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2026-09-09

東京でペットと快適に暮らす窓断熱|電気代対策も

遮熱 二重窓 補助金

みなさんこんにちは。LIXIL窓マイスター、東京の窓リフォーム専門店「エコマド工房」の塩田です。

本日は、元LIXIL営業所長をしていた知識と経験から、東京の窓リフォームで考えたい「ペットのためにエアコンを切れないご家庭が、電気代と快適さを両立する住まいの工夫」について、詳しく細部まで解説をさせていただきます。

最近ではLIXILの全国大会でセミナーもさせていただいています。是非最後までご覧いただければ幸いです。

ペットがいると夏も冬もエアコンを切りにくい

犬や猫などのペットと暮らしているご家庭では、「自分が外出している間もエアコンを切れない」という方が多いのではないでしょうか。

特に東京の夏は、留守中だからといって冷房を止めることに不安を感じます。マンションでは日当たりや階数、窓の方角によって室温の上がり方が異なり、冬も窓の近くから冷気を感じる住宅があります。

人であれば暑い部屋から移動したり、服装を変えたりできますが、ペットの場合は飼い主が留守の間、自分でエアコンを操作することはできません。そのため、室温管理を優先して冷暖房を長時間使用するのは自然なことです。

そこで気になるのが電気代です。

ただ、私は「電気代が気になるからエアコンを我慢する」という考え方だけでなく、同じようにエアコンを使うとしても、冷暖房した空気をできるだけ逃がしにくい住まいにするという視点を持っていただきたいと思っています。

まず確認したいのは「エアコン」ではなく住まいの断熱

エアコンを長時間使用しているのになかなか快適にならない場合、エアコンだけに原因があるとは限りません。

住宅では、屋根・外壁・床・窓などを通して熱が移動します。なかでも窓は屋外と室内を隔てる開口部なので、住まいの暑さ・寒さを考えるうえで重要な場所です。

例えば夏の日差しを受ける窓では、ガラス周辺が熱くなり、窓際だけ暑く感じることがあります。冬には反対に、窓付近で冷やされた空気によって足元に冷たさを感じる場合があります。

こうした住宅では、設定温度だけを変更するよりも、窓から出入りする熱を減らす対策を検討する価値があります。

これはペットのためだけではありません。飼い主の方にとっても、室内の温度環境を整えやすくし、冷暖房への過度な依存を減らしていくことにつながります。

ペットと暮らす家で窓断熱を考えたい3つの理由

1.冷暖房した空気を外へ逃がしにくくする

内窓などで窓の断熱性能を高めると、既存窓と新しい窓の間に空気層が生まれます。

この空気層によって熱が伝わりにくくなり、夏は屋外から入ってくる熱、冬は室内から逃げる熱を抑える効果が期待できます。

その結果、エアコンで整えた室温を維持しやすくなり、冷暖房効率の改善につながります。

ただし、ここで注意していただきたいのは、「内窓を付ければ電気代が必ず○円下がる」とは言えないことです。

光熱費は、住宅の広さ、窓の大きさや方角、断熱性能、エアコンの機種、設定温度、使用時間、家族構成、電気料金などによって変わります。

ですから、電気代の削減額だけを目的にするのではなく、「ペットと家族が過ごす部屋の温度を整えやすくする」という視点から検討することをおすすめしています。

2.窓際の暑さ・寒さを軽減しやすくする

犬や猫はいつも人間と同じ場所にいるとは限りません。

窓際がお気に入りの猫もいれば、床に寝転んで過ごす犬もいます。冬に足元へ冷気がたまりやすい住宅では、人がソファに座って感じる温度と、床付近で過ごすペットが感じる環境が同じとは限りません。

窓断熱は、こうした窓付近の暑さ・寒さを和らげ、室内の温熱環境を整えやすくする方法の一つです。

もちろん、内窓だけで住宅全体の温度が完全に均一になるわけではありません。屋根や壁の断熱性能、日射、換気、間取りなども影響します。

大切なのは、ペットが長い時間を過ごしている場所を確認して、そこに大きな窓があるなら優先的に対策を考えることです。

3.外からの音を軽減できる場合がある

東京でペットと暮らす場合、もう一つ考えたいのが音です。

交通量の多い道路、電車、近隣の生活音などに犬が反応して吠えてしまうこともあります。また反対に、「うちの犬の鳴き声が外へ響いていないだろうか」と心配されている方もいらっしゃいます。

