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2026-11-06

東京の共働き夫婦へ|夜の寒さ対策に内窓

遮熱 二重窓 補助金

みなさんこんにちは。LIXIL窓マイスター、東京の窓リフォーム専門店「エコマド工房」の塩田です。

本日は、元LIXIL営業所長をしていた知識と経験から、東京の窓リフォームで考えたい「帰宅時間が違う共働き夫婦が、夜遅く帰ってもくつろげる家の暖め方」について、詳しく細部まで解説をさせていただきます。

最近ではLIXILの全国大会でセミナーもさせていただいています。是非最後までご覧いただければ幸いです。

東京都で共働きをしていると、「夫は19時、妻は22時」「仕事や残業によって帰宅時間が毎日違う」といったご家庭も珍しくありません。

先に帰った人が暖房をつけて部屋を暖めても、遅く帰った人が玄関を開ける頃には、窓際や廊下、寝室がひんやりしている。暖房の設定温度を上げても、なぜか足元が寒い。そんな経験はないでしょうか。

このような場合、暖房器具の性能や使い方だけを見直すのではなく、「せっかく暖めた熱を、できるだけ逃がさない住まいにする」という考え方が大切です。

結論から申し上げると、共働きで帰宅時間が違うご家庭ほど、暖房設備とあわせて窓の断熱を考える価値があります。

帰宅時間が違う家庭では「暖め方」だけでなく「冷めにくさ」が重要

たとえば、先に帰宅した人が18時30分に暖房をつけたとします。

19時頃にはリビングが暖まり、夕食を食べたりテレビを見たりして快適に過ごせるようになったとしても、もう一人が帰宅するのは22時。その間も外気温は下がっていきます。

こうした生活では、「暖房を強くする」という発想だけではなく、暖めた室内の熱を外へ逃がしにくくすることがポイントになります。

特に見直したいのが窓です。

窓は壁と比べて外気の影響を受けやすく、冬になると窓ガラスやサッシの表面温度が下がります。そのため、室温そのものは高くても、窓の近くでは冷たさを感じることがあります。

暖房をつけているのにソファに座ると寒い、カーテンの近くに行くと冷気を感じる、足元だけ冷えるという場合には、窓の影響も確認していただきたいと思います。

「室温は高いのに寒い」と感じることがある理由

冬の快適性は、エアコンに表示されている設定温度だけでは決まりません。

たとえば室温が22℃程度あったとしても、大きな窓の表面が冷えていると、窓の近くでは寒さを感じやすくなります。また、窓付近で冷やされた空気が床方向へ下がることで、足元に冷気を感じる場合もあります。

そのため、寒いからといって暖房の設定温度をどんどん上げても、必ずしも「心地よい暖かさ」になるとは限りません。

私が窓・建材・建物断熱の分野に24年以上携わってきた中でも、暖房設備だけでなく、住まいの断熱性能とセットで考えることは非常に重要だと感じています。

特に東京ではマンションにお住まいの方も多く、リビングに大きな掃き出し窓がある間取りもあります。こうした窓は採光や眺望というメリットがある一方、冬の室内環境を考えるうえでは確認しておきたい場所です。

共働き夫婦におすすめしたい暖房の考え方

帰宅時間が異なるご家庭では、次の3つを分けて考えるとわかりやすくなります。

  • 必要な時間に暖房を使う
  • 暖める場所に優先順位をつける
  • 一度暖めた熱を逃がしにくくする

スマートフォンなどからエアコンを操作できる環境であれば、帰宅前に暖房を入れる方法も便利です。タイマー機能を利用する方法もあります。

ただし、帰宅前から長時間暖房を運転し続けるだけが解決策ではありません。

帰宅時間が毎日変わる場合、誰もいない時間まで暖房を続けると電気を使う時間も長くなります。だからこそ、必要な時間に暖めることと、熱を逃がしにくい住環境をつくることを組み合わせて考えることが大切です。

内窓(二重窓)で「帰った瞬間の寒さ」を軽減しやすくする

窓の断熱対策として、私が有力な選択肢の一つだと考えているのが内窓(二重窓)です。

代表的な製品にはLIXILの「インプラス」などがあります。

現在ある窓の室内側にもう一つ窓を設置し、既存窓との間に空気層をつくります。これによって窓から熱が出入りしにくくなり、冬は室内の暖かさを保ちやすくなります。

共働き家庭の生活に置き換えると、次のようなメリットが期待できます。

  • 暖房で暖めたリビングの熱が逃げにくくなる
  • 窓際の冷たさを軽減しやすくなる
  • 帰宅後に暖房を使ったとき、快適な室温環境をつくりやすくなる
  • 寝室の窓を断熱することで、就寝時の冷え込み対策につながる
  • 冷暖房効率の改善が期待でき、省エネにもつながる

