断熱ブログ

断熱ブログ一覧

2025-05-07

ひと部屋断熱で吹き抜けでも暖かさをキープ!温度ムラ解消法

吹き抜け

おしゃれで開放感のある吹き抜けの家。

しかし冬になると「とにかく寒い」「暖房が効かない」といった悩みを抱える方が少なくありません。

これは、暖かい空気が上へ逃げてしまい、温度ムラが生じやすい空間構造が原因です。

空気が上下に分かれやすく、暖房効率が著しく低下します。

その結果、1階は冷え込み、2階は暑いというアンバランスな温度環境に。

快適な空間づくりには、この温度の偏りをどう解消するかがカギとなります。


今回は、吹き抜け住宅の温度空間を整えるためのポイントを詳しくご紹介します。

吹き抜け住宅における温度ムラの原因

吹き抜け住宅では、温度ムラが生じやすい構造的な特徴があります。

暖房をつけても暖かい空気は天井へと上昇し、床付近には冷たい空気がとどまりやすくなります。

この空気の対流によって、上下階で体感温度が大きく異なるのです。

特に天井が高く広い空間では、暖房のエネルギーが無駄になりやすく、光熱費がかさむ原因にもなります。


また、断熱性が十分でない場合、外気の影響を受けやすく、室内の温度が安定しません。

快適な空間を保つには、こうした構造上の問題に対応する断熱対策が必要不可欠です。

吹き抜けに適したひと部屋断熱リフォームのポイント

天井と壁の断熱強化で暖気の流出を防ぐ

吹き抜け空間では、暖かい空気が上へ逃げやすいため、天井断熱の強化が必須です。

2階部分や屋根裏に接する天井に断熱材を追加することで、暖気をしっかりと室内にとどめることができます。


また、外気と接する壁面の断熱も重要で、断熱性の高い素材(発泡ウレタンやグラスウールなど)を使用することで、外気の影響を受けにくい快適な温度空間が生まれます。


窓・開口部からの熱損失を防ぐ

吹き抜けには大きな窓が設置されているケースが多く、そこからの冷気の侵入や暖気の逃げが、温度ムラの大きな原因になります。

複層ガラスや内窓の設置、さらに断熱カーテンやロールスクリーンの活用によって、温度の安定した空間づくりが可能です。


空気の流れをコントロールする間仕切りの工夫

吹き抜け空間の空気循環を調整するために、天井カーテンや可動式の間仕切りを活用するのも有効です。

暖かい空気が上部に逃げすぎないようにすることで、室内の上下の温度差を軽減し、ムラのない居心地の良い空間を維持できます。


床断熱との組み合わせで底冷え対策も万全に

さらに、床断熱や床暖房との併用もおすすめです。 床からの冷気をシャットアウトすることで、空間全体の温度バランスが整い、吹き抜けでも暖かさをしっかりキープできます。

まとめ

吹き抜けのある住まいは、その魅力と引き換えに「温度ムラ」という課題を抱えがちですが、適切な断熱リフォームによって、快適な空間へと生まれ変わります。

特に「ひと部屋断熱」は、必要なエリアに絞って断熱性を高められるため、吹き抜け特有の寒さ対策として非常に効果的です。

「せっかくのデザイン性はそのままに、もっと暖かく暮らしたい」

そんな方は、ぜひ一度、断熱のプロに相談してみてはいかがでしょうか?

福岡でのリフォームなら、地域の気候を熟知した業者に依頼することで、より実用的な断熱設計が可能になります。

快適で心地よい温度空間を手に入れて、冬も安心して過ごしましょう。


いかがでしたか?

福岡市で窓リフォームや断熱リフォームをご検討されている方は、一度ご相談ください。

必ず出会えて良かったと思えるご提案をさせていただきます。

壁断熱・床断熱・天井断熱と合わせて、内窓断熱や屋根断熱、ひと部屋断熱もご対応いたします。

補助金活用での断熱リフォーム工事・リノベーション工事は、エコマド工房まで!!


~エコマド工房からのメッセージ~

年間516窓の断熱施工と実測調査で到達した『熱の流れが見える』断熱リフォーム専門店 窓以外もトータルで最適提案を行うことで確実に”夏涼しく冬暖かい住宅”を実現します