内窓を設置すると窓が二重になり、既存窓との間に空気層ができるため、窓から出入りする音を軽減する効果も期待できます。

ただし、音は窓だけでなく、壁、換気口、玄関などからも伝わります。また、音の種類や周波数、既存窓の状態によって体感差がありますので、「内窓を付ければ鳴き声が外へ聞こえなくなる」と断定することはできません。

防音を主目的にする場合は、どのような音に困っているのかを施工店へ具体的に伝えることが大切です。

東京のマンションなら「内窓」は検討しやすい選択肢

東京都ではマンションにお住まいの方も多いため、「マンションの窓は勝手にリフォームできないのでは?」というご相談をいただきます。

一般的なマンションでは、既存の外窓やサッシが共用部分として扱われることがあります。そのため、所有者だからといって自由に交換できるとは限りません。

一方、既存窓を残したまま室内側へ取り付ける内窓(二重窓)は、マンションでも選択肢になりやすい窓リフォームです。

ただし、マンションによって管理規約は異なります。内窓であっても届出や管理組合への確認が必要になる場合がありますので、工事を決める前に必ず管理規約を確認してください。

私がマンションでの窓リフォームを検討する方にお伝えしたいのは、「内窓だから絶対に工事できる」と自己判断しないことです。

窓の形状、カーテンボックス、窓台の奥行き、開閉方法などによって施工条件も変わります。

ペットのいる家は「全部の窓」より優先順位を考える

「断熱するなら家中の窓を全部工事したほうがいいですか?」という質問もあります。

もちろん住宅全体の断熱性能を考えれば、複数の窓を総合的に改善するメリットはあります。ただし、予算や暮らし方によっては、無理にすべての窓から始める必要はありません。

ペットとの暮らしを目的にするのであれば、私は次のような順番で確認することをおすすめします。

  • ペットが日中もっとも長く過ごす部屋
  • 夏に強い日差しが入る窓
  • 冬に窓際や足元が特に冷える部屋
  • エアコンを長時間使用している部屋
  • 道路や電車などの騒音が気になる窓

例えば、留守番中の犬がほとんどリビングで過ごしているなら、まずリビングの大きな窓から検討するという考え方があります。

商品を先に決めるのではなく、「ペットがどこで、何時ごろ、どのように過ごしているか」から考えることが、無駄の少ない断熱リフォームにつながります。

内窓にもデメリット・注意点があります

内窓は断熱、防音、結露軽減、省エネなど複数のメリットが期待できますが、良いことばかりではありません。

契約前には、次の点も知っておいてください。

  • 窓を開けるときに、既存窓と内窓を2回開閉する必要がある
  • 掃除する窓が増える
  • 内窓を取り付けるためのスペースが必要
  • 窓の形状によっては設置が難しい場合がある
  • 窓だけの対策ですべての暑さ・寒さが解決するとは限らない
  • 結露は湿度や換気などにも左右されるため、必ずゼロになるとは限らない

毎日出入りする掃き出し窓の場合、「開閉が2回になることがストレスにならないか」も考えておくべきです。

ペットがベランダへ出入りするご家庭では、断熱性能だけでなく普段の生活動線まで考えて製品や施工箇所を決めることが大切です。

2026年は東京の窓断熱に補助制度を活用できる可能性があります

2026年度も、国の「先進的窓リノベ2026事業」が実施されています。既存住宅の内窓設置など、一定の性能要件を満たす窓断熱リフォームが補助対象となります。

国の制度では、住宅の窓リフォームについて1戸あたり100万円が補助上限とされています。ただし、実際の補助額は建物の種類、対象製品の性能、窓のサイズなどによって異なります。

また東京都でも、2026年度の既存住宅における省エネ改修促進事業が実施されており、高断熱窓などが対象となっています。

さらに、お住まいの市区町村によって独自の制度が用意されている場合があります。そのため東京都では、条件を満たせば国・東京都・市区町村の3制度併用ができる可能性があります。