つまり、内窓の目的は単に「窓を二重にすること」ではありません。

仕事を終えて疲れて帰ってきたとき、自宅でほっとできる時間をつくること。そのための手段の一つが窓断熱だと私は考えています。

夜遅く帰宅する家庭では「寝室」の窓も重要です

窓リフォームというと、まずリビングを想像される方が多いと思います。

もちろん家族が長い時間を過ごすリビングは優先度の高い場所です。しかし、帰宅時間が遅い共働き家庭では、私は寝室も一緒に確認していただきたいと思っています。

たとえば22時30分に帰宅して、夕食や入浴を済ませ、0時頃には寝室へ移動する生活を考えてみてください。

リビングをしっかり暖めても、寝室が冷え切っていれば、せっかくリラックスした身体が再び寒さを感じることになります。

反対に、寝室の窓の断熱性能を高めておくことで、夜間の冷え込みの影響を受けにくい環境づくりにつながります。

さらに東京では、幹線道路、鉄道、近隣の生活音などに悩まれている方もいます。内窓は断熱だけでなく、窓から入る音・窓から漏れる音を軽減する効果も期待できます。

ただし、防音効果は騒音の種類、周波数、既存窓と内窓の組み合わせ、壁や換気口など別の音の経路によって変わります。「内窓を付ければすべての音が聞こえなくなる」というものではありません。

寝室の場合は、寒さ対策と静かな睡眠環境の両方という視点から検討するとよいでしょう。

全部の窓を一度に工事する必要はありません

「内窓が良いなら、家中すべての窓に付けたほうがいいのでしょうか?」というご相談をいただくことがあります。

家全体の断熱性を考えれば、多くの窓を改善するメリットはあります。ただ、私は無理にすべての窓を工事する必要はないと考えています。

大切なのは、実際の暮らしで困っている場所から考えることです。

共働き夫婦の場合であれば、たとえば次の順番で考える方法があります。

  1. 夜に長く過ごすリビング
  2. 就寝する寝室
  3. 寒さを感じやすい脱衣所
  4. 在宅勤務で使用する部屋

「補助金が出るから工事する」のではなく、まずどの時間に、どの部屋で、誰が困っているのかを整理する。そのうえで必要な窓を選ぶことが、納得できるリフォームにつながります。

内窓にはデメリットや注意点もあります

内窓には多くのメリットがありますが、良いところだけを見て決めることはおすすめしていません。

設置前には、次の点も確認してください。

  • 窓を開けるときに既存窓と内窓の2回開閉が必要になる
  • 掃除する窓が増える
  • 内窓を設置できるだけの窓枠スペースが必要になる
  • 窓の形状や周囲の納まりによっては施工方法の検討が必要になる
  • 室内の湿度や換気などの条件によっては、結露が完全になくなるとは限らない

