窓の断熱はDIYとプロで何が違う?使い分けの目安 | ひと部屋断熱リフォームを中心に断熱知識を更新中! | 福岡市|玄関/窓/断熱リフォーム/補助金ならエコマド工房

窓の断熱はDIYとプロで何が違う?使い分けの目安 | ひと部屋断熱リフォームを中心に断熱知識を更新中! | 福岡市|玄関/窓/断熱リフォーム/補助金ならエコマド工房

断熱ブログ

断熱ブログ一覧

2026-09-17

窓の断熱はDIYとプロで何が違う?使い分けの目安

窓の断熱はDIYとプロで何が違う?

窓の断熱は、ホームセンターの断熱シートや隙間テープでも始められます。実際に試した方も多いと思います。ではプロに頼む工事と何が違うのか、費用の差に見合うものがあるのかは気になるところです。この記事では、DIYでできることとできないことを分けたうえで、当社が福岡で施工してきた立場から、工事で何をしているのかをお伝えします。

公開日:2026年9月17日/最終更新日:2026年9月17日(本記事は2026年8月時点の情報です)
読了時間:約9分

窓の断熱は、DIYでどこまでできますか?

室内側の表面に手を加えることと、隙間をふさぐことはできます。一方、窓そのものの構成を変えることはできません。この線引きが、DIYとプロの工事の違いになります。

まず、市販されている対策を目的別に整理します。どれも役に立つ場面はありますが、働きかけている場所が違います。

DIYでできる対策と、その範囲

対策どこに働きかけるかできること/できないこと
断熱シート・気泡シートガラスの室内側(貼った範囲)貼った範囲では変化を感じることがあります。サッシの枠は残ります
隙間テープ窓枠やサッシの隙間隙間風を抑えられます。ガラス面が冷えること自体は変わりません
結露防止シート・吸水テープ出てしまった水水を受け止めます。結露が起きること自体は変わりません
断熱カーテン・厚手カーテン窓と室内のあいだ開けているあいだは働きません
市販の簡易内窓キット窓の内側サイズの制約と、納まりの精度に限界があります

DIYが無駄という意味ではありません

費用がほとんどかからないこと、思い立ったその日に始められることは、DIYの明確な利点です。まず試してみるという判断は合理的だと思います。

問題になるのは、根本に届かない対策を毎年繰り返しているうちに、何年も経ってしまうことです。冬ごとに貼り替え、朝に窓を拭き、カビが出れば掃除をする。この手間が続くのであれば、一度窓そのものを見直す判断もあります。

実際、当社にお寄せいただいた声のなかにも「冬の結露対策を調べているときに、内窓の設置という対策があることをしり」という記述があります。市販品を探しているうちに窓側の対策にたどり着いた、という流れです。

貼る対策には、続けるための手間がついてきます

断熱シートは冬ごとに貼り替えが必要になりますし、吸水テープも定期的な交換が要ります。1回の費用は小さくても、年数をかけると手間が積み上がります。

当社にご相談いただく方のなかにも、何年も市販品を試してきたという方がいらっしゃいます。効果がまったくないわけではないものの、毎年同じことを繰り返している状態だとおっしゃいます。

この状態が何年続いているかは、判断材料のひとつになります。かかった費用と時間を合わせて考えると、見え方が変わることがあります。

また、市販品には貼り方や施工の巧拙で結果が変わる面もあります。同じ製品でも、隙間なく貼れているかどうかで体感が違ってきます。

プロの工事では、何が違うのですか?

窓そのものの構成を変えられることです。内窓は既存の窓の内側にもう1枚の窓を追加し、室内側のガラス面が外気で冷やされにくい状態をつくります。

DIYと内窓工事の違い


DIYの対策内窓の設置
主な目的表面への処置、隙間ふさぎ、出た水の処理室内側のガラス面が冷えにくい状態をつくる
対象の範囲貼った・置いた範囲取り付けた窓の全体
サッシの枠手が届きません内窓の枠が室内側に入ります
費用の目安数百円〜数千円程度当社の事例では総額16万円〜177万円(対象の窓数により変動)
続けて必要な手間貼り替え、拭き取り通常のお手入れのみ
工事の要否不要必要(当社の事例では19件が工期1日)

