断熱えこまどブログ

2024-07-16

Low-E複層ガラスってなんで断熱性能が高くなるの?

TW_Low-E複層ガラスグリーン(高遮熱仕様) - Original File

みなさん、こんにちは。
福岡市東区の断熱リフォーム会社 エコマド工房の塩田です!


今日はLow-E複層ガラスの性能についてお話ししますね。

まずはLow-Eの意味ですが、「Low Emissivity」の略で、日本語では「低放熱」や「低輻射」を意味します。その名の通り、Low-Eガラスは熱の放出を抑える特徴を持つため、エネルギー効率の良い住宅やビルの窓として使用されます。その構造は非常に精巧で、ガラス面に極薄の金属や金属酸化物のコーティングが施されています。これが外からの太陽光の熱を遮断しつつ、室内の熱を逃がさない高性能なメカニズムを生み出します。


最近新築では当たり前に使われるようになり、補助金対応の窓リフォームでも重要な要素となっているのがLow-E複層ガラスです。

どんな構造でなぜ性能が高くなるのか、ご紹介していきます。


一般複層ガラスと基本的な構造は同じなのですが、違いはガラスの内側に特殊金属皮膜がコーティングされているという点です。

このLow-E金属膜が夏の日差しをカットしてくれたり、冬の室内からの暖かさ(遠赤外線)を室外に逃げないようにしてくれます。





Low-Eガラスの構造


Low-Eガラス

複層ガラスは単板ガラスを2枚重ね、ガラスの間に乾燥材入りのスペーサーを設け空気層を作っています。

スペーサーの外は湿気が入らないように、ブチルゴムで封着された構造になっています。

ブチルゴムの性能の関係で、内部結露のメーカー保証は10年が一般的です。

※内部結露とはガラスとガラスの間に結露する状態ですので、室内の結露とは違う点にご注意ください。


Low-Eガラスの種類:高遮熱タイプ、断熱タイプ、クリアタイプ


Low-Eガラス

Low-Eガラスには大きく分けて3つの種類が存在します。「高遮熱タイプ」「断熱タイプ」そして「クリアタイプ」です。


まず「高遮熱タイプ」は強力な日射遮断性能を持っています。これは特に夏季に直射日光からの高温を防ぎ、室内の冷房効果を損なわないためのものです。つまり、エアコンの効率を高め、省エネルギーに大いに寄与します。


次に「断熱タイプ」は高遮熱タイプよりも遮熱性能はやや劣りますが、一方で可視光線の透過率が高いため、自然光をより多く取り込むことができます。これにより、日中の照明費用を抑えることが可能となります。


最後に「クリアタイプ」は、日射熱を部屋に取り込む機能を持ち、特に冬季に暖房効果を上げることを目指しています。自然光を最大限に活用しながら、冬季の室温維持に貢献します。


これらの違いは窓が取り付けられる方角や季節、地域の気候により選択します。例えば、強い日射が入る南面の窓には高遮熱タイプを、冬季に暖かさを取り込むための北面の窓にはクリアタイプを選ぶと良いでしょう。また、自然光を取り込みつつ一定の遮熱効果を求める場合は遮熱タイプが適しています。


窓の方向とLow-Eガラスの選択


Low-Eガラス 方角

窓の向きによって適したLow-Eガラスのタイプは変わります。これは日射の量や角度によるもので、具体的な条件によって適したガラスの種類を選択することで、より効率的な熱管理を実現できます。


まず、北向きの窓は夏のみ強い西日を受けやすいため、断熱性能のある「断熱タイプ」または「高遮熱タイプ」が適しています。これにより、日射による室内の温度上昇を抑制することができます。


次に東西向きの窓も同様に、特に春や秋には日射が直接窓に当たりやすいため、「高遮熱タイプ」が最適です。これらの方向の窓に遮熱性能の高いガラスを使用することで、一日を通しての室温管理が容易になります。


一方、南向きの窓は「クリアタイプ」が推奨されます。これは、窓が真南を向いている場合に限ります。真南を向いた窓からは、冬季に多くの日射熱を取り込むことができ、室内の暖房効果を高めます。「クリアタイプ」の使用は、自然光を最大限に利用しつつ、冬季の室温維持に貢献します。


これらの選択は建物の使用目的や、それぞれの部屋の使用時間帯なども考慮するとより効果的です。


まとめ:窓選びは建物のエネルギー効率に大きく影響します


以上、低放熱ガラスとして知られるLow-Eガラスについて解説してきました。窓選びは単なるデザインや見た目だけでなく、エネルギー効率、快適性にも大きく影響します。Low-Eガラスはその特性を理解し、適切に選択することで、あなたの住まいやビルをより快適でエコな空間に変えることが可能です。最後に、あなたの建物がどの方向を向いていても、あなたのニーズに最適なガラスを選ぶために、私たち窓の専門家にご相談ください。


キッチンやバスルームのリノベーションと一緒に、窓やガラスの断熱リフォームも一緒に実施したいですね。



エコマド工房は福岡市東区で省エネにつながる断熱リフォームや高断熱住宅を提案しています。
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