みなさんこんにちは。LIXIL窓マイスター、福岡の窓リフォーム専門店「エコマド工房」の塩田です。
本日は、元LIXIL営業所長をしていた知識と経験から、福岡の窓リフォームで考えたい「在宅ワークの部屋だけ暑い原因と、仕事に集中できる環境をつくる窓の暑さ対策」について、詳しく細部まで解説をさせていただきます。
最近ではLIXILの全国大会でセミナーもさせていただいています。是非最後までご覧いただければ幸いです。
「リビングはそれほど暑くないのに、仕事をしている部屋だけ午後になると暑い」「エアコンをつけているのに、窓の近くにいるとじわじわ暑さを感じる」「オンライン会議をしているだけなのに集中力が続かない」。
福岡市で在宅ワークをされている方の中には、このような悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。
仕事部屋が暑いと、単に不快なだけではありません。集中したい時間にエアコンの設定温度を何度も変えたり、日差しを避けるためにカーテンを閉めたり、デスクの位置を移動したりと、小さなストレスが積み重なります。
在宅ワークの部屋は、仕事をする場所であると同時に、自分自身の大切な時間を過ごす場所です。
だからこそ、「暑いならエアコンを強くすればよい」で終わらせるのではなく、なぜその部屋だけ暑くなるのかを確認し、原因に合った対策を考えることが大切です。
在宅ワークの部屋だけ暑くなるのはなぜ?
結論から申し上げると、在宅ワークの部屋だけ暑くなる場合、窓から入る日射や屋外の熱が影響している可能性があります。
もちろん、暑さの原因は窓だけではありません。屋根や外壁の断熱性能、部屋の位置、換気、エアコンの能力、パソコンなどの機器から発生する熱も関係します。
ただ、窓は壁と比べて熱の影響を受けやすい場所です。特に夏は、窓からの日射が室内環境に大きく影響することがあります。
例えば、次のような仕事部屋は暑さを感じやすい傾向があります。
- 西向きで午後の強い日差しが入る
- 南向きで日射を受ける時間が長い
- 大きな窓のすぐ近くにデスクを置いている
- 窓の日よけが十分ではない
- 最上階や2階など、屋根からの熱の影響も受けやすい
- パソコンやモニターなど発熱する機器を長時間使用している
- 部屋が小さく、熱がこもりやすい
特に福岡の夏は暑く、日差しが強い日もあります。在宅ワークでは朝から夕方まで同じ部屋にいることも多いため、窓から入る熱の影響を長時間受け続けることになります。
「家全体が暑い」のではなく「仕事部屋だけ暑い」という場合は、家全体の大規模なリフォームを考える前に、まず仕事部屋の窓の向き、大きさ、日差しの入り方を確認してみてください。
エアコンをつけても窓際が暑い理由
在宅ワークでは、デスクを窓際に置いている方も多いと思います。自然光が入り、外も見えるため、仕事をする場所としては気持ちがよいですよね。
ところが夏になると、その窓際が暑さの原因になることがあります。
エアコンは室内の空気を冷やしてくれます。しかし、窓から強い日射が入り続けたり、屋外の熱の影響を受けたりすると、室温の数字だけではわからない暑さを感じる場合があります。
そのため、エアコンの設定温度を下げても、窓際では「なんとなく暑い」と感じることがあります。
ここで大切なのは、冷房を強くすることと、外から入ってくる熱を抑えることは別の対策だという点です。
仕事部屋の暑さを改善したい場合は、エアコンだけでなく「窓からどのように熱が入っているか」という視点を持つと、対策を考えやすくなります。
まずはお金をかけずに確認したい3つのポイント
窓リフォーム専門店だからといって、私はすぐに「内窓を付けましょう」とおすすめするわけではありません。
まずは、ご自身の仕事部屋で次の3点を確認してみてください。
1.何時ごろから暑くなるのか
午前中は快適なのに14時ごろから急に暑くなるのであれば、西日など日射の影響が考えられます。
一方、朝からずっと暑い場合は、窓だけではなく屋根や壁、部屋の位置、エアコンなど別の要因も含めて考えたほうがよい場合があります。
2.窓の近くだけ特に暑くないか
部屋の中央より、窓際のデスク周辺で暑さを強く感じる場合は、窓対策を検討する価値があります。
特に窓から強い日差しが入り、デスクや床まで照らされている場合は、まず日射対策を考えましょう。
3.カーテンを閉めると暑さが変わるか
日中にカーテンやブラインドを閉めたとき、暑さの感じ方が変わるか確認してみてください。