条件によっては最大400万円+αの補助金を活用できる可能性がありますが、これはすべての住宅で受け取れる金額という意味ではありません。

制度ごとに対象者、対象住宅、対象製品、申請時期、併用条件、予算などが異なるため、必ずご自宅の条件に合わせた確認が必要です。

また、同じ工事費に対して複数制度から重複して補助を受けられるとは限りません。補助制度を比較するときは「最大いくら」という数字だけではなく、最終的な工事総額と自己負担額を見ることが大切です。

国の先進的窓リノベ2026事業では、一般消費者が直接申請する仕組みではなく、登録された窓リノベ事業者が交付申請等の手続きを行い、補助金をお客様へ還元します。登録のない事業者との契約は同制度の補助対象になりません。

補助金のためではなく、ペットとの暮らしに必要な工事を考える

補助金が利用できる年は、窓断熱リフォームを検討する良いきっかけになります。

しかし、エコマド工房では補助金をもらうこと自体がリフォームの目的ではないと考えています。

「補助対象だから、この窓も工事しましょう」ではなく、まず考えたいのは、今の暮らしで何に困っているかです。

ペットのために夏場はほぼ一日中エアコンを使用している。西日の入るリビングが夕方になると暑い。冬は窓際の床が冷たい。外の音に犬が反応する――。

こうした具体的な悩みを整理し、必要な工事を考え、その工事が補助対象になるのであれば制度を活用して負担を軽減する。私はこの順番が大切だと考えています。

代表の塩田は、窓・建材・建物断熱の分野に24年以上携わってきました。その経験は、高い商品をおすすめするためではなく、「この家なら何を優先すべきか」「逆に、どこまで工事する必要はないか」を判断するために使いたいと思っています。

エアコンを我慢するのではなく「効きやすい家」に近づける

ペットと暮らしていると、エアコンを切ることが難しい日はあります。

だからこそ、単純に「冷房を使わない」「暖房の設定温度を我慢する」という節約だけではなく、必要な冷暖房を使いながら、そのエネルギーをできるだけ無駄にしない住まいを考えてみてはいかがでしょうか。

カーテンやシェードを利用して日射を抑える、適切に換気する、エアコンのフィルターを清掃するなど、工事をしなくても始められる対策もあります。

それでも窓際の暑さ・寒さが大きい場合には、内窓や窓交換などの断熱リフォームを比較してみる価値があります。

窓断熱の目的は、窓そのものを新しくすることではありません。

ペットも人も、自宅で安心して心地よく過ごせる時間を増やすこと。

その結果として冷暖房効率の改善や電気代の負担軽減につながれば、毎日の暮らしにとって意味のあるリフォームになると私は考えています。

東京で内窓・二重窓を検討するときのチェックポイント

最後に、ペットのための窓リフォームを検討するときは、次の項目を確認してみてください。

  • ペットが最も長く過ごしている部屋はどこか
  • 夏に特に暑くなる時間帯と窓の方角
  • 冬に冷気を感じる窓はどこか
  • エアコンを長時間使用する部屋はどこか
  • 断熱だけでなく防音も必要か
  • マンションの場合、管理規約上の制限はないか
  • 内窓を設置できるスペースがあるか
  • 開閉回数が増えても生活動線に問題がないか
  • 国・東京都・市区町村で利用できる補助制度はあるか
  • 補助金を差し引いた最終的な自己負担はいくらになるか

このあたりを整理しておくだけでも、見積りを比較するときの判断がしやすくなります。

「うちは内窓を付けるべきなのかわからない」「全部ではなく、ペットがいるリビングだけ対策したい」といった段階でも問題ありません。

2026年、補助制度も活用しながら快適な住まいへ

2026年度も国の補助金制度の継続が決定しました。
補助金の申請には登録事業者との契約が必要となり、予算に達し次第終了となります。

東京都では、国・東京都・市区町村の3制度併用ができる可能性があります。条件により、最大400万円+αの補助金を活用できる可能性があります。

エコマド工房では、国・東京都・市区町村の各補助金について、お客様の負担が少なくなるよう、制度に応じた申請手続きや必要書類の作成を支援しています。
申請主体や支援内容は、自治体や制度により異なります。

これらの補助金を上手に活用し、2026年中に住まいの快適性を高めてみませんか。東京都で窓リフォームをご検討中の方は、ぜひエコマド工房へご相談ください。

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