断熱えこまどブログ

2024-05-24

遮熱と断熱の違いって何?

日差しが差し込む部屋

みなさん、こんにちは。
福岡市博多区の断熱リフォーム会社 エコマド工房の塩田です。


だんだんと暖かい季節になってきましたが、あと少しで本格的な暑さが到来するかと思います。
それもそのはず、近年夏では猛暑が続き、どの家庭でも「遮熱」に対して気にかけているように感じるからです。


エアコンや冷房の使い方にも気を遣う時代なので、この「遮熱」というキーワードはとても重要なポイントになるでしょう。



しかし、そもそも「遮熱」というものがどんなものなのでしょうか?
そして「遮熱」にはどれくらいの効果があるのでしょうか?


そういうわけで今回は、「遮熱」について違いや効果など、解説していこうと思います。





◆目次
①そもそも遮熱って何?
②遮熱と断熱の違いって何?
 ↪︎「遮熱」とは?
 ↪︎「断熱」とは?
③遮熱の効果ってどれくらいあるの?
 ↪︎2~3度も下がる
 ↪︎電気代の削減
 ↪︎建物の劣化を防ぐ
 ↪︎遮熱なら遮熱リフォームがおすすめ!
④4種類の遮熱をご紹介
⑤遮熱をするなら窓!



①そもそも遮熱って何?

「遮熱」とは?

★「遮熱」
「遮熱」とは光を反射させて(遮って)、温度の上昇を防ぐことです。


漢字からも想像できますが、一般的にはリフォーム用語です。


例えば、カーテンやブラインドは日光を放射させるので、室内温度の上昇を防ぐことができるのです。



しかし、忘れてはいけないのは、日光がその遮断物に当たり続けて上昇した熱が、室内に放射されると、室内の温度は上昇します。
遮断物は熱をかなり持ってしまうのです。


細かくいうと、壁や窓の外から壁内の断熱材に移る前にシャットアウトするような感じです。

②遮熱と断熱の違いって何?

一方で、「断熱」とは何なのでしょうか?


★「断熱」
部屋の内部から外へ熱エネルギー(冷暖房)を漏らさないようにすることを指します。


そのため、断熱性能を高めると、伝導や放射(輻射)が遮断され、対流を起こさないようにできます。そうすることで、適温に調節された室温を維持できるというメリットがあります。