費用はエコマド工房 施工事例21件の総額です(自社集計・2026年8月時点)。窓の数・サイズ・ガラスの仕様により異なります。

窓は、住まいで熱の出入りがいちばん大きい場所です

暖房時に室内から逃げる熱の58%が窓・開口部からと報告されています。この割合が大きいからこそ、窓の構成を変えると室内の温度環境が変わりやすくなります。

暖房時に室内から逃げる熱の58%が窓・開口部からとされています。
出典:資源エネルギー庁「省エネポータルサイト/省エネ住宅」(原典:一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会資料)

ただし、当社では「必ず暖かくなる」とは申し上げていません。効果の感じ方には個人差があり、住まいの条件や暖房の使い方によっても変わります。

工事に踏み切る前に、金額を知っておくだけでも意味があります

「どうせ高いだろう」と思って調べていない方は少なくありません。当社の事例で最も少ないのは総額16万円で、対象を絞ればこの帯から検討できます。

現地調査もお見積りも無料です。金額を知ったうえで、DIYを続けるか工事にするかを決められます。知らないまま何年も過ごすより、判断材料が揃います。

当社にご依頼くださった方のなかにも、数社から見積りを取って比較されたうえで決められた方がいらっしゃいます。比較していただくことに問題はありません。

内窓を自分で取り付けることはできませんか?

市販のキットもありますが、納まりの精度に限界があります。窓の内側に入る寸法は数ミリ単位で決まり、窓枠の奥行きが足りるかどうかも実測しないと判断できません。

当社が現地調査を必ず行っているのは、この寸法の精度を確保するためです。写真だけで発注することはしていません。

現地調査で確認していること

確認項目確認しないとどうなるか
窓の正確な寸法製品が納まらず、作り直しになります
窓枠の奥行き枠を足す部材の要否が決まらず、金額も確定しません
窓枠の傾きや段差隙間が残り、建て付けが安定しません
カーテンレールの位置当日に干渉が判明し、作業が止まります
搬入経路と駐車位置資材を運び込めず、工期が延びます

隙間が残ると、目的そのものが果たせません

内窓は、既存の窓との間に空気の層をつくることで働きます。枠まわりに隙間が残っていれば、そこから空気も音も通ります。取り付けの精度が結果に直結する部分です。

窓枠の奥行きが足りない場合は、枠を手前に足す部材を使います。この判断は実測しないとできませんし、必要なのに省くと建て付けが不安定になります。

また、大きな窓ほど重量が増します。安全に取り付けられるかどうかも、現場を見て判断する必要があります。

当社の施工事例21件のうち19件が工期1日で完了しているのは、当日の作業が速いからではなく、その前に判断すべきことを済ませているためです。

取り付けの精度は、あとから直しにくい部分です

貼ったシートは剥がせますが、固定した枠を付け直すのは簡単ではありません。一度で決まる工事だからこそ、実測に時間をかけています。

当社では、窓の幅と高さ、既存の窓枠の奥行き、窓の種類、カーテンレールの位置、搬入経路までを現地調査で確認します。この確認があるから、当日の工事が1日で収まります。

DIYとプロの工事は、どう使い分ければいいですか?

いまの状態を確かめる段階ではDIY、根本に手を入れる段階では工事、という分け方が現実的です。どちらか一方を選ぶ必要はありません。

使い分けの目安

状況向いている方法理由
まず何か試したいDIY費用がほとんどかからず、すぐ始められます
賃貸で工事の承諾が得られないDIY工事をともなわない対策に限られます
数年後に住み替える予定があるDIY初期費用を抑える判断ができます
毎年同じ対策を繰り返している工事の検討手間と年数を含めて考える段階です
結露でカビが出ている工事の検討住まいの状態に影響が出はじめています
長く住む予定がある工事の検討我慢する年数と費用を並べて考えられます

工事のあとも、室内側の工夫は有効です

内窓を設置しても、室内の湿度が極端に高い状態が続けば結露が出ることはあります。換気や加湿器の使い方とあわせて考えると、より効果を感じやすくなります。

窓側の対策と室内側の対策は、どちらかを選ぶものではありません。工事をしたら市販品がすべて不要になる、という話でもないとお考えください。

賃貸にお住まいの場合は、所有者の承諾が必要です。承諾が得られない場合、工事をともなわない対策に限られます。まずは貸主または管理会社にご相談ください。

また、市販品で試してみて変化を感じられた場所は、工事の対象としても優先度が高いと考えられます。DIYの結果を、対象の窓を絞る材料として使うこともできます。

工事のあとに市販品が不要になるとは限りません

内窓を設置しても、加湿器の使い方や換気の仕方によっては結露が出ることがあります。窓側の対策と室内側の工夫は、どちらかを選ぶものではありません。

引き渡しのときには、お手入れ方法とあわせて、室内側で気をつけるとよい点もご説明します。せっかく工事をするのであれば、両方を整えたほうが結果につながりやすくなります。

工事を検討する場合、費用はどのくらいですか?