特に頻繁にベランダへ出入りする窓では、「断熱性能だけ」で判断せず、日常の使い勝手も確認する必要があります。

内窓は優れた方法ですが、すべての住宅、すべての窓に同じ答えがあるわけではありません。既存窓の状態や使い方によっては、外窓交換など別の方法が適する場合もあります。

東京のマンションでも内窓は検討しやすい

東京都で窓リフォームを検討する際に多いのが、「マンションの窓は勝手に交換できないのでは?」という疑問です。

一般的にマンションの既存サッシや窓の外側は共用部分として扱われることが多く、自由に交換できない場合があります。

一方、室内側に設置する内窓は、マンションでも選択肢になりやすい工事です。

ただし、マンションによって管理規約は異なります。内窓であっても、工事前に管理組合への申請や確認が必要になる場合があります。

「内窓だから必ず自由に工事できる」と考えるのではなく、見積りや契約の前に管理規約を確認することをおすすめします。

エコマド工房でも、マンションの場合は窓の状態だけでなく、こうした条件を整理しながらご相談を進めています。

内窓工事は比較的短時間で行いやすい

共働きの方にとって、リフォームで気になるのが「仕事を何日休めばいいのか」という点だと思います。

内窓は既存の窓を残し、その室内側に新しい窓を取り付ける方法のため、大がかりな工事になりにくいのが特徴です。

窓数や大きさ、現場条件にもよりますが、工事は1時間から半日程度で完了するケースもあります。

ただし、窓枠の状態や設置箇所、窓数によって工事時間は変わりますので、実際の所要時間は現地確認後に判断することが大切です。

2026年、東京では窓断熱に補助制度を活用できる可能性があります

2026年度も国の窓断熱リフォームに関する補助制度が実施されています。東京都でも既存住宅の高断熱窓・ドアなどを対象とした助成制度があります。

東京都では、住宅の所在地や条件によって、国・東京都・市区町村の3制度併用ができる可能性があります。

ただし、ここで注意していただきたいのは、「補助金がある=誰でも上限額を受け取れる」という意味ではないことです。

対象となる製品、住宅、工事内容、申請時期、契約時期、制度間の併用条件などを確認する必要があります。また、市区町村の制度はお住まいの地域によって内容が異なります。

東京都の高断熱窓に関する2026年度助成では、通常の高断熱窓について1住戸あたり200万円を上限とする制度が設けられています。国の制度や市区町村の制度についても、それぞれ要件を満たす場合には併用できる可能性があります。

そのため東京都では、条件によって最大400万円+αの補助金を活用できる可能性がありますが、実際の補助額は工事する窓の数・大きさ・性能、工事費、住宅の条件、利用する制度によって大きく変わります。

補助額の上限だけを見るのではなく、工事総額から補助額を差し引いた「最終的な自己負担額」で比較することが大切です。

また、国の「先進的窓リノベ2026事業」は登録事業者が申請手続きを行う仕組みで、予算上限に達すると受付が終了します。東京都や市区町村の制度についても、それぞれ申請方法や受付条件が異なります。

補助金は、必要のない工事を増やすためのものではありません。

「夜遅く帰宅したときの寒さを何とかしたい」「寝室をもう少し快適にしたい」という本来の目的があり、その工事が補助対象になるのであれば、費用負担を軽減する手段として上手に活用する。この順番で考えていただきたいと思います。

共働き家庭が窓リフォーム前に確認したい5つのポイント

最後に、私が契約前に確認していただきたいポイントをまとめます。

  • ① 一番寒いと感じる部屋はどこか
    リビング、寝室、脱衣所など、生活時間と合わせて優先順位を考えます。
  • ② 寒さを感じる時間帯はいつか
    朝なのか、夜なのか、深夜なのかによって改善したい場所が変わります。
  • ③ 窓際の冷えが大きくないか
    暖房を使っても窓の近くが寒い場合は、窓断熱を検討する一つの目安になります。
  • ④ マンションなら管理規約を確認する
    工事可能な範囲や申請手続きについて事前確認が必要です。
  • ⑤ 補助額ではなく自己負担額で比較する
    補助金の上限だけに注目せず、必要な工事内容と最終的な支払額を確認しましょう。

夜遅く帰ったとき「ほっとできる家」をつくるために

共働きで帰宅時間が違う生活では、夫婦が家で一緒に過ごせる時間が限られることもあります。

だからこそ私は、住まいに戻った時間くらいは、寒さを我慢するのではなく、できるだけ心地よく過ごしていただきたいと思っています。

窓リフォームの価値は、単に「断熱性能が上がる」という数字だけではありません。

遅く帰宅したときに暖かいリビングで夕食を食べる。ソファで少しゆっくりする。寝室へ移動したときも冷え込みを感じにくい。休日には夫婦で同じ部屋でのんびり過ごす。

そうした家で過ごす時間を少し心地よくすることが、窓断熱の大切な目的だと考えています。

エコマド工房が目指しているのは、窓を販売することそのものではありません。「断熱で日本を変える」というビジョンのもと、窓の断熱を通じて、ご家族が自宅で快適に過ごせる時間を増やしていくことです。

「全部の窓を工事したほうがいいのか」「リビングだけで十分なのか」「マンションでも設置できるのか」など、わからないことがあれば、まず現在の生活のお悩みからお聞かせください。

必要のない工事まで急いで決める必要はありません。ご自宅の条件を確認し、何を優先するのがよいのかを比較してから判断することが大切です。

2026年度も国の補助金制度の継続が決定しました。
補助金の申請には登録事業者との契約が必要となり、予算に達し次第終了となります。

東京都では、国・東京都・市区町村の3制度併用ができる可能性があります。条件により、最大400万円+αの補助金を活用できる可能性があります。

エコマド工房では、国・東京都・市区町村の各補助金について、お客様の負担が少なくなるよう、制度に応じた申請手続きや必要書類の作成を支援しています。
申請主体や支援内容は、自治体や制度により異なります。

これらの補助金を上手に活用し、2026年中に住まいの快適性を高めてみませんか。東京都で窓リフォームをご検討中の方は、ぜひエコマド工房へご相談ください。

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