ただし、室内側のカーテンだけでは、日射による熱が窓を通過した後に対処することになります。窓の外側で日差しを遮るシェードなども、条件によっては有効です。
このように原因を切り分けてから対策を選ぶと、「せっかく工事したのに思っていた改善と違った」という失敗を防ぎやすくなります。
福岡市の在宅ワーク暑さ対策で内窓が選択肢になる理由
仕事部屋の窓から受ける熱の影響が大きい場合、窓リフォームの選択肢の一つが内窓(二重窓)です。
内窓は、現在ある窓の室内側にもう一つ窓を設置する方法です。LIXILでは「インプラス」という内窓があります。
既存窓と新しい内窓の間に空気層ができることで、窓の断熱性能を高め、外気の影響を室内へ伝わりにくくすることが期待できます。
夏の暑さ対策では、断熱性能だけでなく、ガラスの日射対策をどう考えるかも重要です。窓の方位や日当たりによって適した仕様は変わるため、「内窓なら何を付けても同じ」というわけではありません。
西日が強い部屋と北側の部屋では、窓に求める性能が異なる場合があります。仕事部屋の方位、日差し、現在のガラス、困っている時間帯を確認したうえで選ぶことが大切です。
内窓は「仕事に集中できる時間」を守るリフォームでもあります
窓の断熱というと、「省エネ性能」や「冷暖房効率」といった数字に目が向きがちです。
もちろん、それらも重要です。ただ私は、窓リフォームの価値は性能値だけではないと考えています。
在宅ワークをされる方にとっては、例えば次のような日常の変化に意味があります。
- 午後になるたびに暑さで席を移動するストレスを減らしたい
- オンライン会議中も落ち着いて仕事をしたい
- 冷房を必要以上に強くせず過ごしやすくしたい
- 窓際のデスクをもっと快適に使いたい
- 家族がいるリビングではなく、自分の仕事部屋で集中したい
住まいの断熱は、温度を整えるだけではなく、自分や家族が大切にしたい時間を守ることにもつながります。
エコマド工房が目指しているのは、窓そのものを販売することではありません。「断熱で日本を変える」という考えのもと、窓を改善することで、ご自宅で心地よく過ごせる時間を少しでも増やすことです。
在宅ワークなら防音面もメリットになる場合があります
内窓は断熱だけでなく、防音面でも効果が期待できます。
福岡市内では、交通量の多い道路、鉄道、近隣の生活音などが仕事中に気になる方もいらっしゃるでしょう。
既存窓の内側にもう一つ窓を設けることで、窓を通じて入ってくる音や、室内から外へ漏れる音を軽減できる場合があります。
例えば、オンライン会議の多い方や、静かな環境で資料作成をしたい方にとっては、断熱と防音を同時に検討できることも内窓の魅力です。
ただし、音は窓だけから伝わるわけではありません。壁、換気口、玄関など別の経路からも伝わるため、内窓を付ければすべての騒音がなくなるとは言えません。
どの音に困っているのかを確認したうえで対策を考えることが重要です。
内窓にはデメリットや注意点もあります
内窓には多くのメリットがありますが、良いところだけを見て決めることはおすすめしていません。
設置後に後悔しないため、次の点も確認してください。
- 窓を開けるときに既存窓と内窓の2回開閉する必要がある
- 掃除する窓が増える
- 設置するためのスペースが必要になる
- 窓の形状によっては、そのまま設置できない場合がある
- カーテンやブラインドとの位置関係を確認する必要がある
- 窓だけが暑さの原因ではない場合、内窓だけで悩みを解決できないことがある
特に在宅ワークの部屋では、デスクや家具を窓の近くに置いているケースがあります。内窓を設置すると窓まわりの使い勝手が変わる場合があるため、施工前に確認しておきましょう。
私が契約前に確認していただきたいのは、「内窓を付けられるか」だけではなく、「付けた後もその部屋を使いやすいか」という点です。
家中ではなく「仕事部屋から」始める考え方もあります
窓断熱というと、「せっかくなら家中すべての窓を工事したほうがよいのでは?」と思われるかもしれません。
もちろん、住宅全体の断熱性能を考えるのであれば、複数の窓を改善することには意味があります。
しかし、ご予算や現在の悩みによっては、無理にすべての窓を一度に工事するのではなく、生活上のストレスが大きい部屋から優先順位を付けるという考え方もあります。
例えば、平日の8時間を仕事部屋で過ごす方であれば、その部屋の快適性は毎日の生活に大きく関係します。
