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2026-09-15

朝晩は涼しいのに昼は暑い?福岡市の窓断熱対策

遮熱 二重窓 補助金

みなさんこんにちは。LIXIL窓マイスター、福岡の窓リフォーム専門店「エコマド工房」の塩田です。

本日は、元LIXIL営業所長をしていた知識と経験から、福岡の窓リフォームで考えたい「朝晩は涼しいのに昼は暑い、9月の室温差に振り回されない家づくり」について、詳しく細部まで解説をさせていただきます。

最近ではLIXILの全国大会でセミナーもさせていただいています。是非最後までご覧いただければ幸いです。

9月になると、福岡市でも朝晩は少しずつ過ごしやすくなってきます。一方で、日中はまだ夏のような暑さを感じる日もあり、「朝は涼しかったのに、午後になるとリビングが暑い」「エアコンを切るタイミングが難しい」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この時期に意外と見落とされやすいのが、外気温だけではなく、窓から入る日射や建物に蓄えられた熱が室温に影響しているという点です。

窓の断熱や日射対策を考えることは、真夏や真冬だけの話ではありません。季節の変わり目に室温が安定しにくい住まいだからこそ、窓まわりを見直すことで、冷暖房だけに頼りすぎない暮らしにつながる可能性があります。

なぜ9月は「朝晩は涼しいのに昼は暑い」と感じるのか

9月の住まいで難しいのは、1日の中で快適な時間と暑い時間が混在することです。

朝、外に出て「今日は涼しいからエアコンはいらないかな」と思っていても、昼過ぎには室温が上がり、結局エアコンを使う。夕方になって外が涼しくなっても、室内には暑さが残っている。このような経験は珍しくありません。

その理由の一つが日射です。

太陽の光が窓から入ると、床や家具などが暖められます。特に日差しが入りやすい窓では、外気温だけを見ていると室内の暑さを説明できないことがあります。

また、屋根や外壁などが日中に受けた熱の影響で、夕方になっても室温が下がりにくい場合があります。

つまり、9月の暑さ対策では「外が何℃なのか」だけを見るのではなく、どの窓から、何時ごろ、どのくらい日差しが入っているのかを見ることが大切です。

福岡市では9月も窓の日射対策が大切です

福岡では夏の暑さ対策というと7月・8月をイメージしがちですが、9月になった途端に住まいへの日射の影響がなくなるわけではありません。

特に、日当たりのよいリビングや西日の入りやすい部屋では、午後から夕方にかけて暑さを感じやすくなります。

  • 午前中は快適なのに午後から急に暑くなる
  • 窓際に座ると室温以上に暑く感じる
  • 夕方になっても2階の部屋が暑い
  • 外は涼しくなっているのに室内の熱気が抜けにくい
  • 冷房を止めると、しばらくしてまた暑くなる

こうした場合、エアコンの性能だけを疑うのではなく、窓からの日射や住宅全体の断熱性も確認してみてください。

大切なのは、「暑いから、とにかく高性能な窓へ交換する」と決めることではありません。まずいつ・どの部屋が・どの方向から暑くなるのかを整理することが、失敗しにくい窓リフォームの第一歩です。

室温差を小さくするために「窓」を見直す理由

住宅の暑さや寒さは、窓だけで決まるものではありません。屋根、外壁、床、断熱材、換気、間取りなど、さまざまな要素が関係します。

その中でも窓は外部の影響を受けやすい場所です。

そのため、住まい全体を大規模に改修するのは難しくても、窓を改善することで室内環境を整えやすくなる場合があります。

私自身、窓・建材・建物断熱の分野に24年以上携わってきましたが、窓リフォームで大切なのは、単純に製品の性能値だけを比較することではないと考えています。

例えば、家族が長い時間を過ごすリビングが午後になると暑いのであれば、その窓を優先する。寝室が夜まで暑く、エアコンを長時間使用しているのであれば、寝室の窓を確認する。

「窓を何枚工事するか」ではなく、「家族のどの時間を快適にしたいか」から考えることが重要です。

内窓(二重窓)は季節の変わり目にも役立つ?