当社が公開している施工事例21件では、総額16万円から177万円、中央値は63万円でした。対象にする窓を絞れば、十数万円台から検討できます。

施工総額の分布(当社の福岡施工事例21件)

総額の差は、対象にした窓の枚数によるものです。

〜50万円 9件(16・34・34・37・41・42・47・47・47万円)


50万〜100万円 7件(59・63・63・64・72・80・97万円)


100万円〜 5件(112・127・128・158・177万円)


全体のレンジ:16万円 〜 177万円(21件)/中央値:63万円

出典:エコマド工房 施工事例(自社集計・2026年8月時点)

いちばん困っている窓から始められます

内窓は窓1枚ごとに独立して設置できます。家じゅうを一度に決める必要はなく、毎朝いちばん濡れている窓、いちばん冷える部屋から手を付けられます。

当社の事例で最も少ないのは総額16万円です。DIYを何年か続けてきた方にとっては、対象を絞った工事のほうが結果的に負担が小さくなることもあります。

現地調査もお見積りも無料です。調査のあとに見送られる場合も費用は発生しませんので、比較材料を集める目的でご利用いただいて構いません。

窓の写真を送っていただければ、その前段階でおおよその費用感をお伝えします。DIYを続けるか工事にするかの判断材料としてお使いください。

賃貸の場合は、選べる方法が限られます

内窓の設置には所有者の承諾が必要です。承諾が得られない場合は、工事をともなわない対策に限られます。まずは貸主または管理会社にご相談ください。

だめだと思い込んで相談しないまま何度も冬を越している、というお話も実際にうかがいます。建物の設備が改善される工事のため、相談してみる価値はあります。

どちらを選ぶにせよ、いまの状態を放置しないという判断が最初の一歩になります。まずは金額を知るところからで構いません。

DIYとプロの工事について、ほかに知っておくべきことはありますか?

ここまでで触れきれなかった確認事項を、お問い合わせでよくいただく5つの質問としてまとめました。使い分けと判断に関する内容です。

断熱シートを貼っていても、内窓は設置できますか?

内窓を設置する際は、既存の窓の状態を確認します。シート類が貼られている場合の扱いは現地調査のときにご相談ください。内窓を入れたあとは、これまでの市販品が必要かどうかも含めてご説明します。

市販の簡易内窓キットとの違いは何ですか?

サイズの制約と、納まりの精度が主な違いです。窓の内側に入る寸法は数ミリ単位で決まり、窓枠の奥行きが足りるかどうかも実測が必要です。隙間が残ると、空気も音も通ります。

DIYを続けるか工事にするか、判断の目安はありますか?

毎年同じ対策を繰り返している、結露でカビが出ている、これから長く住む予定がある。この3つのいずれかに当てはまるなら、一度費用を確認しておく価値があります。金額を知ったうえで、続けるかどうかを決められます。

賃貸ですが、工事はできますか?

所有者の承諾が必要です。原状回復の取り扱いも含めて、貸主または管理会社にご確認ください。承諾が得られない場合は、工事をともなわない対策に限られます。

見積りだけ取ることはできますか?

できます。窓の写真とお困りごとをお知らせいただければ、おおよその費用感をお伝えします。現地調査もお見積りも無料で、そのあとに見送られる場合も費用は発生しません。

続けるか、工事にするか。窓の写真を送るだけで判断材料が揃います

何年もDIYを続けてきた方こそ、一度その窓を見せてください。写真とお困りごとをお送りいただければ、おおよその費用感をお伝えします。判断材料としてお使いください。24時間受付中です。

公式LINEで無料お見積り

結露に困っている方は結露対策グッズが効かない理由を、費用の実例は二重窓の費用34万円の実例をご覧ください。

出典・参照