「一番暑い仕事部屋」「西日が強い部屋」「家族が長時間過ごすリビング」など、ご家庭によって優先すべき場所は違います。
補助金があるから工事する窓を増やすのではなく、まずは「どの部屋をどう快適にしたいのか」を整理することが大切です。
内窓工事は比較的短時間で行いやすい窓リフォームです
在宅ワーク中にリフォームをする場合、「工事で何日も仕事ができなくなるのでは?」と心配される方もいらっしゃいます。
内窓は、既存の窓を残したまま室内側へ新しい窓を設置するため、比較的短時間で施工しやすい工事です。
一般的には、窓の数や大きさ、現場条件などにもよりますが、1時間から半日程度で工事できるケースがあります。
ただし、窓枠の状態やふかし枠などの追加部材の有無、窓数、家具の移動などによって施工時間は変わります。実際の工事時間は現地確認後に確認するのが確実です。
2026年は福岡の窓リフォームで補助金を使える可能性があります
2026年度も、国による高断熱窓へのリフォーム支援制度が実施されています。
一定の性能要件などを満たす内窓設置、ガラス交換、外窓交換などは、補助対象となる場合があります。
福岡では、条件により最大100万円の補助金を活用できる可能性があります。
ただし、最大100万円がすべての方に支給されるという意味ではありません。実際の補助額は、工事方法、製品性能、窓の大きさ、窓数、制度条件などによって異なります。
補助金はとても有効な制度ですが、エコマド工房では「補助金をもらうために工事する」のではなく、「必要な工事の負担を軽減するために補助金を使う」という順番を大切にしています。
例えば仕事部屋の暑さだけに困っているのであれば、まずその部屋の窓を確認します。そのうえで必要な工事が補助対象になるのであれば、制度を上手に活用するという考え方です。
なお、補助制度には対象製品、工事内容、申請条件などがあります。また、予算に達し次第受付が終了します。実際に利用を検討する際は、最新の制度内容と個別の対象可否をご確認ください。
在宅ワークの暑さ対策で、私が確認してほしい5項目
福岡市で仕事部屋の窓リフォームを検討するなら、見積りを取る前に次の5項目を整理しておくと相談がスムーズです。
- 一番暑い時間帯は何時ごろか
- 窓の方位は東・西・南・北のどちらか
- 直射日光がデスクや床まで入っているか
- 暑さ以外に騒音・冬の寒さ・結露などの悩みがあるか
- その部屋で1日に何時間程度過ごすか
この情報があると、単に「内窓を付けたい」という相談ではなく、「午後の仕事時間を快適にしたい」という本来の目的から対策を考えやすくなります。
代表の塩田は24年以上、窓・建材・建物断熱の分野に携わってきました。その経験は、商品を一方的におすすめするためではなく、窓の種類や住まいの条件を整理し、できるだけ失敗のない選択をしていただくために使いたいと考えています。
仕事に集中できる「自分時間」を、窓から考えてみませんか
在宅ワークが一般的になり、自宅の一室で長い時間を過ごす方も増えました。
以前なら「少し暑い部屋」で済んでいた場所でも、毎日何時間も仕事をするようになると、その暑さは大きなストレスになります。
仕事部屋の暑さに悩んでいる場合、最初から大規模なリフォームを考える必要はありません。
まずは、いつ暑いのか、どこが暑いのか、窓からどの程度日差しが入っているのかを確認してみてください。
そのうえで窓からの熱の影響が大きいのであれば、内窓や日射対策などを比較して、ご自宅に合った方法を考えていきます。
窓リフォームで大切なのは、「高性能な窓を付けること」そのものではありません。
仕事に集中できること。休憩時間にはほっとできること。仕事が終わったら気持ちよく家族との時間へ戻れること。
そうした毎日の時間を快適にするために、断熱という方法があります。
福岡市で内窓・二重窓をご検討中の方へ
2026年度も国の補助金制度の継続が決定しました。
補助金の申請には登録事業者との契約が必要となり、予算に達し次第終了となります。
福岡では、条件により最大100万円の補助金を活用できる可能性があります。
この補助金を上手に活用し、2026年中に住まいの快適性を高めてみませんか。福岡で窓リフォームをご検討中の方は、ぜひエコマド工房へご相談ください。
「仕事部屋だけでも相談していいの?」という方も、もちろん大丈夫です。窓の写真などをもとに、ご自宅ではどのような対策が考えられるのか確認できます。
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