窓の断熱リフォームで代表的な方法の一つが、既存の窓の室内側にもう一つ窓を設置する内窓(二重窓)です。

LIXILでは「インプラス」という内窓があります。

既存窓と内窓の間に空気層ができることで、窓まわりの断熱性能向上が期待できます。夏の暑さだけではなく、これから迎える秋冬の寒さ対策にもつながるため、9月は住まいの断熱を見直すタイミングの一つともいえます。

内窓には、条件に応じて次のようなメリットが期待できます。

  • 断熱:窓から伝わる外気の影響を抑えやすくする
  • 暑さ対策:ガラスの仕様などを適切に選ぶことで日射の影響を抑えやすくする
  • 寒さ対策:冬場の窓際の冷えを軽減しやすくする
  • 結露軽減:室内側の窓表面が冷えにくくなり、結露軽減が期待できる
  • 防音:窓が二重になることで、屋外からの音や室内からの音漏れを軽減できる場合がある
  • 省エネ:冷暖房効率が改善し、エネルギー消費を抑えることにつながる可能性がある

施工も比較的短時間で行いやすく、窓数や大きさ、現場条件などによりますが、1時間程度から半日程度で施工できるケースがあります。

大規模な断熱リフォームは難しいけれど、「まず窓から改善したい」という方にとっては検討しやすい方法です。

ただし、内窓を付ければ暑さがすべて解決するわけではありません

ここは、窓リフォームを検討される方に必ず知っておいていただきたいポイントです。

内窓を設置すれば、どの家でも暑さが完全になくなるわけではありません。

例えば、強い日射が原因の場合には、断熱性能だけではなくガラスの仕様や日射を遮る方法も重要になります。

窓の外側で日差しを遮るシェードや外付け日よけなどが有効なケースもあります。反対に、冬の日射を室内に取り込みたい窓では、年間を通した暮らし方を考えて仕様を選ぶ必要があります。

また、内窓には注意点もあります。

  • 窓を開けるときに既存窓と内窓の2回操作が必要になる
  • 掃除する窓面が増える
  • 内窓を取り付けるためのスペースが必要
  • 窓の形状や周囲の納まりによって施工方法が変わる
  • 暑さの原因が屋根や壁などに大きくある場合、窓だけでは十分に改善できないことがある

こうした点まで確認したうえで、「それでも内窓が自宅の悩みに合っているか」を判断することが大切です。

9月だからこそ考えたい「暑さ」と「冬の寒さ」の両方

9月に窓リフォームを考えるメリットの一つは、夏の記憶がまだ残っているうちに、冬の寒さへの備えも考えられることです。

「今年の夏、この部屋が特に暑かった」

「午後になると西日でカーテンを閉めっぱなしだった」

「寝る時間になっても2階に熱が残っていた」

こうした記憶は、どの窓を優先して改善するかを考える重要な材料になります。

そして数か月後には、今度は窓際の冷えや結露が気になる季節がやってきます。

内窓による断熱は、夏だけ、冬だけの対策ではありません。年間を通して外部の温度の影響を受けにくい室内環境をつくることが目的です。

冷暖房を強くして室温を調整するだけではなく、そもそも外の暑さや寒さの影響を受けにくい家に近づける。これが断熱リフォームの基本的な考え方です。

室温差を減らすことは家族の暮らしやすさにもつながります

断熱性能を考えるとき、「電気代が安くなるか」だけに注目されることがあります。

もちろん、冷暖房効率が改善すれば省エネにつながる可能性があります。しかし、実際の光熱費は住宅の広さ、設備、設定温度、生活時間、電気料金などによって変わるため、一律にいくら削減できるとは言えません。

それ以上に私が大切だと考えているのが、家の中で家族が快適に過ごせる時間を増やすことです。

例えば、昼間に窓際が暑すぎて使いにくかったリビング。夜になっても暑さが残り、なかなか寝つきにくかった寝室。冬になると窓際が冷えて、朝カーテンを開けると結露している窓。

こうした毎日の小さなストレスを減らすことが、窓断熱の大きな価値だと考えています。

室内の温度環境を整えることは、高齢のご家族や小さなお子様を含め、家族が過ごしやすい住環境づくりにもつながります。ただし、窓リフォームによる健康上の効果を一律に保証できるものではありませんので、あくまで快適な温熱環境をつくるための住宅対策として考えることが大切です。

