断熱えこまどブログ

2024-09-19

先進的窓リノベ2024事業 早わかりガイド

先進的窓リノベ2024事業

みなさん、こんにちは。
福岡市東区の断熱リフォーム会社 エコマド工房の塩田です!


昨日LIXILさんの補助金セミナーに参加しましたので、先進的窓リノベ事業をご存じない方向けに丁寧にご説明させていただきます。

このブログを見れば、一通り補助金について理解できるようにしていますので、窓や玄関ドアの断熱リフォームを検討されている方は必見です。


既に先進的窓リノベ事業2023をご存じの方には、知っている内容が多いと思います。

先進的窓リノベ事業2023と2024の違いを手早く知りたい方は、12月8日の記事をご覧ください。


先日このホームページの新着情報で3つの速報記事をアップしました。

まだご覧になっていない方は、こちらを先にご覧ください。


11/15 『速報!!住宅省エネ2024キャンペーンスタート!』


12/6 予算総額4,215憶円『住宅省エネ2024キャンペーン』発表!


12/8 『超速報!!先進的窓リノベ事業2024スタート!!』




先進的窓リノベ事業の『玄関ドア補助金』『勝手口ドア補助金』については下記の記事をご覧ください。

LIXILとYKKの玄関ドア比較・勝手口ドア比較も掲載しています。


先進的窓リノベ2024事業の玄関ドア補助金について詳しく知りたい方は、コチラのブログを参照!!


先進的窓リノベ2024事業の勝手口ドア補助金について詳しく知りたい方は、コチラのブログをチェック!!






内窓(二重窓)設置とガラス交換の補助額

先進的窓リノベ2024事業 ガラス交換 内窓設置

今回の補助金では、内窓設置の補助額が減額になっています。

ただし、見ていただいたらわかる通り、エコマド工房でお薦めしているSグレードでは大68,000円・中46,000円・小29,000円と非常に高額な補助金額が出ます。

マンションや戸建て住宅でも内付サッシの場合に”ふかし枠”を使用する事がありますが、それでも40~50%の補助金額を受けれるのではないでしょうか。

結論としては、2024年も先進的窓リノベ事業を使った二重窓設置は、非常にお得であると言えます。


ガラス交換に関しては、基本的にエコマド工房としてはお薦めしていません。

理由ですが、断熱はバランスよくする事で効果を発揮します。ガラスだけを交換して数値上は性能が上がっても、冷たいアルミ部分とのバランスが悪いです。

実際の室温とは別に”体感温度”というものがあって、アルミ部分からの輻射熱で、この”体感温度”が全く改善しなければもったいないですよね。


ガラス交換をお薦め出来るのは、既にサッシの内観が樹脂のハイブリッド(アルミ樹脂複合)サッシだけです。

例えば、LIXILのシンフォニーやサーモス、YKKのエピソードなどです。

間違ってもアルミサッシに高性能ガラスを入れる事だけは避けてくださいね。

外窓交換(カバー工法)と外窓交換(はつり工法)の補助額


先進的窓リノベ2024事業 外窓交換 カバー工法 はつり工法

内窓(二重窓)設置とは逆に、外窓交換(カバー工法)では補助額が増額になっています。

残念ながら、外窓交換(はつり工法)は減額です。


個人的にはこの改定は非常に良いなと思っています。

カバー工法には、LIXILリプラスやYKKマドリモがありますが、内窓(二重窓)設置と比べ補助率が非常に低く設定されていました。

これは高額な製品代もさることながら、工事代が高額になる事が補助率の低さに影響しているのだと思います。

その為これまではお客様にご提案しても、「やっぱり高いからカバー工法ではなくて、内窓設置でお願いします。」と言われる事が多くありました。


今回は、外窓交換(カバー工法)が大きく補助額増額されていますので、積極的にご提案できるようになります。


内窓設置と外窓交換の メリット・デメリット


先進的窓リノベ2024事業 メリット デメリット

内窓設置と外窓交換のカバー工法・はつり工法は、どんなメリットとデメリットがあるのか。

実はご存じない方も多くおられますので、ご選定の参考になればと表にまとめさせていただきました。


1.断熱性能

いずれも同じSグレードの補助対象商品であれば、断熱性能は1.5W/m²・K以下で同等の性能になります。(多少の性能差はあります)


