすい既存サッシは共用部分として扱われることが多く、住戸の判断だけでは進めにくい
戸建てでの選びやすさ選べます選べます

出典:当社の施工実務にもとづく整理(2026年8月時点)

マンションと戸建てで、選べる幅が違います

マンションでは既存のサッシが共用部分として扱われることが多く、そこを入れ替えるカバー工法は住戸の判断だけでは進めにくいのが実情です。当社の東京の事例で23区内がすべて内窓なのは、この事情によります。

一方、戸建ては建物全体が所有者のものですから、この制約がありません。内窓もカバー工法も選べます。八王子の事例で窓の交換を選べたのは、戸建てだからです。

費用の面では、一般に内窓のほうが抑えられます。既存の窓をそのまま使い、内側に足すだけだからです。カバー工法は窓そのものを新しくするため、製品と工事の規模が変わります。

ただ、既存のサッシが傷んでいて開け閉めがしにくい、鍵がかかりにくいといった状態であれば、内窓を足しても既存窓の使いにくさは残ります。この場合は窓ごと替えたほうが結果的に満足度が高くなります。

判断に迷ったときは、いまの窓に不満があるかどうかで分けてみてください。断熱だけが目的なら内窓で足ります。開け閉めのしにくさや見た目にも不満があるなら、窓ごと替えるほうが後悔しにくくなります。

玄関ドアも一緒に替えたのはなぜですか?

熱の出入りは窓だけでなく玄関からもあるためです。この住まいでは断熱仕様の玄関ドアへ交換し、窓の工事と同じ期間内で行いました。

窓の断熱を考えるとき、玄関ドアは見落とされがちです。しかし玄関も外に面した大きな開口部で、そこから熱は出入りします。

八王子の事例では、LIXILのリシェントという製品で、K2仕様という断熱仕様の玄関ドアに交換しています。親子開きと片開きの組み合わせ、色はトリノパインです。

玄関ドアの交換も、窓と同じくカバー工法で行えます。既存の枠を残して新しいドア枠をかぶせるため、壁を壊す必要がありません。

窓とドアをまとめて行うと、工事の日数と手間を一度で済ませられます。この住まいでは工期3日のなかで両方を終えています。

ただし、必ずまとめなければならないわけではありません。窓だけ、あるいはドアだけの工事もできます。優先順位と予算に応じて分けることもできます。

玄関ドアの断熱仕様には等級があり、この事例で採用したK2仕様は断熱性を高めた仕様です。玄関は面積こそ窓より小さいものの、一枚の板で外と接しているため、性能の差が体感に出やすい場所です。

八王子など市部の戸建てで、気をつける点はありますか?

搬入経路と駐車スペースです。マンションのような届け出の手順はありませんが、材料を運び入れる動線と、近隣へのご挨拶が確認事項になります。

戸建てはマンションと違い、管理組合への届け出や作業時間帯の決まりがありません。そのぶん、建物の周囲の条件が段取りに効いてきます。

戸建てで事前に確認すること

現地調査で一緒に見ています。

確認することなぜ見るのか
駐車できる場所材料を積んだ車を停める位置を決めます
玄関からの動線建具を運び入れられるかを確認します
窓の外側の足場の要否2階以上の窓では外側からの作業が必要になることがあります
近隣との距離作業音への配慮と、事前のご挨拶の範囲を決めます

出典:当社の施工実務にもとづく整理(2026年8月時点)

窓そのものを入れ替える工事では、内窓の設置に比べて作業音が出ます。既存の建具を外し、新しい枠を固定するためです。近隣への事前のご挨拶は、当社からも行います。

また、窓を外している時間帯が生じます。ただし、その日のうちに新しい窓を入れて閉められる状態にするのが原則です。窓が開いたまま夜を越すことはありません。

足場については、1階の窓であれば通常は不要です。2階以上の窓で外側からの作業が必要になる場合に検討します。足場を組むと日数と費用が変わりますので、現地調査の段階で要否をお伝えします。

作業時間帯のご希望があれば、あらかじめお知らせください。

八王子で相談するには、どう進めればよいですか?

窓の写真をお送りいただくところから始められます。内窓とカバー工法のどちらが向くかは、現地調査で判断します。

ご相談の入り口は、窓の写真だけで構いません。正面からの1枚と、窓枠の奥行きが分かる斜めからの1枚があると、おおよその見当をお伝えできます。

ご相談から工事までの流れ

当社でご案内している標準的な進め方です。

順番内容
1ご相談(写真だけでも可)
2現地調査(採寸・既存サッシの状態・搬入経路の確認)
3内窓かカバー工法かのご提案とお見積り
4近隣へのご挨拶
5工事日の調整
6工事

出典:当社の施工実務にもとづく整理(2026年8月時点)

どちらの方法にするかを、ご相談の段階で決めていただく必要はありません。既存のサッシの状態と、開け閉めの頻度、予算の三つを見て判断します。

夏に室内へ入ってくる熱のうち、大きな割合が窓や開口部からです。窓とドアは、住まいのなかで最も熱が動く場所だとお考えください。

当社は東京23区全域と、武蔵野市・三鷹市・調布市・狛江市などの近郊に対応しています。八王子市のほか、武蔵野市・三鷹市・調布市・狛江市などの市部でも施工しています。

現地調査では、既存のサッシのメーカーと年式も確認します。同じ見た目でも、枠の形状によって使える製品が変わるためです。ここを確認せずに進めると、製作の段階で作り直しになります。

カバー工法だと壁を壊しますか?

壊しません。いま付いている窓枠を残したまま、その上から新しい枠をかぶせて窓を入れ替える工法です。壁を壊す従来のやり方に比べて、工事の規模と日数を抑えられます。

内窓とカバー工法、どちらを選べばよいですか?

開け閉めを増やしたくない、既存のサッシが傷んでいる、窓まわりの見た目も新しくしたいという場合はカバー工法が向きます。既存のサッシがまだ使える状態で、費用を抑えたい場合は内窓が向きます。現地調査で判断します。

マンションでもカバー工法はできますか?

既存のサッシは共用部分として扱われることが多く、住戸の判断だけでは進めにくいのが実情です。マンションでは専有部分の工事として進められる内窓が選ばれることが多くなっています。管理規約をご確認ください。

総額350万円には何が含まれているのですか?

この事例は窓の交換と断熱仕様の玄関ドアへの交換を含む工事の総額です。内窓のみの工事とは前提が異なります。当社の東京の事例では、内窓のみの工事は40万円から105万円の範囲です。

工事中、窓が開いたままになりませんか?

窓を外している時間帯は生じますが、その日のうちに新しい窓を入れて閉められる状態にするのが原則です。窓が開いたまま夜を越すことはありません。

八王子の窓とドアのご相談を承っています

内窓が向くのか、窓そのものの交換が向くのかは、既存のサッシの状態を見れば分かります。窓の写真をお送りいただければ、おおよその見当をお伝えできます。東京23区と近郊、八王子市などの市部にも対応しています。

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出典・参照