全部の窓を一度に工事する必要はありません

「断熱するなら家中の窓を全部工事しなければ意味がありませんか?」というご相談をいただくことがあります。

住宅全体の断熱性能という意味では、複数の窓を改善することにメリットがあります。しかし、予算や暮らし方によっては、無理にすべての窓を一度に工事する必要はありません。

私がおすすめしたいのは、まず悩みの大きい場所から優先順位を付ける考え方です。

  1. 家族が長時間過ごすリビング
  2. 日射の影響を強く受ける窓
  3. 夜まで暑さが残りやすい寝室
  4. 冬場に冷えや結露が気になる窓
  5. 道路などの騒音が気になる部屋

このように、「どこが一番困っているのか」から考えると、必要性の低い工事まで増やしてしまうことを避けやすくなります。

窓を売ることが目的ではなく、窓を改善することでご家族の暮らしをどう快適にできるのか。その順番で考えることが、エコマド工房の窓リフォームの基本です。

福岡で内窓リフォームを検討するときの確認ポイント

9月の室温差をきっかけに窓リフォームを考える場合、見積りを依頼する前に次の点を確認してみてください。

  • 暑い時間帯は何時ごろか
  • 特に暑い部屋はどこか
  • 日差しが直接入っているか
  • 窓の方角はどちらか
  • 夏だけでなく冬の寒さや結露も気になるか
  • 道路や近隣からの騒音にも困っているか
  • 窓の開閉頻度は高いか

これだけでも、どの対策を優先すべきか整理しやすくなります。

例えば、「午後の西日が一番困っている方」と「冬の朝の寒さと結露が一番困っている方」では、同じ内窓を検討するとしても、考えるべきガラス仕様や優先する窓が同じとは限りません。

専門店へ相談するときも、「内窓はいくらですか?」だけではなく、「この部屋を午後に過ごしやすくしたい」など、現在の困りごとを伝えることをおすすめします。

補助金は「工事をする理由」ではなく負担を軽くする手段です

窓の断熱リフォームでは、条件を満たすことで補助制度を活用できる場合があります。

福岡では、条件により最大100万円の補助金を活用できる可能性があります。

ただし、ここで注意していただきたいのは、補助金があるから工事をするのではなく、必要な工事の負担を軽減するために補助金を使うという順番です。

補助金には、対象住宅、対象製品、性能、工事内容、申請時期などの条件があります。また、予算に達し次第終了する制度もあります。

「補助額が大きいから」という理由だけで必要性の低い窓まで工事するのではなく、まずご自宅の暑さ・寒さ・結露・防音などの悩みを整理し、その改善に必要な工事が補助対象になるのであれば、制度を上手に活用するという考え方がおすすめです。

見積りを比較するときも、補助金の上限額だけではなく、工事総額・補助対象となる金額・最終的な自己負担額を確認してください。

9月の室温差は「家の断熱」を考えるきっかけになります

朝晩が涼しくなると、「もう夏は終わったから暑さ対策は来年でいい」と考えたくなるかもしれません。

しかし、朝は快適なのに昼になると室温が上がる、外は涼しいのに室内だけ暑いという現象は、ご自宅の熱の入り方や逃げ方を知るヒントになります。

まずは晴れた日に、ご自宅の中を少し観察してみてください。

午後2時、3時、4時ごろに、どの部屋が暑いでしょうか。窓際に立ったときに強い熱を感じないでしょうか。カーテンを閉めないと過ごしにくい場所はないでしょうか。

その情報が、窓を改善するべきなのか、日射対策を優先するべきなのか、あるいは窓以外も含めて断熱を考えるべきなのかを判断する材料になります。

エコマド工房が目指しているのは「断熱で日本を変える」ことです。

大げさな工事をするという意味ではありません。一軒一軒の住まいで、夏は暑く冬は寒いことを当たり前にせず、できるところから住環境を改善していく。その積み重ねによって、ご家族が自宅で快適に過ごせる時間を増やしていきたいと考えています。

福岡市で窓リフォームをご検討中の方へ

2026年度も国の補助金制度の継続が決定しました。
補助金の申請には登録事業者との契約が必要となり、予算に達し次第終了となります。

福岡では、条件により最大100万円の補助金を活用できる可能性があります。

この補助金を上手に活用し、2026年中に住まいの快適性を高めてみませんか。福岡で窓リフォームをご検討中の方は、ぜひエコマド工房へご相談ください。

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