2.結露性能

いずれも優秀な性能を有しています。ただし結露は、室内湿度・換気・窓の表面温度で決まりますので、完全に防ぐことは出来ません。

それでも、十分に実感できるほど改善は期待できます。


3.防音効果

防音効果では内窓設置に軍配が上がります。これはガラスが3枚になる事で遮音効果が高まり、窓が2重になる事で気密がしっかり取れる事が影響しています。


4.施工時間

圧倒的に内窓の施工性が良く、短時間で終わります。

先進的窓リノベ事業2023で一軒全ての窓へ内窓設置をさせていただきましたが、1日で完成しました。

外窓のカバー工法でも、一軒全ての窓交換が2~3日で終わりますし、壁を壊さないので毎日戸締りも出来ますから大きな差ではありません。

外窓はつり工法は日数が長いだけでなく、防犯面や解体の粉塵対策も必要になりますので、より大規模な工事になるという覚悟が必要です。


5.開閉手間

外窓交換をした方が、開閉は楽です。これまでと同じように使うことが出来ます。

内窓(二重窓)設置の場合は、和室の障子のように2回開ける必要があります。これが内窓設置、唯一の弱点と言っても過言ではありません。


6.(外窓の)戸車と建付け

内窓設置の場合は、外窓そのままですので改善しません。鍵のかかりが悪い、戸車にガタがあるという場合は、相応の修理が必要になります。

外窓カバー工法や外窓はつり工法では、新築同様のサッシに変わります。


7.価格

内窓設置が一番安く工事可能です。

外窓交換カバー工法は、今回補助金が増額されましたが、工事価格では内窓を1とするとカバー工法は2.5~3倍といった金額になります。

外窓交換はつり工法は、カバー工法とほぼ同額(もしくは少し高い)になりますので、長い工事期間を考えるとあまりメリットがありません。

エコマド工房では窓のサイズ変更や特殊窓をリフォームをする場合のみ、外窓交換はつり工法を採用しています。


以上、メリット・デメリットでした。

どれも一長一短ありますので、予算や使い勝手を加味し、部屋に適した工法を組み合わせて考えてみてください。

玄関ドア、勝手口ドア用内窓が追加に

先進的窓リノベ2024事業 玄関ドア追加

先進的窓リノベ2024事業では、玄関ドアと勝手口ドア用内窓設置が補助の対象に加わっています。

玄関ドアは、LIXILではリシェント高断熱仕様がSグレード対象、K2仕様は採光なしの1デザインとリシェントアパートドアの1部デザインがAグレード対象となります。

詳しくは下の資料をご覧ください。

先進的窓リノベ2024事業 リシェント対象商品一覧

リシェント対象品

先進的窓リノベ2024事業 リシェント対象デザイン一覧

リシェント対象デザイン


先進的窓リノベ2024事業の玄関ドア補助金について詳しく知りたい方は、コチラのブログを参照!!


先進的窓リノベ2024事業の勝手口ドア補助金について詳しく知りたい方は、コチラのブログをチェック!!




『こどもエコすまい支援事業』の後継補助金である『子育てエコホーム支援事業』では建物の断熱工事に対しても、断熱材の施工面積や施工後の性能毎に段階的な補助金が受けられます。 更に、水廻りの節電・節水機器にも補助金が使えます。


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エコマド工房は福岡市東区で省エネにつながる断熱リフォームや高断熱住宅を提案しています。
福岡市で窓リフォームや断熱リフォームをご検討されている方は、一度ご相談ください。 必ず出会えて良かったと思えるご提案をさせていただきます。


壁断熱・床断熱・天井断熱と合わせて、窓断熱や玄関ドア断熱もご対応いたします。
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